寒さ対策が万全であれば、冬のツーリングは何倍も楽しくなる。電熱ウエアの進化によって快適さが格段に向上している昨今、モバイルバッテリーや車体USBから給電できるモデルや、さらにライディング専用設計の本格派まで選択肢は豊富になっている。今年の冬こそ存分に走りを楽しみたいライダーに向けて、編集部が厳選した注目の電熱アイテム3選を紹介する。
1.【KOMINE】EK-317 12V WP ストレッチE-ミドルインナーウェアー
動きやすさバツグン! 伸縮自在の電熱インナー


車載12Vバッテリーから直接給電することで、素早い発熱を実現したミドルインナー。防風性にすぐれる素材と高いストレッチ性を兼ね備えているため、ライディング時の姿勢変化にも然にフィットしてくれる。温度調整は3段階。LOWは約38℃まで、MIDは約44℃まで、HIGHは約54℃まで対応している。


肌触りがよく伸縮性にすぐれた生地を採用し、降車後も違和感なく着続けられるデザインのため、ツーリングから日常まで幅広く活躍してくれる。
2.【HeatMaster(ヒートマスター】5Vヒートインナーベスト
市販モバイルバッテリーを使うならコレ!


市販のモバイルバッテリーを電源とする軽量な電熱インナーベスト。両胸と背中に小型ヒーターパネルを備え、最小限の電力で効率的に防寒効果を発揮する。ボディサイドには伸縮性リブを採用し、体格を問わずフィット感を確保している。


薄型設計でアウターの下に着ても着ぶくれせず、ライディングや時の動きやすさを損なわない。温度は三段階で調節できる。10,000mAhのモバイルバッテリーを使った場合、強で約4時間、中で約8時間、弱で約13時間の連続使用が可能(※)だ。
(※計算上の目安。バッテリー性能や状態、使用状況により異なる)


3.【NANKAI(南海部品)】Heat Assist System 3D電熱ジャケット/ベスト USBタイプ
USB接続でお手軽に使える電熱インナー


南海部品が展開する電熱ウエアで、袖のあるジャケットタイプと、袖のないベストタイプの2ラインナップとなっている。立体裁断によるフィット感と薄手設計により、アウターの下に着ても動きを妨げない。ジャケットは両肩・両胸・背中の5か所にヒーターを内蔵し、ベストは両胸と背中の3か所を温める。


市販モバイルバッテリーや車体USBから給電可能で、3段階の温度調節に対応する。USB延長コードも付属し、走行中から休憩時まで幅広く活用できる。デザイン性と実用性を兼ね備え、冬季ツーリングを快適にする電熱ウエアだ。







