「ツーリングマップルは毎年取材しているんですか?」と良く聞かれますが、はい、その通りです。今年も取材担当者が担当エリアで実走取材を行いました。取材中には、言葉を失った絶景、ほっぺたがぽろぽろ落ちた絶品グルメ、思いがけない人や物事との邂逅などなど今年もいろいろありました。
というわけで、取材中に印象に残った出来事をお届けします。今回は中国・四国担当の博田さんの「印象に残った事ベスト3」です。
著・博田 巌
Route!掲載日:2025年12月15日
▶中国・四国 three memories◀

◆水辺・海辺で見た素敵な景観(新柏島大橋/惣津展望台/にこ渕/池川大橋/雨竜の滝(中津渓谷)
◆「道の駅」のベーカリー(道の駅 なかやま/道の駅 キララ多伎/道の駅 サザンセトとうわ/道の駅 内子フレッシュパークからり/道の駅 ソレーネ周南)
◆最高の天気に恵まれた角島での表紙撮影

夏の暑さを忘れるほど奇麗だった「水」の景色【新柏島大橋/惣津海岸/にこ渕/池川大橋/雨竜の滝(中津渓谷)】
暑い暑い時期の実走取材でしたが、こんなにも海や川の風景が綺麗だっただろうか、と思う風景に出会うことが多かったです。その中から、とくに印象に残った風景を紹介します。

美しい海の風景に出会った時に、「あっ柏島だ」と思うことが多いほど、印象に残る「柏島」[ツーリングマップル中国・四国 P.97 A-4]の澄んだ海の景色を久しぶりに見ることができました。以前にも増して、澄んだ海面の範囲が広がっている印象で、とても幸せな気分になりました

島根半島を巡る「県道37号」は少しずつ改良が進んで、走りやすくなりました。高台から日本海と独特の海岸線を見下ろせる場所も多くなっています。「惣津海岸(そうづかいがん)」を見下ろす「惣津展望台」[ツーリングマップル中国・四国 P.1 K-4]から少し西の橋の上から素敵な風景が広がっていました

以前はロープの張られた急斜面の階段を下りて向かった、秘境感たっぷりの神秘的な滝壺「にこ渕」[ツーリングマップル中国・四国 P.77 C-6]。あらたに遊歩道が整備されて訪れやすくなりました。協力金100円必要ですので小銭をお忘れなく

走行中に目に入った澄んだ水面の風景に思わずUターンして写真を撮った池川大橋からの仁淀川の支流、土居川の景色。クリスタルカヤックがとても涼しげでした

澄んだ水の流れる美しい渓谷と竜神七福神巡りを楽しめる1.3㎞程の遊歩道の奥に現れる中津渓谷のシンボル「雨竜の滝」[ツーリングマップル中国・四国 P.83 H-4]。水量の豊富な迫力満点の落差20m滝の風景を堪能できました
「美味しさ」を堪能した「道の駅」のベーカリー
2026年度版から、誌面のツーリングアイコンに、新たに加わる「ベーカリー」。そのため、今年の取材ではベーカリー(パン屋)巡りを、と走り出したのですが、どちらかというと自分はごはん派…なので、こんなにも沢山のパン屋さん・ベーカリーがあるのかと驚かされました。
取材対象を、うまく絞り込まないとまとまらないかもと考えて、思いついたのが道の駅にあるベーカリー(パン屋)。あちこちの駅にあって、食べ歩きを楽しみました。地元の特産品を使ったパンも多く、価格も良心的でありがたいですね。その中から、とくに印象に残ったものを紹介します。


道の駅のパン屋さん・ベーカリー巡りのきっかけとなったのが「道の駅 なかやま」[ツーリングマップル中国・四国 P.75 G-7]の「パン工房モンタナ」。 モーニングを食べそこなって、ちょっぴり小腹がすいた時に立ち寄ったのがここ。こんな所に、パン屋さんがあったのね、と入ってみると美味しそうなパンが沢山。また、道の駅の営業時間外の、朝早くから営業しているパン屋さんも多いのでモーニングを兼ねて訪ねるのも面白そうだなとも良い気づきにもなりました

