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トライアンフのスポーツモデルで楽しくサーキットスキルUP「TRIUMPH RIDING ACADEMY」

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TRIUMPH RIDING ACADEMY 2022 in 茂原ツインサーキット

目次

◇◇TRIUMPH RIDING ACADEMYとは?

9月10日の土曜日、千葉県茂原市の茂原ツインサーキットでトライアンフモーターサイクルズジャパンの公式ライディングスクール「TRIUMPH RIDING ACADEMY 2022」が開催された。

TRIUMPH RIDING ACADEMYは、トライアンフのスポーツモデル(ロードスポーツ系、SPEEDTWIN系、THRUXTON RS)のオーナーを対象に、自分のバイクをサーキットに持ち込んでスポーツライディングのスキル向上を目指すライディングスクールだ。サーキット走行を堪能できるだけでなく、講師から直接アドバイスを受けることで自分の乗っているバイクの特性を深く理解したり、日ごろ感じている疑問も解消できるなど、安心かつ安全なライディングテクニックを学ぶこともできるのも魅力。今回は抽選で4名の方にレンタルバイクでの参加もOKだった。

◇◇午前中はブリーフィング

参加者11名のうち約半数がサーキット走行初体験とあって、午前中はサーキット走行のルールとマナー、サーキット走行の基本を学習。フラッグの種類やコースイン&アウトの仕方、コースのライン取りなどをレクチャー。

さらにサーキットのコーナリングフォームの基本であるハングオフの練習を行った。まずはバイクをスタンドに固定して①加速からスロットルオフ、②コーナリングの準備、③ブレーキング、④シフトダウン、⑤腰をずらしてステップインの五段階活用を習得。実際にやってみると、こんなに腰をずらすのか! と驚く参加者が多かった。

次は実際にコースに繰り出して、先ほど学んだ五段階活用を使って加速から減速、そしてコーナリングまでを繰り返し走行。繰り返し同じコーナーにアプローチすることで、ハングオフの基本を体に覚えさせていった。ここまでで午前中のカリキュラムが終了。一般的な公道走行を見据えたライディングスクールとは違い、スポーツ走行のスキルアップを目指す内容なので、初めて参加した方からは「内容が濃いですね」との声も挙がっていた。

◇◇午後は実際にコース走行

 昼食後の本コース走行は、2組に分かれて実施。各20分の走行を3セット行い、走行後には講師からレクチャーが行われた。実際に走ったすぐ後に疑問や改善点を講師からアドバイスを受けることで、次の走行でトライすることが出来るのもこのスクールの特徴。実際に参加者は、走行を重ねるごとにライディングがスムーズになり、めきめきと上達していく様が見て取れた。

 今回の走行では、最初の3周は講師が先導。4周目からはフリー走行となり、もっと早く走らせてみたいという方にとっても満足いく内容だった。もちろん先導付きを希望する方にはそのまま講師が付き、理想のライン取りをじっくり学ぶ機会もあった。

◇◇こんな人におススメ

 一般的にライディングスクールといえば、ライディングフォームやブレーキング、講師が先導するスラロームという印象をお持ちの方が多いだろう。しかし、TRIUMPH RIDING ACADEMYは、トライアンフのスポーツ性をもっと楽しみたいという方に向けたスポーツライディングをレクチャーしてくれるスクールだ。サーキットを走行するためレーシングスーツの着用が基本となるが、スポーツ派ライダーにとって貴重な体験となるはず。トライアンフのスポーツモデルオーナーで、もっと愛車の性能を引き出して走りたいという方はぜひ参加してほしい。今後の予定はトライアンフモーターサイクルズジャパンのHPか正規ディーラーまでお問い合わせを。

◇◇経験豊富な講師陣

ライディングアカデミー東京を主催するバイクジャーナリストのケニー佐川さんをメイン講師に迎え、テクニカルアドバイザーとしてバイクジャーナリストのノア・セレンさんとロードレースの経験も豊富な前田さんがサポート。

◇◇参加者インタビュー

SPEEDTWIN 1200RR リョウさん

初サーキットでしたが、バイクの性能が良いためか、結構楽しむことが出来ました。1200RRは見た目こそスパルタンですが、乗りやすくてサーキット走行に不安はありませんでした。1日が短く感じられるほど、もっと走ってみたいと思いました。

SPEEDTWIN 1200RR のりさん

サーキット走行は2回目ですがとても楽しめました。テクニカルコースなのでもう少し排気量が少ないほうがいいかと思っていましたが、実際に乗ってみると1200RRはこういったテクニカルコースにも合うことが分かりました。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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