道の駅の特徴
道の駅がある紀北町は和歌山県南部に位置しており、町の面積の9割を森林が占めている。
紀北町にはユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野古道が通り、「馬越峠」「始神峠」「三浦峠」「荷坂峠」「ツヅラト峠」の5カ所を歩くことができる。石畳の階段や天を覆うヒノキ林の中を歩けば、神秘的な雰囲気を味わえる。

道の駅はR42に面した、紀北町の入り口に立地する。緑色の大きな三角屋根が連なった特徴的な外観は、この地方の名産「尾鷲ひのき」の形をイメージ。駅舎内には、町の名産品を中心に、さんま寿司などのにぎり寿司、鮮魚、干物、地元ならではの商品が種類豊富に揃う。11月には店頭に殻付きの生牡蠣も並んでいた。レストランではここでしか味わえない「マンボウフライ定食」や、紀北町で水揚げされた新鮮なお刺身などを地元の味を楽しめる。屋外のマンボウ屋台では大人気の「マンボウの串焼き」や「鮫の串焼き」、「うつぼの唐揚げ」など珍しいメニューも販売する。



建物の周りにはフェニックスの木が植えられていて、南国の雰囲気が漂う道の駅。芝生広場には町の魚でもあるマンボウのモニュメントが設置されている。
道の駅があるのはR42とR260が交わる場所でもあり、伊勢方面、志摩方面、和歌山方面どこから来ても休憩するのにちょうどよく、多くのライダーが立ち寄るスポットだ。バイク駐輪場はマンボウ屋台の正面と屋根付き駐輪場の2ヶ所が用意されている。伊勢方面からのアクセスは、内陸を走るR42か、志摩と紀伊長島を結ぶR260を利用する。R260はリアス式海岸に沿って通っていて、新道はトンネルが多く走りやすいが少し時間がかかる。
施設紹介













屋内に物産館、レストラン、屋外にマンボウ屋台があり、建物横は芝生広場となっている。



名物&名産品
◆マンボウの串焼き

道の駅人気№1のマンボウの串焼き。口コミで少しずつ広がり、1日の最高売上本数が1000本を記録したこともある道の駅の名物メニュー。マンボウは淡泊な味わいの白身魚で、プリッとした弾力のある食感。鮮度が落ちると臭みが出るため、現地でしか味わえない品だ。
◆マンボウ商品

マンボウは紀北町の町の魚で、町では昔からマンボウを食用としていたそうだ。漁師が茹でたものを味噌和えや酢みそで食べていたというのが始まりで、今でも定番の食べ方だそう。物産館では冷凍のマンボウ白身や、マンボウ唐揚げ、マンボウのスタミナ焼き、マンボウみりん干しなど、多彩なマンボウ商品を揃えている。マンボウの加工品は、翻車魚(まんぼう)カレーやマンボウあられ珍しいものも。
◆さんま寿司

紀北町を含む東紀州の郷土料理。広くは志摩半島から和歌山県までの熊野灘沿岸一帯に伝わる寿司で、主に祝いの席や祭事などで食べられる。サンマを酢締めにしてから棒寿司にするが店ごとに味や作り方が異なる。物産館にはさまざまな種類のさんま寿司が並び、焼きさんま寿司もある。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆江ノ浦橋
全国でも珍しい昇降式の可動橋。江ノ浦橋(通称・昇降橋)は長島地区と中ノ島地区を結ぶ橋で、江ノ浦湾へ行き来する船から連絡を受けると、橋の中央部分がゆっくりと上がり橋の下を船が通過。船の通過時刻は決まっていないので、可動している橋は超レア。音楽が流れたら橋が動く前の合図となっている。歩行者・自転車の他、二輪車も通行が可能だ。
◆きいながしま古里温泉
海辺の民宿街に立地する「きいながしま古里温泉」は木のぬくもりが漂う造り。泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉で、ぬるぬるとしたお湯が特徴。入浴後は肌がすべすべになると評判の湯で、リピーターも多いという。営業時間は10時~21時で、年中無休(第4水曜のみ13時から)。料金は大人520円。
ルートや思い出を記録・共有できるアプリを使ってツーリングに出かけよう!

ツーリングでたまたま通りかかった絶景が広がる峠道、川原へ降りられる休憩スポット、ふらっと立ち寄った地元のラーメン屋。
その瞬間でしか体験できないもの、見られない景色、旬の味。
バイクでツーリングする理由は、この瞬間を楽しみたくて走っている。同じ道でも同じシチュエーションであることは二度とない。
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SNSでもあまり発信されないようなメジャーではない、ちょっとしたバイクでの散歩ルートなども公開されていることがあるので、新たなツーリングルートの発見にもつながる!
通行止め、凍結情報などライダーにとって大事な情報もシェアできるから、行った先で走れずガッカリ……ということも少なくなる。