「道の駅 キララ多伎」[ツーリングマップル中国・四国 P.6 E-6]内の「キララベーカリー」。特産の「いちじく」を使ったパンに、美しい砂浜が広がるきららビーチを眺めるイートインスペースが魅力。ドリンクメニューも有、7:30からの営業も嬉しい

表紙撮影時に立ち寄った「道の駅 サザンセトとうわ」[ツーリングマップル中国・四国 P.67 J-7]内のベーグル専門店ma-lu(マール)。ベーグルってどんな感じなのか興味津々でしたが、まとめ買いのお客さんが多くてビックリ。裏メニュー的な、「ベーグルサンド」を美味しく頂きました

「道の駅 内子フレッシュパークからり」[ツーリングマップル中国・四国 P.82 F-4]内の「からりパン工房」。以前から気になっていた「内子豚もろみ焼きバーガー」を念願の実食。トマトがのった「焼きカレーパン」に、直売所で見つけた「じゃばらサイダー」も美味しかったですね

ベーカリーではないですが、「道の駅 ソレーネ周南」[ツーリングマップル中国・四国 P.66 B-2]のビストロ鹿野農場の「はみ出るハムサンド」。 こちらも、以前から気になっていたのですが、表紙撮影の休憩時に実食
晴天の角島、最高のロケーションで表紙撮影
天気がぐずつき、当初の予定から日程を変更した今年の表紙撮影。九州での撮影から続けて、中国四国の撮影となった治武カメラマンお疲れさまでした。下関で九州沖縄の取材担当である坂口さんに見送られて、目指したのは表紙撮影では久しぶりに訪れる角島方面でした。

『ツーリングマップル九州沖縄』担当の坂口さんと治武カメラマン。30年来の素敵な仲間とツーリングマップル製作に関われるのは、嬉しいですね

この日は、今までこんな天気の良い日に表紙撮影を行ったことがあったかなと思ったほど、すっきりとした青い空と海の美しさが際立つ晴天に恵まれました。

お盆休み明けの平日という事で交通量も少なく、順調に撮影が進みました



さまざまなバリエーションの撮影ができて、初日だというのに、治武カメラマンから 「もう十分すぎるほど撮れたね」 と嬉しい言葉が出るほどでした。


撮影は順調に進んで、「☆幸せの海鮮丼☆ つのしま食堂」さんで楽しいランチです。デザートは9月のコラムで紹介した「角島プリン」でした


この後、さらに2日間撮影をして、表紙撮影は無事に終わりました。果たしてどの写真が選ばれるか楽しみですね
【追記】
2025年の取材では、同年の春、光の国に旅立たれた、北海道担当の小原さんのことを、ときどき思い出していました。 小原さんの、「ツーリングマップルへの愛情」を感じつつ、取材を楽しみながら、今後も「ツーリングマップル」に関わって行けたら、と思っています。 あらためて、小原さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
〜僕らは今、旅の途中〜 常に進化を遂げてきたライダーのバイブル
ライダーと共に創る地図「ツーリングマップル」は、ライダーの実走取材によるジャンルも内容も多種多様なコメント情報が特徴です。長きに渡り、旅人の信頼を得ています。文字サイズが大きくなったR版(リング版)は、開きやすく使いやすい仕様です。
また、スマホ用アプリ「Route!(ルート)」では、地図の継ぎ目なく表示や自位置確認、走行ログの記録が可能で、書籍とアプリを併用することで、旅の計画から現地での活用まで幅広く対応できます。メディアサイトでも、旅のノウハウやエッセイ、新しい道路・施設・製品のニュースや、編集部セレクトの動画などが閲覧できます。
この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。







