MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!世間的には生まれも育ちも北海道と思われているけど、実は宮城県出身の東北人だったりする男、さすライダーです。
なので実は北海道に加えて「東北のバイクツーリングコース」にもめっちゃ詳しかったりしますが(軽く自慢)やはり宮城県出身の僕としては「宮城県の道」をプッシュしたい次第です…ということで発表させていただきます!
今回は宮城県と山形県を跨ぐ東北を代表する絶景ワインディングロード、その名も「蔵王エコーライン・ハイライン」の実走レポートをお届けいたします。
蔵王エコーライン・ハイラインとは?
日本100名山に選出されている「蔵王連峰」を貫く絶景ワインディングロードが「蔵王エコーライン・ハイライン」です!
このうちエコーラインは宮城県は「遠刈田(とおがった)温泉」と、山形県は「蔵王温泉」を結ぶ「県道12号線の約26kmの区間」で、ハイラインはエコーラインから分岐する蔵王のシンボル的存在「オ・カ・マ(はぁと)」…じゃなくて「御釜(おかま)」へと続く有料道路です。
今も昔もバイク雑誌で東北エリアの特集が組まれると、ほぼ確実に登場する「東北を代表する名道」で、関東エリアならビーナスライン、関西エリアなら高野龍神スカイラインクラスの超メジャーな存在となっております(東北人としてエッヘン)
実走レポート:遠刈田温泉〜蔵王ハイライン分岐点
さて、ここからはいよいよ実走レポートをお届けしますが、今回は僕の生まれ故郷の宮城県から山形県へと抜けるルートとなっております。
ってことで、宮城県側のスタート地点となるのが「遠刈田温泉」ですが、ここはお世辞抜きでめちゃくちゃいい温泉なんですが…さすがに初っ端から温泉で寛いだら走る気がなくなるので…せめて「蔵王手打ちそば 新楽」で腹ごしらえをして行きましょう(あぁ温泉に入りたい…)
ここは歯応え抜群の「自家製十割そば」が人気のそば屋で、名物メニューはその見た目だけで「絶対に美味いやつ」と確信できる「鴨そば」です!
鴨そばの美味しさと「やっぱり温泉に入りたい…」という感情に別れを告げて…いよいよひたすら続く絶景ワインディングロード「蔵王エコーライン」のスタートです!
走りはじめは中高速コーナーが続く快走路が続きますが、途中から一気に標高を上げるヘアピンカーブの連続区間へと突入するので…愛車との走りを存分に楽しむことができます!
ちなみに毎年10月頃になると「蔵王の紅葉シーズン」に突入するので、走りながら目の覚めるような紅葉を楽しめる「ドライブスルー紅葉」という無双状態になります(週末の渋滞は要注意)
そして「いやぁ〜!蔵王エコーラインまじ最高ぉ〜!」っと叫びたくなる頃に「蔵王ハイライン」との分岐点が登場します。
実走レポート:蔵王ハイライン〜御釜
蔵王ハイラインとはエコーラインから分岐する有料道路で、蔵王のシンボル的存在「御釜」への唯一のアクセスルートです。
ちなみに全長約2.5kmと短いながらも「つづら折れの天空の道」といった感じで、エコーラインと同じくバイクで走る価値は十分にあります!
なお、蔵王ハイラインのバイクの通行料は390円となっていますが、125cc以下のバイクは通行不可となっているので要注意です(エコーラインは125cc以下も走行可能)
そして、ここまで何度かその特徴的な名前が登場している「御釜」とは、蔵王連峰の中の「刈田岳・熊野岳・五色岳」の3峰に跨る円型の火口湖のことで「釜状」になっているので「御釜」と名付けられています(めっちゃ単純な理由・汗)
…とりあえず一見の価値はある場所なので、少なくても初めてエコーラインを走るならハイラインも走って「オ・カ・マ」…じゃなくて、御釜を見に行くことをおすすめします(駐車場、トイレ、レストハウスあり)
実走レポート:御釜〜蔵王温泉(ゴール)
蔵王のシンボルをマジマジと鑑賞したあとは、再びハイラインを走ってエコーラインに合流します(ハイラインはピストン運用)
すると程なくして山形県にINしますが、ここからゴールの蔵王温泉までもひたすら楽しいワインディングが続きます!
特に「蔵王刈田リフト乗り場」付近は山形県側の最大のハイライトで、こちらも天空感が凄まじく圧巻です!
そのまましばらく天空感溢れる道を走っていると、徐々に「下界感」が出てくるので、そんな時にゴールの蔵王温泉へと続く県道53号線との分岐点が登場します。
あとはそれを蔵王温泉に向かって走れば、最初から最後までアドレナリン全開の蔵王エコーラインも遂に終点となります。。。
はい!温泉大好きライダーの皆様、大変お待たせいたしました!スタートの遠刈田温泉で感じた「温泉入りたいフラグ」をここで盛大に回収しましょう!
なんせここで蔵王エコーラインは終了なので、あとは好きなだけ温泉に浸かってもいいんです。
ってことで、個人的に蔵王温泉で最もおすすめの温泉は、その名も「蔵王温泉大露天風呂」で、川沿いのワイルドで広い極上の露天風呂を味わうことができます(入浴料1,000円)
ちなみに蔵王温泉は強酸性の硫黄泉で、肌や血管の若返りと殺菌・美肌効果のある「美人づくりの湯」と言われるほど高い美容効果があるので、特に女性ライダーと僕のように女子力の高いライダーは絶対に入らないといけませんので宜しくお願い致します。
…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