道の駅の特徴

道の駅のある遠野市は、岩手県南東部の内陸に位置している。六角牛山、早池峰山などの山々に囲まれ、中央部には遠野盆地が広がる自然豊かな場所で、日本の原風景を見ることができることから「永遠の日本のふるさと」とも称される。また、柳田國男の『遠野物語』でも有名で、語り部が河童や座敷童などの伝承を伝える民話の里としても知られている。



道の駅は国道283号沿いの小高い丘の上に立地し、展望デッキからは市街地や六角牛山、猿ヶ石川を一望するパノラマビューや、運行日にはSL銀河を見ることができる。2021年4月にリニューアルオープンし、内装が一新された。





売店では、地場農産物や特産品、民芸品など多彩な品を販売。地酒は豊富な品揃えで、遠野で造られる「どぶろく」も販売。また、遠野は日本有数のホップの生産地で、地場のホップを使った地ビールやホップソーダなども数多く取り揃えている。

遠野名物の食べ物といえば「遠野ジンギスカン」が有名だ。売店でお土産用のジンギスカン肉を購入できるほか、フードホールでジンギスカンを食べることができ、展望デッキ席で遠野名物のバケツジンギスカンを楽しむこともできる。フードホールではほかにも、ひっつみ、かねなり(くるみ醤油だれの餅)などの郷土料理も味わうことができる。


道の駅は三陸海岸と奥州街道の中間に位置しており、遠野市には国道340号、国道396号も通っていて各方面からの中継地にもなっているので、立ち寄りやすい場所となっている。釜石自動車道の遠野ICからも2分とアクセスがしやすく、駐輪場も完備しているので、食事や休憩スポット、買い物に最適だ。
施設紹介




















農産物・特産品などを販売する「産直・物産ホール」、フードホールには4店舗が入る。遠野ジンギスカンンなど遠野のソウルフードを提供する「とおのごはん」、そば、だんご、おにぎりなど家庭的な食事の「夢咲き茶屋」、手作りのソフトクリームとジェラート「多田自然農場」ドリンク類の提供を行う「ドリンクカウンター」。バケツジンギスカンはドリンクカウンターで受付をする。
名物&名産品
◆バケツジンギスカン

遠野で焼き肉といったらジンギスカンのこと。バケツジンギスカンは、ジンギスカン鍋を穴の開いたバケツの上に乗せて、肉を焼くスタイル。遠野のジンギスカンは漬け込み肉ではなく、焼いた肉にタレを付けて食べる食べ方。一家に一台にジンギスカン鍋があるというくらい、遠野ではよく食べられている食べ物。
◆遠野のどぶろく

遠野は国内のどぶろく特区の第1号の場所。昔から各家庭でどぶろくを造っていた文化がある地域で、現在は、MILK-INN-江川、遠野ふるさと公社、民宿とおの、などでどぶろくの製造が行われている。一口にどぶろくといっても、さまざまな種類があるのでお好みをぜひ。
◆暮坪かぶ
遠野市の暮坪地区のみで、約400年間、栽培されている幻のかぶ。長根系の白かぶで、辛み大根のような爽やかな辛味が特徴。皮をむかずにすりおろし、ソバなどの薬味として使用すると絶品。漬物などにも加工される。漫画『美味しんぼ』でも紹介されたことがある。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆カッパ淵


カッパが住んでいるといわれているのが、常堅寺裏を流れる小川の淵。草木でうっそうとしていて、カッパが現れそうな雰囲気がある。伝承園などで「カッパ捕獲許可証(220円)」を発行してもらうと、川岸にある釣り竿でカッパ釣りをすることができる。
◆めがね橋

宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」をイメージさせるJR釜石線の橋梁。期間限定で夜間のライトアップも行われる。運行日にはSL銀河が橋の上を走行する姿を見ることができる。道の駅みやもりの敷地内にあるので、道の駅駐車場にバイクを止めて向かう。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
そんな瞬間を切り取って残せ、しかも仲間とその思い出を共有できるツーリングログアプリが『Riders Square』だ!

特徴① 走ったツーリングルートに写真をリンクして残せる!
アプリの使い方は至ってシンプル。ツーリングへ出かける時、RidersSquareのアプリを起動し、スタートすれば準備はOK。あとはアプリが走行したルートや時間を記録してくれる。ツーリング途中に撮った写真の場所や情報は、アプリ内のボタンでカメラを起動して撮影するとコメント欄が表示される。撮影した時に残しておきたいコメントなどを記入するから忘れずに残しておけるというわけだ。
また、ナビアプリ等との併用も可能。道案内はナビに任せ、バックグラウンドで同アプリが動き続けツーリングのログや写真のポイントを記録していく。

特徴② ツーリングの思い出を仲間と共有
ツーリングの思い出は個人で楽しめるが、公開することで登録されているユーザーに共有することもできる。共有したいマイルートは公開してもいいし、自分だけにとどめたいルートは非公開にするといった具合にツーリングごとに設定可能だ。ログには距離、時間が記録されているので、よりリアルにツーリングプランを組めるのもポイント。
SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。