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ネオクラシックバイクの大本命、Z900RSの推しパーツが勢揃い【東京モーターサイクルショー】

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【brand pickup】

Z1やZ2をはじめとする旧車のリプレイスパーツなどを広範囲にプロデュースするPMC(ピーエムシー)と、2020年に創立されたZ900RSを中心とする現行モデルのカスタムパーツブランドとなるARCHI(アーキ)と、「すべてのライダーに感動を」をコンセプトとするタイで生まれたサスペンションメーカーのYSS(ワイエスエス)。淡路島を本拠地とする株式会社ピーエムシーの東京モーターサイクルショー2023ブースは、これら3ブランドを巧みに分離あるいは融合して、カワサキ色濃いめで展開されていた。Z900RSのカスタムショーモデルには、開発中あるいは市販間もないARCHI製パーツも多数。YSSやPMCの最新情報とあわせて、注目のアイテムを紹介しよう!

目次

25周年のPMC、新勢力のARCHI、人気上昇中のYSS

淡路島を拠点とする株式会社ピーエムシーは、PMCブランドでカワサキZ1/Z2をはじめとする旧車のリプレイスパーツを幅広く展開。2023年2月には創立35周年の節目を迎えた。とくにZ1/Z2に関しては、燃料タンクを含む外装類からエンジンの内部パーツまで、膨大なリプレイスパーツを開発してきた実績を持ち、オーナーにとってはとにかく頼れる存在だ。

そんな株式会社ピーエムシーが、現行モデルのカスタムパーツブランドとして2020年に設立したのがARCHI。現在、カワサキのZ900RSおよびニンジャZX-25Rに適合する製品が展開されており、とくにZ900RS用は、カワサキ空冷Z系のパーツ開発で培った知識と技術を生かしながら、高品質なアイテムが多数ラインアップされている。

そしてYSSは、「Your Supreme Suspension(=あなたにとって最高のサスペンション)」の頭文字を取って、1983年にタイランドで設立されたサスペンションブランド。2005年、北欧のメジャーメーカーから招聘した技術者によって飛躍的な技術革新を遂げ、2008年には株式会社ピーエムシーと日本での代理店契約を締結して、「YSS JAPAN」が発足した。

ARCHIのZ900RS用新作パーツが多数登場!

株式会社ピーエムシーの東京モーターサイクルショー2023ブースで、展示の“主役”となっていたのはカワサキ・Z900RS。2台のストリートカスタムモデルと、昨春に開催されたテイスト・オブ・ツクバのストリートファイタークラスで見事に優勝したレーサーがブースに飾られ、ARCHIブランドで展開されるさまざまなカスタムパーツと、YSSのサスペンションやステアリングダンパーも展示された。Z900RSは、発売以来昨年まで5年連続で大型二輪クラスの新車販売台数トップに輝いた怪物。当然、ショーの来場者にもオーナーあるいは興味を持っている人は多く、ARCHIカスタムパーツも大きな注目を集めた。

ここではまず、ARCHIパーツをふんだんに使用して製作された2台のカスタムZ900RS、「レッドジュエル」と「ブルーサテライト」を紹介しよう。どちらの車両も、レトロなルックスで公道走行可能なマフラーに注目だ!

1970年代空冷Zの雰囲気に!
SHOW MODEL
カワサキ・Z900RS【レッドジュエル】

大人気の「ロングテールカウル」、1970年代の定番だった直管タイプのスチール製マフラー、新開発されたエンジンまわりのアルフィンカバーなどで、往年の空冷Zが持っていた雰囲気を再現。Z900RSは2023年型より新たな排ガス規制となったが、「427ショート管マフラー(~24万2000円)」からも新規規制に適合するモデルが追加された。42.7㎜径のエキパイをベースに6ピースのパイプで構成されるド迫力かつレトロなスタイルのショート管だが、政府認証タイプなので公道走行および車検取得もOKだ!

ARCHI 427 ショート管マフラー(2023~)
価格●24万2000円(政府認証メッキ仕様の場合)

1980年代スーパーバイクレーサーを意識!
SHOW MODEL
カワサキ・Z900RS【ブルーサテライト】

大口径の「スラッシュメガホンマフラー(~24万2000円)」や、ヘッドライトカウルの「ギルズカウル(白ゲル49500円)」およびアンダーカウルの「FRPチンスポイラー(黒ゲル4万6200円)」を取り入れて、1980年代前半の米国AMAスーパーバイクレーサーを思わせるルックスに。こちらの新作マフラーは、エンド部を3次元加工で斜めにカット。リヤビューを美しく保つため、パンチングが施された筒のさらに内側に、バッフルを溶接する構造を採用する。2022年型以前に適合する仕様もある。

ARCHI スラッシュメガホンマフラー(2023~)
価格●24万2000円(2023年型用政府認証タイプの場合)

まだまだあるZ900RS用のARCHI新作アイテム

東京モーターサイクルショーで発見したZ900RS用の新作パーツは、マフラーばかりではない。ここでは、発売予定の開発品も含めて、そのいくつかを紹介しよう!

