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青い海と岬をバイクで満喫 東北ツーリング絶景ルート5選

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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今年も夏到来。夏といえばやっぱり「海」でしょう!
広がる大海原、迫力満点の断崖、美しい砂浜。そんな絶景を見ながら、爽やかな海風に吹かれながら、夏のひとときを過ごしてみませんか?

今回は、そんな美しい景観を見られる「海岸」を、『ツーリングマップル東北』掲載エリアから、5箇所紹介します。早速見ていきましょう!

※2025年8月6日
マップを修正しました

著・賀曽利 隆
Route!掲載日:2025年8月6日

目次

▶東北 5 selections◀

1.尻屋崎(しりやざき)
2.龍飛崎(たっぴざき)
3.とどヶ崎
4.入道崎(にゅうどうざき)
5.福島県の浜通りの岬

1.尻屋崎/青森県

尻屋崎は、「斧」そっくりの形をした「下北半島」の東北端の岬。本州の東北端で、東北太平洋岸最北の岬でもある。ここで放牧されている骨太の馬は「寒立馬(かんだちめ)」。尻屋崎のシンボルだ。厳しい自然の中で育っているので抜群の生命力。

そして、尻屋崎の灯台は日本に数ある灯台の中でも一番絵になる、とぼくは思っているが、その近くには「本州最涯の地」碑が立っている。ここはまさに最涯の地。水平線上には北海道の山影が霞んで見える。その一番右は「恵山岬」になる。

ツーリングマップル➡東北 P.103 N-4

尻屋崎入口のゲートを通過
尻屋崎の海は青い!
尻屋崎の灯台。絵になる風景
尻屋埼灯台は登れる灯台
尻屋崎のシンボル、寒立馬を見る

2.龍飛崎/青森

「龍飛崎」は津軽半島最北端の岬。国道339号で岬下の「龍飛」の集落に入っていくと、その先で、台地上に登っていく階段になる。日本で唯一の階段国道だ。車で台地上に行く場合は、集落の手前の自動車道を登っていく。

ぼくが初めて龍飛崎にやって来たのは1978年。その時の龍飛崎は袋小路で、来た道を戻るしかなかった。国道339号が全線開通し、日本海側の小泊に抜けられるようになったのは1982年のことだ。岬の突端に立つと、海上自衛隊のレーダー基地越しに北海道がよく見える。龍飛崎は昔も今も北方警備の要衝の地だ。

ツーリングマップル➡東北 P.103 N-4

龍飛崎下の龍飛漁港から眺める帯島
龍飛崎の『津軽海峡冬景色』の歌碑
龍飛崎には日本で唯一の階段国道がある!
龍飛崎の灯台
龍飛崎から見る北海道

3.とどヶ崎/岩手県

「とどヶ崎」は本州最東端の岬。カキやホタテの養殖が盛んな山田湾から入っていく重茂半島(おもえはんとう)は、海に近いとは思えないほど山が深く険しい。そんな重茂半島の姉吉漁港から「とどヶ崎」までは、4キロほどの山道を歩く。

岬突端の東北一のノッポ灯台にたどり着いた時は感動もの。すぐ近くの岩場には「本州最東端碑」が建っている。目の前には島影ひとつなく、太平洋が果てしなく広がっている。姉吉の漁師さんに聞くと、かつてはこの岬にトドがやってきたという。

ツーリングマップル➡東北 P.70 H-6

姉吉漁港。とどヶ崎への道はここから始まる
とどヶ崎への山道
とどヶ崎の灯台に到達。高さ34m
とどヶ崎の「本州最東端碑」
カソリ、とどヶ崎に立つ!

4.入道崎/秋田県

入道崎は北緯40度線上の岬。男鹿半島北端の岬で、周辺は広々とした園地だ。ここは秋田県内でも有数の観光地で土産物店やレストランが並ぶ。白黒2色の灯台に登ると岬周辺の海岸線を一望できて、眼下には水島を見下ろす。

岬近くに畠漁港があるが、ここは冬のハタハタ漁で知られている。魚醤油の「しょっつる」はハタハタからつくるが、漁師さんは「昔はどの家でもしょっつるをつくっていたよ。それが今では醤油を買っている」と話してくれた。

ツーリングマップル➡東北 P.70 I-2

なまはげのお出迎え。男鹿半島の門前地区にて
男鹿半島西岸の快走路
なまはげラインから男鹿三山(真山・本山・毛無山)を見る
北緯40度線の入道崎に到達!
入道崎の食事処「なまはげ御殿」の「海鮮なまはげ丼」

5.福島県の浜通りの岬/福島県

福島県の浜通りは、「岬めぐり」には最適のエリア。東北太平洋岸最南の鵜ノ子岬(うのこみさき)から北へ、竜宮岬、三崎、竜ヶ崎、合磯岬(かっそみさき)、塩屋崎、富神崎、殿上崎、天神岬、鵜ノ尾岬と岬がつづく。

岬と漁港はセットになっているが、その代表は三崎と小名浜港。三崎公園にはマリンタワーが立っている。岬には灯台もつきものだが、塩屋崎の灯台には登れる。灯台の上からの眺めは絶景だ。ここには美空ひばりの歌碑が建っているが、新たに美空ひばり像もできた。

東北太平洋岸最南の鵜ノ子岬(ツーリングマップル東北 P.5<関東甲信越 P.84> F-6)
竜宮岬(ツーリングマップル東北 P.5<関東甲信越 P.84> G-4)は浜通り随一の絶景岬
三崎の潮見台(ツーリングマップル東北 P.5<関東甲信越 P.84> J-3)からの眺め
豊間漁港から見る塩屋埼灯台(ツーリングマップル東北 P.5<関東甲信越 P.84> L-2)
木戸川河口の天神岬展望台(ツーリングマップル東北 P.10<関東甲信越 P.92> M-1)からの大展望

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この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。

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