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北海道のライダーに春の到来を伝える「北海道モーターサイクルショウ」

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2024年3月9日(土)〜10日(日)、札幌市白石区のアクセスサッポロで「北海道モーターサイクルショウ2024」が開催されました。最新モデルのバイク、アクセサリー、そしてモーターサイクルカルチャーの魅力が一堂に集結。北海道のライダーに春の到来を感じさせるイベントです。

目次

北海道に春を伝えるバイクイベント

北海道モーターサイクルショウ(以下:モーターサイクルショウ)は、北海道二輪商業協同組合が主催しており、馴染みのショップに立ち寄ったような気さくな雰囲気です。

会場となる「アクセスサッポロ」は、屋内大展示場の面積約5,000平方メートルを誇る北海道最大のコンベンション・センターで、これまでも数々の商業用展示会や、自動車関係のイベントに利用されています。モーターサイクルショウにはバイクシーズンを待ちわびる人たちが大勢詰めかけていました。なんと雪の中をバイクでやってくるツワモノもいました!

モーターサイクルショウの成り立ち

バイクブームの頃、バイクショップが数多くオープンしました。それぞれがライバルであり、横の繋がりはほとんどありませんでした。当時はメーカー中心のイベントが開催されていましたが、ブームが過ぎ去るとイベントも少なくなり、業界全体が冷え込んでいきます。

この状況に店主たちは「このままでいいのか?」と考え始めます。バイクショップは小規模経営が多く、単体でイベントを開催する体力はありません。次第に仲のよいショップが集まってイベントを開催し始め、徐々に規模が大きくなり、2001年3月に第1回「北海道モーターサイクルショウ」が開催されました。今では北海道のライダーにとって春の風物詩。「モーターサイクルショウ2024」の楽しみ方をご紹介します。

触れて!跨って!バイクを身近に!

モーターサイクルショウは、北海道二輪車商業協同組合という業界団体が主催しています。今年は全64社が出展しました。展示品の99%が売り物。二輪「SHOW」よりも「商」の要素が強いイベントです。ほとんどのバイクが触れたり跨ることができるので、気になったバイクの大きさを実感したり、足つきを確認することができます。

スタッフ・フェイバリットバイク

カワサキ プラザ札幌中央でカワサキコンシェルジュを務める嶋田優芽さんは、「MEGURO K3」が一番のお気に入り。W800とは異なるエンブレムや、美しいエンジン形状など、すべてに魅かれているそうです。

ホンダドリーム小樽店長の金ヶ﨑貴義さんは「CBR600RR」が今一番気になるバイクだと言います。マフラーがリアシートの下を通るレイアウトであり、左右のバランスが最高。「コンパクトで軽量なボディや、扱いきれるパワー、なによりこれ以上のクラスになると高価すぎる」というのが理由だそう。リーズナブルと言っても100万円越え!キビシー!

YSP 八戸の三浦えみさんのお気に入りは「MT-03」です。軽快な走りとアグレッシブなスタイリング、車重も軽く、パステルダークグレーのボディカラーに不思議な色合いのホイールも最高と絶賛しています。もちろん三浦さんの愛車であることは言うまでもありません。

番外編

スナダオート(北斗市)の砂田 彰さんは、元モトクロスライダーであり、現在はプロライダーのメカニックも務めています。フリースタイルモトクロス(FMX)の世界大会であるX-Fightersでは、佐藤英吾選手や東野貴行選手をサポートしました。イベントも主催しており、「今年か来年にはFMXのイベントを開催したい」と言っていました。

レアな外車を紹介

国内4メーカーや、ドゥカティ、BMW、ハーレーダビットソンなど、お馴染みの海外メーカーだけでなく、見かけることが少ない外車も展示しています。

イギリスの「ロイヤルエンフィールド」は、世界最古のオートバイメーカーで、エンジンは350ccと650ccのみ。伝統的なブリティッシュスタイル(ヤマハのSRのようなタイプ)や、いわゆるアメリカンと呼ばれるクルーザータイプ、アドベンチャーなど、日本人好みなバイクを展開しています。

街中ではめったに見かけない「マットモーターサイクルズ」は、イギリスの高名なビルダーが手がけるブランドです。2019年に日本に上陸。レトロスクランブラースタイルの125㏄と250㏄を多数ラインナップしています。絶対的なパワーよりも、ファッション性を求める人にはピッタリです。

これぞお祭り!何でもありなカオスな世界

バイクショップが主催のイベントらしく、中古車の販売も行われています。ヤマハ・TRX850やホンダ・NSR250R、Z650”ザッパー”など、珍しい旧車が販売されていました。

「北海道ホンダドリーム会」のブースには、2023年EWC世界耐久選手権参戦車両を展示していました。未来的コスチュームのコンパニオンもコンセプトマシンの展示もないモーターサイクルショウの中で、このブースはとても華やかです。

バイク関係すべてが揃う

「バイクに関するものはすべて揃う」というくらい、ヘルメットやウェア、小物などの用品も充実しています。イベント限定大特価のお得な品が多く、これを目当てに来るお客さんが多いです。

免許がない人には自動車教習所、お金が足りない人には信販会社、バイクを仕事にしたい人には陸上自衛隊(偵察隊)のブースもあるなど、まさに至れり尽くせり。東京や大阪、名古屋のモーターサイクルショーとは一線を画する「北海道モーターサイクルショウ」は来年も開催予定です。ローカルなイベントを思い切り楽しんでください。

北海道モーターサイクルショウ
前売券:800円
当日券:1000円
大学生以下入場無料

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