都心から日帰りで行ける絶景ツーリングスポットを探しているなら、栃木県日光市の「道の駅 湯西川」がおすすめだ。
鬼怒川上流の渓谷沿いに位置し、周囲を山々に囲まれた秘湯の里・湯西川温泉に隣接している。四季折々の自然が美しく、春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色が広がる。バイク専用駐車スペースがあり、温泉や足湯、地元グルメも楽しめるので、ツーリングの休憩や目的地にもぴったりだ。
走りやすいR121を抜けてたどり着くこの道の駅では、静かな山あいの風景と温泉の癒しがライダーを待っている。
道の駅の特徴

栃木県日光市北西部、鬼怒川上流の渓谷沿いに位置する湯西川温泉は、平家落人伝説が息づく秘湯の里。標高約700mの山間にあり、豊かな自然と静寂に包まれている。冬の「かまくら祭」や紅葉の名所としても人気が高い。


『道の駅 湯西川』は、R121から県道249号線に入ってすぐの場所にあり、野岩鉄道会津鬼怒川線の「湯西川温泉駅」が隣接しているため、鉄道でもアクセス可能だ。駐車場にはバイク専用スペースも設けられている。道路を挟んで目の前には川が流れ、鉄橋を渡る電車の様子を眺めることもできる。周囲の山々や街路の紅葉も美しく、秋には景観を楽しめる。
施設1階には売店、食事処、カフェ、観光案内所があり、2階は日帰り温泉施設となっている。売店では地域の土産品が揃い、オオサンショウウオの燻製や、ご当地パンの「いちごパン」など、ここならではの商品も並ぶ。

食事処では、鹿肉コロッケにカレーをかけた「鹿コロ丼」や「ゆば入り鴨せいろそば」などのオリジナルメニューや地粉蕎麦などの麺類を楽しめる。季節物で舞茸の天ぷらや鹿コロッケの単品メニューもあり、ご当地ならではの味を満喫できる。

日帰り温泉施設では、源泉かけ流しの温泉に入浴可能。内湯・露天風呂ともに加水なしの源泉100%かけ流しで、黄褐色の湯にはわずかに硫化水素臭が感じられる。屋外には温泉を利用した足湯も設置され、無料で利用できる。

また、道の駅は「水陸両用バス」のダム湖探検ツアーの発着所にもなっており、ダム施設見学やダム湖遊覧クルージングなどのツアーに参加できる。
R121は日光と会津田島を結ぶ景観の良いツーリングルートで、道の駅は湯西川温泉への入口にもなっている。川治温泉までの周遊ルートや、県道169号線経由で大笹牧場へのアクセスも可能。温泉や足湯でリフレッシュしながら、ご当地オリジナルグルメを楽しめる道の駅は、ツーリングの休憩スポットとして最適だ。
施設紹介















1階の売店では特産品や日光の土産品を販売。食事は、蕎麦や定食、丼物を提供する食事処で、ソフトクリームやコーヒーなどのドリンクを販売するカフェもある。2階には日帰り温泉施設「湯の郷」で天然温泉に入浴可能。泉質はアルカリ性単純泉で、入浴料は大人700円。建物前には無料の温泉足湯も設置されている(冬季休止)。野岩鉄道会津鬼怒川線の「湯西川温泉駅」、水陸両用バスのチケット販売所・発着所が隣接している。
名物&名産品
◆ダムカレー

地元産の大根、人参、ごぼう、玉ねぎ、きのこ(ヒラタケ、もだし、キクラゲ、なめこ)がたっぷりと入った中辛の野菜カレー。ご飯でアーチ式ダムの川治ダムと、重力式ダムの湯西川ダムが再現されている。川治ダムは並盛り、湯西川ダムは大盛りとなっている。
◆鹿コロッケ

道の駅オリジナルのコロッケ。鹿肉は挽肉ではなく、コロッケの中に1cm角強の角切りの鹿肉が入っている。鹿肉は臭みが無くほくほくのじゃがいもとマッチしている。
◆ゆば玉そば
かけそばの上に、ゆば入りのとろみ餡と温泉玉子がのった一品。やわらかな湯波の食感を楽しめ、温泉玉子を混ぜるとまろやかな味わいに。あんのとろみがそばによく絡む。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆上人一休の湯

川俣湖温泉共同浴場。pH9.8のアルカリ性単純泉の源泉かけ流し温泉。露天、内湯があり、湯あたりは柔らかく、肌がスベスベになることから「美人の湯」と言われている。営業時間は10:00~18:00、火曜定休、冬季休業。料金は中学生以上700円。
◆四季の湯
100%源泉かけ流しの日帰り温泉施設。pH9.8のアルカリ性単純温泉。湯量と泉質が抜群。浴槽は2つの露天風呂のみ。営業時間は8:00~21:00(最終受付20:00)、無休(冬季休業あり)、 料金は大人700円。
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