道の駅の特徴
道の駅のある佐賀市は佐賀県の中東部にある佐賀県の県庁所在地で、最大の都市。佐賀市といえば「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が有名で、熱気球競技大会としてはアジア最大級の参加機数を誇る。

道の駅は福岡県福岡市と佐賀市を結ぶR263沿いにあり、長崎自動車道佐賀大和ICから北に約10分とアクセス抜群。高速を使うと福岡市中心部から約50分で行くことができる。高速を使わずR263を使う場合は、約1時間40分ほどだ。

鳥をイメージした外観の建物は農産物加工品売り場となっており、敷地内にはパン工房を併設。また九州では珍しいオートキャンプ場が隣接する道の駅。バイク駐車場も完備する。



農産物加工品売り場では、特産の干し柿や地場産の農産物、肉類や魚などの冷蔵品、豆腐や味噌などの加工品などが並ぶ。道の駅にレストランはないが、手作りの弁当や惣菜類、まんじゅうなどが豊富に揃っている。


パン工房では手作りの焼きたてのパンを販売。ほうれん草やニンジンをピューレにして練り込んだ「ほうれん草食パン」や「にんじん食パン」が大人気。パンの他、ソフトクリームやドリンク類の提供も行っている。

全国にはキャンプ場を併設する道の駅がいくつかあるが、ここもそのうちのひとつ。オートキャンプ場になっており、乗り入れが可能で、宿泊とデイキャンプでの利用ができる。目の前に川が流れるロケーションで、木々に囲まれたキャンプ場。釣り竿を持参すれば釣りも可能。食材は直売所で調達できるので便利だ。バーベキューコンロの無料貸し出しや、すべてのキャンプサイトに20Aの電源も付いていて利用することができる(有料)。全部で8サイトしかなく、すぐに埋まってしまうので早めの予約がおすすめだ。
佐賀市は久留米や鳥栖と長崎、佐世保を結ぶ通過点のような場所となっており、ツーリングの目的地としてはやや物足りなさがあるが、道の駅はインターからも主要道路からも遠くないので、ツーリング途中の休憩として活用できる立地である。食材などは手ぶらでいっても現地調達できるのが、道の駅併設キャンプ場の利点である。愛車を隣に置いてのんびりと過ごす、そんな利用法もできる道の駅だ。
施設紹介















農産物加工品売場、パン工房「ベジタブルぱーしもん」、オートキャンプ場がある。



名物&名産品
◆松梅ほし柿

佐賀市大和町松梅地区は、古くから干し柿の有数の産地。秋から冬にかけての寒暖の差が激しい環境が干し柿作りに適しており、甘みが凝縮した干し柿となる。「受け継がれる伝統の技をいつの季節にも」と、干し柿のシーズン以外にも干し柿を楽しめるようにと特産の干し柿を急速冷凍した「松梅冷凍ほし柿」も販売する。
◆ほし柿ソフトクリーム

松梅産の干し柿をふんだんに使用した道の駅オリジナルのソフトクリーム。干し柿のやさしい風味を味わえる。干し柿を40度前後のラム酒に1ヶ月漬け込んでからソフトクリームにした「ラムほし柿ソフト」も販売しており、こちらはラム酒の風味がほのかに香る大人のソフトクリーム。アルコール分は飛んでいるそうなので、ツーリングの途中でも安心して食べられる。
◆柿酢

地元の渋柿を活用したオリジナルの柿酢を販売。松梅地区で栽培された渋柿をじっくりと熟成させて醸造。180日間と長い期間をかけて自然の力だけで作られる。長期醗酵・長期熟成にこだわったお酢。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆古湯温泉
佐賀駅から北に約20km、標高200mの山の谷間にある長い歴史のある温泉街。泉質はアルカリ性単純温泉だが、肌がスベスベになる美肌の湯といわれている。温泉街には14の温泉旅館が建ち並び、それぞれ日帰り湯を利用することができる。
◆熊の川温泉
山間にある温泉郷で、湯治場の雰囲気が漂う温泉地。約38度のぬるめの源泉で、ぬるぬるとした湯触りから「ぬる湯」と呼ばれている。佐賀市から約16kmと古湯温泉より近く、温泉の泉質は全国でも貴重な単純弱放射能泉。ぬる湯なのでゆっくりと浸かるのがおすすめ。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!


ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。