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積めば積むほど重くなる! バイクキャンプで学ぶ“コンパクト収納”の極意

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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デイトナウ!掲載日:2022年12月22日

目次

【カズ中西のもりまち安全運転研究所】3 キャンプツーリングで知るコンパクト積載の重要性

あれも持っていきたい、これも必要になるだろう…結果、荷物満載になりがちなキャンプツーリング。したがって道具を収めるバッグサイズも大きくなっていく傾向です。直火不可のキャンプ場やゴミを完全持ち帰りのキャンプ場を使う際は、荷物のパッキングがかなり難しくなります。道具は揃っているに越したことは無いですが、道中のツーリングも楽しみたいならば、いかに最低限かつコンパクトに荷物をまとめられるかが大切だと思います。

そのキャンプツーリングが、ソロなのか複数メンバーなのか。それによって、持っていくキャンプ用品が変わってきます。キャンプ場のルールや天気予報も見逃せない要素。道中もキャンプ場でも愉快な気分を満喫したいと思うのならば、先ずはキャンプシーンをイメージするところから始めます。例えば、焚火を眺めながらキャンプ飯も調理して…となれば、必要な道具の候補は見えてきます。今回のキャンプは仲間と焚火を囲んで酌み交わすことを目的としているので、そのシーンをイメージしてから道具を用意しました。

1. キャンプシーンをイメージする

ドタ参OKのキャンプでしたので、大型の焚火台が必要。食料や飲み物は現地に到着してから買い出しに出かけても良いし、分担して持参でも良いなとイメージできました。

キャンプのイメージができたら、必要な道具を用意します。あれもこれもと欲張りたくなりますが、バイクで移動→キャンプ道具を展開→撤収→バイクで移動という流れを考えれば、まとめやすさと片づけやすさが優先事項だと思います。また、宴の時間は夜になり、周囲に街灯などはないだろうと想定し、最小限の光源をリストアップしました。

2. 持っていく道具の選択

何はなくとも、これは必須なテント。ドームルームを用意しました。収納時のコンパクトぶりに驚きましたが、組み立ての時に完成形をイメージしやすいフレームデザインにも感心しました。あれなら間違えようがないです。グランドシートが付属していることもありがたい。

寝心地を大きく左右するマットは、コンパクトパッキングなインフレータブルマットを用意。袋から出すと自然に膨らんだので、あえてそのまま使用しました。

11月の末、しかもキャンプ場は道志村だから、夜は激寒必至だと想像し、NANGA®オーロラライト650DX ツーリングエディションを用意しました。快適使用温度は−4度、下限温度は−11度なので、快眠できるはずと確信。

シートバッグの底面にも使えるのが決め手となったフラットアルミテーブル520。夕方となって暗い状況でも組み立てやすいのも良い。

テーブルとセットで考え、コンパクトアウトドアチェアを用意しました。座り心地はモチロン、座った状態から立ちあがりやすい座面の高さも重要です。

今回は大型の焚火台が必須だったので、使用を見送ったツーリングフラットグリル189。ソロキャンなら、間違いなく持っていきたい用品です。サイズや使い勝手もさることながら、灰を処理する場面まで考えられていることが特筆。焚火の灰処理は、意外に大変だったりしますからね。

3. 荷崩れしないバッグチョイスと積み方

デイトナのキャンプ用品に加え、自前の食器やランタン、バーナー等を用意しました。並べてみると、かなりの量になると思うのですが、用品と共に用意したキャンプシートバッグが、想像以上に活躍しました。それは収納力だけでなく、車体への固定具合についても言えることで、キャンプツーリング時のバッグ選びは重要だなと改めて思い知らされた感です。シートバッグを含むキャンプ用品を積載するときのポイントは、持っていくものを可能な限りオールインワンパッキングできるバッグサイズ、途中で買い足した食料などを別収納しやすいバッグデザイン、トップヘビーにならない積み上げ方、カーブ区間などで車体が左右に傾いてもズレ動かない荷物の固定方法です。

使用したバッグは、DH-750C キャンプシートバッグ システム コンプリートセット(ポーチ付き)です。メイン室に用意したすべてのキャンプ用品を楽々収納できただけでなく、さらにレインウェアやタオルなども収納できるほどの空きスペースがありました。それでも、デカいなぁと思わせないバッグデザインに感心。外付けのポーチには、応急処置に使う工具類や途中で購入した酒と食料を入れました。バッグの上に載せているのは、沼津の友人から差し入れてもらったトロ箱。中には魚が入っています。バッグ本体と別にネット固定することで、撤収時のゴミ入れとしても活用しやすかったです。積載時のポイントは、可能な限り水平かつしっかり固定しやすいよう、リアシートとバッグの間にお風呂マットと木の板を挟んでいること。座面がしっかりするので、固定力が大幅にアップします。

道具と準備がイメージ通りだと、キャンプツーリングは想像以上に愉快なひと時となります。今回の用品で特に感心したのは、高さ調節可能で即時組み立て可能なテーブル。さりげないけど使い勝手が良い。NANGA®オーロラライト650DX ツーリングエディションも、噂以上に好印象。おかげで川のせせらぎが心地よく、しかしながら寒くない夜を過ごせました。

道具選びが上手くいくと、キャンプはこんなにも愉快になるのだなと嬉しくなっちゃいました。

このキャンプの様子は動画でもご覧いただけます。
https://webmagazine.daytona.co.jp/movie/30261

ライターProfile

KAZU中西
モーターサイクルジャーナリストを始め、イベントのMCやラジオDJなどマルチに活躍!

伊伝株式会社の広報担当であるとともに伊豆スカ事故ゼロ小隊の中隊長、静岡県二輪車安全運転推進クラブ伊豆地区会長など、積極的に交通安全推進活動を行っている。

デイトナの「今」がわかるウェブメディア

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モトメガネでは、オートバイに関する情報やライディングの豆知識、レース情報などを幅広く紹介しています。今回は、「デイトナ」のご協力のもと、「デイトナウ!」の記事をモトメガネにてご紹介しました。今後もさまざまなバイク関連の情報をお届けしてまいります!

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