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爽快な海沿いツーリングで夏を満喫! 中部北陸エリア海岸ベスト5

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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今年も夏到来。夏といえばやっぱり「海」でしょう! 広がる大海原、迫力満点の断崖、美しい砂浜。そんな絶景を見ながら、爽やかな海風に吹かれながら、夏のひとときを過ごしてみませんか? 今回は、そんな美しい景観を見られる「海岸」を、『ツーリングマップル中部北陸』掲載エリアから、5箇所紹介します。早速見ていきましょう!

著・内田一成
Route!掲載日:2025年8月11日

目次

▶中部北陸 5 selections◀

1.敦賀半島
2.竹島
3.奥能登
4.中田島砂丘
5.渥美半島

1.北陸のハワイ「水島」を遠望する南国的海岸、敦賀半島/福井県

若狭湾に突き出た敦賀半島は、変化に富んだその海岸風景が魅力。国の名勝にも指定されている気比の松原(ツーリングマップル中部北陸 P.47<関西 P.77>K-2)は、白い砂浜と緑豊かな松林が約1.5kmにわたって広がり、日本画そのままの風景です。

半島西側の水晶浜(ツーリングマップル中部北陸 P.81<関西 P.57>I-7)や丹生白浜(にゅうしらはま)(ツーリングマップル中部北陸 P.47<関西 P.77>I-1)は、白い砂の海岸と若狭湾ならではの見事なコントラストが見られます。そして、半島突端近く、沖に浮かぶ水島は「北陸のハワイ」とも称されるトロピカルな景色を見せてくれます。

白い砂と青い海のコントラストが美しい丹生白浜
緑豊かな松林が約1.5kmに渡って続く気比の松原
「北陸のハワイ」と称される水島遠望。海水浴期間中は「色が浜」から渡船が運航される

2.神秘の島「竹島」の海岸をぐるりと一周/愛知県

愛知県蒲郡市の三河湾に浮かぶ竹島は、長さ約387mの橋で陸と結ばれた神秘的な小島。島全体が国の天然記念物に指定されており、5つの神社が鎮座する神聖な場所として知られています。

島の周囲を遊歩道で巡ることができ、多様な植物や奇岩など、手つかずの自然を間近で観察できます。干潮時には橋に沿った砂州ができ、降りることもできます。酷暑の中でも涼しい潮風を感じながら散策すれば、日常を忘れさせる非日常の体験が待っています。

ツーリングマップル➡中部北陸 P.19(関西 P.49) I-7

竹島へは手前の広い駐車場にバイクを止めて橋で渡る
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀る八百富神社(やおとみじんじゃ)。いわゆる弁天様
干潮時にできる砂州は三河湾ならではの風景

3.ダイナミックな自然の営みを感じさせる海岸線、奥能登/石川県

「能登半島」の海岸線は、日本海の荒々しさと里山の穏やかさが織りなす、変化に富んだ景観が魅力ですが、とくに奥能登の外浦は、切り立った断崖や奇岩が続くダイナミックな風景が広がり、日本海の力強さを感じさせます。

2024年の能登半島地震で著しい海岸の隆起や断崖の崩落があって景観はだいぶ変わってしまいましたが、そうした地震活動も含めて長い年月の自然の営みが作り上げてきた風景だと思えば、それと対峙したときに、ごくあたりまえに畏敬の念が浮かぶはずです。

※掲載画像はすべて能登半島地震、発生以前のものです

能登半島突端の禄剛崎(ろっっこうさき)へ向かってリアス式海岸のダイナミックな風景を駆け上がる
海と空の紺青に白亜が映える禄剛埼灯台(ツーリングマップル中部北陸 P.98 K-1)
「軍艦島」の愛称で親しまれた見附島(ツーリングマップル中部北陸 P.98 I-4)
この優美な姿も地震で失われてしまった

4.ウミガメも産卵する広大な砂丘「中田島砂丘」/静岡県

静岡県浜松市の太平洋岸に広がる中田島砂丘は、東西約4kmにわたる広大な砂丘。昔、BAJA1000参戦前に合宿して朝から晩までTT600を走らせた個人的な思い出もある場所ですが、今は、アカウミガメの貴重な産卵地でもあり、車両の乗り入れは禁止されています。

遠州灘からの強い風が作り出す美しい風紋は、自然のアートとして訪れる人々を魅了します。遮るもののない水平線に沈む雄大な夕日や、初日の出の絶景スポットとしても人気です。

ツーリングマップル➡中部北陸 P.12(関東甲信越 P.1) L-5

東西約4kmにわたって広大な砂丘が続く
中田島砂丘から竜洋方面にかけて、海岸へのアプローチや並行してダートが楽しめる

5.南国ムード満点、渥美半島の太平洋ロングビーチ/愛知県

愛知県の渥美半島は北岸を三河湾に接し、南岸を太平洋側に接して、全く異なる海岸風景を構成しています。南岸は遠州灘からの荒波が打ち寄せ、長い年月をかけて形成されたダイナミックな断崖絶壁や、波の浸食によって生まれた奇岩・洞窟が点在します。

とくに、大自然の神秘を感じさせる日出の石門(ツーリングマップル中部北陸 P.11<関西 P.39> D-7)は圧巻です。この海岸にヤシの実が黒潮に乗って流れ着いたという話を柳田国男から聞いた島崎藤村が、詠んだ詩がもとになった「椰子の実」の雰囲気そのままに、南国を感じさせる風景です。

高台から太平洋ビーチを望む。まさに南国の海岸風景
大自然の神秘を感じさせる日出の石門。「椰子の実」の句碑が近くにある
サーファーのメッカでもある渥美半島太平洋ロングビーチ

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この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。

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