“魅せる”効果も抜群のステダンステー!
アッパーステアリングダンパーキット

これまでYSSには、装着ステーをステム下部のフロントフォークにクランプするタイプのステアリングダンパーを発売してきたが、新たにZ900RS専用でハンドルポスト部と燃料タンク前方部で固定する製品を開発。「レッドジュエル」に搭載されているシンプルバージョンは市販化が決定されているが、より装飾にこだわりARCHIロゴもあしらったゴージャスステー仕様も、発売を検討しているとのことだ。いずれにせよ“魅せるステダン”として人気を集めそうだ。

価格●未定

燃料タンクを美しく飾る!
ビレット・ハニカムタンクキャップリング

緻密なハニカムデザインを等間隔に削り込み、さらに中央後方にはARCHIロゴをさりげなくあしらったタンクキャップリング。全周にわたり高低差を加えた造形が織りなす立体的な美しさは、ライダーの視界に入りやすい燃料タンク上部に華やかな雰囲気を与える。市販版のカラーバリエーションはシルバー、ブラック、ゴールドの3種類だが、ARCHIは今回のショーで、透明感のある漆黒を帯びたメタル基調の漆黒メッキ仕上げを、これまで設定のないタンクキャップリングなどの製品にも参考的に使用して、ショーモデルに装着していた。

価格●1万7600円

ドレスアップにも最適
フロントアクスルガード

アクスルガード本体、ロゴプレート、ベース部の3ピース構造により、片側ずつ取り付けできるイージーフィットを実現。放射状に広がる形状の本体は、接触部を大きくしたことで転倒時により広い範囲で衝撃を受け止め、アクスルシャフト周辺のダメージを軽減する。ロゴプレートで装着ボルトを隠す構造となるため、今までにはない洗練されたフロントビューを演出。カラーバリエーションも豊富で、アクスルガード本体&ベース部がシルバー、ブラック、ゴールドの3色、ロゴプレートもシルバー、ブラック、ゴールドの3色から選べ、組み合わせにより9タイプからチョイスできる。

価格●1万8700円

こちらもピーエムシーブースの注目展示!

YSSがオフロードカテゴリーの活動拡大!

YSSは、これまでもオンロードレースからオフロード、スクーターまで幅広い分野で活動を続けてきたが、今後はエンデューロレースなど参加型オフロードレースの分野でもより積極的に活動予定。今季はJNCCに参戦するビバーク大阪のKLX230Rをサポートしている。この車両は、しなやかさやコシを与えるPDバルブを用いた「フロントフォークアップグレードキット(3万7400円)」と、伸圧減衰力を30段階に細かく調整できる「MX366(9万2400円)」リアモノショックをセットしている。今後、YSSがオフロード専用に開発したサスペンションを積極的にアピールしてで、さらに幅広い活動を狙うようだ。

空冷Z用のモノコックスイングアームが新型に

PMCからは、空冷Zシリーズに対応する「モノコックスイングアーム」が新登場。同様の製品はこれまでも販売されていたが、制作を行っていた協力工場での生産ができなくなったことから、三重県亀山市のギルドデザインとのコラボレーションにより、新型へと生まれ変わった。メインパイプには、アルミ系では最高レベルとなる7N01材の目の字断面角パイプ(35×70mm)を使用。優れた剛性と軽さを両立している。サスペンションマウント部を、スタンダード以外に+20/30/50mmから選択できる。

リーズナブルなインジェクションオーバーカバー

ワンポイントながら簡単に外装のイメージを変更できる、Z900RS用の「ARCHI インジェクションオーバーカバー(7700円)」が新登場。純正インジェクションカバーの形状を綿密にトレースして成型されているため、リベットで固定されている純正インジェクションカバーを外さずに、上からそのまま被せて簡単に装着できる。材質は対候性に優れたAES樹脂で、黒い素材色のまま未塗装。好みのカラーリングに塗装するのも容易だ。

価格●7700円


※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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