MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!バイクでグルっと日本を2周済みの男、さすライダーです。
つまりは北は北海道から南は沖縄までの全ての都道府県にバイクで行った経験がありますが「実際どんな場所でしたか?」とよく聞かれるツートップが島根県と鳥取県です。
確かに圧倒的に太平洋側の人口が多い日本において、日本海側のしかも山陰エリアなんて未知の世界ですよね。。。
DA・KE・DO、実は島根県と鳥取県にはライダーにとって魅力的なスポットが沢山あるので、今回はその中でも僕が大好きな「美保関(みほのせき)」の実走レポートをお届けしますね♪

美保関とは?
今回ご紹介する美保関とは「島根県の最東端」に位置するエリアで、つまりはライダーの大好物「道の果て・端っこ」でございます!
対岸にお隣の鳥取県が見えるシーサイドロードの「県道2号線」がメインルートで、ゴールとなる「美保関灯台」までの距離は約10kmと短いものの、山陰エリアの独特の雰囲気を味わえる、旅情の濃いぃ〜ルートとなっております。
なお、島根県といえば日本屈指のパワースポットの出雲大社を有する「神話のふるさと」として知られていますが、かの有名な「古事記」や「日本書紀」に記されている「出雲の国譲り神話」の立役者となった「コトシロヌシノカミ」は美保関がルーツと言われています。

実走レポート:スタート地点は鳥取県の水木しげるロード
美保関ツーリングのスタート地点となるのは、まさかのお隣は鳥取県のその名も「水木しげるロード」です!
いや、別にどこからスタートしてもいいんですが、なんかこう「県を跨ぐ」って旅情があっていいじゃないですか?…ってか、美保関の県道2号線と水木しげるロードって2kmくらいしか離れてないので、ぶっちゃけ僕の中ではどっちがどっちの県とかどうでも良かったりします(島根県と鳥取県の方すいません)
…ってことで、肝心の水木しげるロードなんですが、その名の通りあの「ゲゲゲの鬼太郎」の作者「水木しげる」の出身地の鳥取県境港市にある観光ストリートで「境港駅」から「水木しげる記念館」までの約800mのメインストリート沿いに実に177体もの「ゲゲゲの鬼太郎の妖怪ブロンズ像」が立ち並ぶ実に面白い場所なんです!


ただ単に妖怪ブロンズ像が立ち並んでいるだけでも十分面白い場所だと思いますが、例えば妖怪グッズを売っているお店が軒を連ねていたり、妖怪をモチーフにした飲食店があったり…それから怪しげな妖怪神社があったりと…とにかく「もう美保関なんて行かないで、ここで1日中遊んじゃおうかな?」ってなくらい魅力ある場所なんです(美保関のレポート記事なのに…)
ちなみに水木しげるロードを散策する際は「境水道沿い駐車場」にバイクを停めるのがおすすめで、空いていれば無料で駐輪できます!
なお、美保関アタック前のトイレや食事、それから飲み物の購入などの必要なタスクは水木しげるロードで済ませておくことをおすすめします。



実走レポート:美保関〜美保神社
水木しげるロードを心からエンジョイした後は、そのまま県道2号線に入って「境水道大橋」を越えるとあっという間に島根県に突入します。
後はここからゴールの美保関灯台方面(案内板あり)に向かってひたすら海沿いの道を走るだけなので、思う存分シーサイドライディングを楽しみましょう!
ちなみに対岸に見えるカッコいい山は、日本百名山にして中国地方の最高峰「大山(だいせん)」でございます。

県道2号線は基本的には快走路ですが、全体的に道幅が狭い+所々にある漁村ではさらに道幅が狭くなったり、場合によっては地元軽トラアタック(意味深)を受ける可能性があるので…ライダーなら絶対にテンションが上がる道ですが、あくまで運転は慎重に行いましょう!
そして、しばらく走ると先に説明した「コトシロヌシノカミ」を祀っている「美保神社」があるので、ここはぜひ立ち寄っていくことをおすすめします。
実は「コトシロヌシノカミ」の正体は誰もが知っている「えびす様」だったりしますが、ここはそのえびす様の由緒正しき総本宮なんです!
…ってことで、僕はフリーランスのライター・動画クリエイターとして、商売繁盛のご利益があるえびす様に「もっと稼げるようになりたい!!!」と美保神社で何度も丁寧にお参りしましたが…残念ながら現時点ではご利益を受け取れておりません…
なお、美保神社には無料でバイクを置ける駐車場が完備されています。



実走レポート:美保神社〜美保関灯台(ゴール)
えびす様に別れを告げて再び県道2号線を走り出すと、程なくして島根県の最東端に位置する「美保関灯台」へと辿り着きます!
実は「世界の歴史的灯台100選」に選出されている石造りの趣のある灯台で、明治31年に完成した国の重要文化財(2022年に選定)でもあります。
ライダーとしては灯台のすぐそばにあるレストハウス「美保関灯台ビュッフェ」にて名物の「イカめし・イカ丼」を食べるのが定番の楽しみ方で、食後は周辺の遊歩道を散策しながら「隠岐諸島(おきしょとう)」を眺めるのもまた定番です。
なお、美保関灯台には広い無料駐車場と公衆トイレが設置されています…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪




今回走ったルート
美保関の動画
この動画の1:47〜2:26付近が今回紹介したルートの映像です。








