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1984年に登場、2002年に復活?! 激烈チョロバイ伝説 ステージ1

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タカラ(現タカラトミー)が発売していた「チョロバイ」を知っていますか? チョロQのバイク版で、デフォルメされたフォルムに精巧なディテールが施されていました。ライダーなら思わず大人買いしたくなる逸品ですが、残念ながら現在は発売終了しています。「そんなオモチャがあったのか!」「買えなくてもいいから見てみたい!」という方々のリクエストにお応えして、マイコレクションを公開します!

目次

チョロQのモデルとして1984年に発売

チョロバイは、1984年にチョロQの派生モデルとして発売されました。チョロQが車体を後ろに引くと走り出すブルバック方式だったのに対し、チョロバイはフロントタイヤを押し込んで中央のタイヤを地面に付けてボディを後ろに引くという複雑な手順が必要でした。安定性が低く倒れたり、スタンドなどのパーツが細く壊れにくいなどの問題もあり、しばらくして販売中止されました。

18年ぶりにチョロバイ復活

二度と発売されることはないと誰もが思っていましたが、2002年に18年の時を超えて初期モデルが復刻版として発売。第1弾と第2弾に分けて新商品もリリースされました。さらにはラジコンで動く「RCチョロバイ」も発売。定番商品になることが期待されましたが、あっという間に姿を消し、再び長い眠りについたのです。

チョロバイは新旧合わせて40台近く販売されているので、数回に分けて紹介します。第1弾は初期モデル4台をピックアップしました。

スズキ・GSX-750S

栄えある最初の一台は「スズキ・GSX-750Sカタナ」です。大方の人は「カタナと言えばGSX-1100Sだろ?」と思うでしょう。チョロバイ初期モデルが発売されたのは1984年。まだ逆輸入は一般的ではありませんでした。ドメスティックモデルであるGSX-750Sカタナが製品化されたのは必然と言えます。

見ての通り、エンジンやサスペンション、デカールまで細かく再現されています。「おっ、耕運機ハンドルと呼ばれたアップハンドルまで再現されてる!」と思った人は勘違い。構造上どれもこんな感じです。

スズキ・RG 250Γ

「スズキ・RG 250Γ」は、ほぼ競技用モデルと紙一重のスペックで登場。レーサーレプリカブームは、RG 250Γの登場により引き起こされたと言っても過言ではありません。実車の発売は1983年。ホンダやヤマハがMVX250Fや、RZ250Rにパンツのようなビキニカウルを装着していた時代に、レーシングマシーンさながらのハーフカウルを纏っていました。

最大出力45馬力で、ライバルのホンダ・MVX250F(40馬力)や、ヤマハ・RZ250R(43馬力)を最初から凌駕。カタナと共にスズキの一時代を築いた名車です。個人的には学生時代の友人の愛車で、オイルをまき散らすのでツーリングの時は後ろを走ってもらいました。

ホンダ・VT250F

「ホンダ・VT250F」は、初代と2代目合わせてシリーズ通算で軽二輪車初の販売累計10万台を達成しました。しかしチヤホヤされたのは3代目まで。以降は鳴かず飛ばず。1988年にカウルを脱ぎ去り、車名を「VT250 SPADA」に改め、裸一貫からスタート。しかし「夢よもう一度」とはなりませんでした。

1991年には車名を「XELVIS」に変更。しかし変わり果てた姿に「あんた誰?」という状態に!1998年に「VTR」という昔の名前で再デビューしましたが、排ガス規制に対応できず、2017年にその歴史に幕を下ろしました。このチョロバイは、1982年に発売された2代目(MC08型)です。ビキニカウルからフルカウルに変わり、「インテグラ」のペットネームが与えられました。「かっこインテグラ」でおなじみの四輪のインテグラは1985年の発売なので、こちらが最初です。

ヤマハ・RZ250R

「ヤマハ・RZ250R」の先代モデルのRZ250は、元祖2ストロークスポーツモデルの先駆者であり、ヤマハを代表する名車であり、今も伝説のバイクとして語り継がれています。RZ250Rは伝説のバイクにパンツ…いやビキニカウルを被り…いや装着したモデルです。

いまでこそカッコよく見えるビキニカウルですが、フルカウル解禁間近な当時は、古臭い飾りのように見えました。RZ250(ネイキッド)→RZ250R(ビキニカウル)→RZ250RR(ハーフカウル)→RZ250Rカウル(ネイキッド)と遍歴を繰り返すなど、カウルを付けたり外したり迷走していました。

次回に続く!

今回、記事を書くにあたり、タカラトミーにチョロバイが発売された経緯や、今後の予定などを質問しましたが、「現在発売している商品以外は解答」とのことです。今後も独自の見解でチョロバイを紹介します。「続く」ということで宜しくお願いいたします。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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