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絶版マシン・プレミアムオフロードモデルWR250Rのシートをチェンジ!!

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トレールモデル激減の2007年にデビュー

1998年の排ガス規制により2ストロークモデルが軒並みなくなり、2006年の新たな排ガス規制ではさらに多くのモデルがなくなっていった。
この排出ガス規制が厳しくなる中で開発が進められていたのがWR250Rだ。
2006年の規制は排出ガスの規制値はもちろん騒音に対する規制もかなり高くなっていたため、開発にはかなり苦労したという。

そんな中でWR250Rは「オフロードにおけるYZF-R1」というコンセプトでデビューした。

アルミフレームにショートストロークで高回転型のエンジンを搭載。
高いオフロード性能を持ちつつ公道を走れるマシンなら他にも存在するが、
この性能でありながら普段使いできる耐久性を備えているのは唯一無比

生産終了後も人気なのもうなずける。

この車両に惹かれ、今なお大切にしているオーナーは多い。
今回シートのカスタムを行なったいころさんもその一人。

よりアグレッシブな走りが楽しめ、見た目もレーシーなハイシートを作成した。

目次

レーサーのYZ250Fにあこがれて

モトクロッサーのYZ250F。タンクからシートまでフラットな作りなのは、ライディングの際に前後への移動がスムーズに行えるようにするため。

市販車の250ccクラスにあって本格的なオフロードマシンということで、大切に乗ってきたいころさん。
ただし、以前モトクロスレースで見た車両が忘れられなかったそうだ。

レースで見たYZ250Fがとても格好良かったんです。その中でも赤いシートを付けたマシンがひと際目立っていました。同じヤマハだったため、そのレーサーに憧れシートのカスタムをしました」。

インターネットでバイク用のシートを制作してくれるところを検索すると、バイクシート神戸のサイトを発見。
インターネットで購入した社外製ハイシートタイプウレタンと純正シートを一緒に送り、
ウレタン交換とシート生地の製作を同時に依頼した。

縫い合わせのないシームレス!

バイクシートというと縫い目があるのが一般的。ただし、そこから水が浸入しお尻が濡れてしまうことも……。
これを防ぐために、シート生地とウレタンとの間に防水シートを入れるのが定石となっている。

「鮮やかな赤のシートに、表側には縫い合わせの無いシームレスでの製作をお願いしました。
理由としては、縫い目がないほうが純粋にシートの色を楽しめますし、雨天でも水が浸入する心配がいらないですからね。

あとは、防水シートをウレタンに敷いて張替えるより、生地の下に何も敷かない方がウレタンがグリップしてズレにくくなると思ったためです」。

イメージ通りのレーシーな雰囲気

「青い車体に赤い生地はハイシートと相まって想像以上にインパクトが強く、以前見たモトクロスレーサーのイメージ通りでした。
薄くて硬い純正シートよりもかなり厚みがあって乗り心地も良くなり、とても気に入っています」。

シームレスなシート表皮は型を作ってから作成

シート表皮はその車両専用のモノが必要となるのだが、今回のようにハイシートでなおかつシームレスというと制作にも高い技術が必要となる。
これまでに様々なシートを制作してきたバイクシート神戸だからこそ、ハードに使われる場面が多いオフロードモデル用のワンオフシームレスシートが完成したのだ。

「WR250Rは公道走行できるオフロードマシンとしては高級モデルと言われるだけあって大切に乗られている様で、お預かりしたシートはどれも程度が良く奇麗でした。
今回はウレタンの入れ替えも同時に行って縫い目が無い仕様なので新たに型を作りましたが、お客様のご希望通りのシートが出来たと思います」。

これからバイクのハイシーズンを迎える。
楽しいバイクライフを送るためにも、依頼をするなら早いほうがいいだろう。
シートカスタムをするなら今の時期がうってつけだ。

バイクシート神戸

6万アイテムを超える国内最大量のシートカバーの型を保有し、最新モデルから絶版車、オフロードモデルやアメリカン、原付などあらゆるニーズに応えてくれるシートカバーの専門店
品質を重視し、裁断から縫製まで国内自社工場で生産している。ユーザーがDIYできるシートの張り替えやすさも特徴だ。
複雑な形状のシートや自分でシートの貼り替えをするのが不安な場合は、職人が最高のクオリティで張り替えを行なってくれる。
細かい部分変更にも対応してくれるので、自分だけのマシンを作りたいユーザーにもうってつけなのだ。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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