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【北海道・倶知安町】廃線前に訪れたい「駅の宿ひらふ」

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バイク好きな人は<総じて乗り物好き。「免許を取る前は、青春18きっぷで鉄道の旅を楽しんでいた」という人も少なくないでしょう。北海道・倶知安町にある「駅の宿ひらふ」は、現役の駅舎が宿泊施設になっています。ホームでバーベキューが楽しめるなど、ワクワクする要素が溢れています。

目次

現役の駅が宿に!

「駅の宿ひらふ」は、JR函館本線(函館〜旭川)の比羅夫駅が改装され、宿として利用されています。開業は1904年10月15日。1982年3月1日に無人駅になり、1987年頃に先代オーナーがJR北海道から駅舎を借り受けて民宿を始めました。1995年に京都出身の南谷吉俊さんが譲り受けて現在に至ります。

♪なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない

比羅夫駅は一日7往復の列車が止まる現役の駅ですが、一日の乗降客数は平均1.4人とわずか。世界に名だたるリゾート「グランヒラフ」の最寄り駅ながら、倶知安市街地やリゾート地に向かう交通機関はおろか、客待ちのタクシーも見当たらないため、車内では「リゾートに行く客は比羅夫駅で下車するな」とアナウンスされています。

駅周辺にはコンビニエンスストアはもちろん、自動販売機すらありません。宿でソフトドリンクやアルコール類を販売していますが、倶知安市街地やニセコ市街地で買い物を済ませてください。

手作り感あふれる館内

駅の事務室がリフォームされ、列車の発着が見える談話室になっています。壁にはサイドボードや愛称標などが飾られ、雰囲気を盛り立てています。基本的なシステムはゲストハウス方式で、セルフサービスでお茶やコーヒーを味わえるほか、歯ブラシやタオルなどのアメニティも用意しています。チェックインは15時、チェックアウトは10時。23時には消灯します。

北海道の鉄道に関する書籍も豊富で、ゆっくりと滞在して読みたくなりました。もちろん「駅の宿ひらふ」がモデルになった豊田巧さんの著書「駅に泊まろう!」も、全巻揃っていました。

二階に山小屋風ベッドルーム深緑(ヴェール/定員4名)と洋室の流星(ステラ/定員3名)、駅舎に隣接したログコテージ・すーる(定員5名・トイレ付)の3つの客室があります。1泊素泊まり4,500円〜 10,000円(夕食2000円、朝食1200円)、予約は公式ホームページ(素泊まり及び食事つき予約可能)か、じゃらん(素泊まりのみ予約可能)のみ。支払い方法はクレジットカードのみ利用できます。

通常は駅にない浴室は丸太で造設されています。内湯は清潔感漂うユニットハウス、露天風呂は大木を堀り抜いて湯船が作られています。寝そべって浸かっていると、空を覆っていた雲が流れ、青空が開けました。

ホームでいただくBBQは最高!

夕食はホームでバーベキューをいただきます。本日はジンギスカン・ホタテ・サンマ・ウインナー・エビ・タマネギ・じゃがいも・ピーマン・なすびなどに、焼きおにぎりおにぎりが二個。さらにブドウが付く豪華さ。泊り客同士の会話が盛り上がります。そんな姿に列車の乗客は「いつものこと」と、気に留める様子もありません。

廃線前に泊まりたい!

函館本線・長万部〜小樽(通称 山線)は、北海道新幹線と並行しているため、2030年に廃止される予定です。乗降客が少ない比羅夫駅は、前倒しで廃止されることも検討されています。駅が現役のうちに貴重な体験をしてみませんか?

駅の宿ひらふ
住所:虻田郡倶知安町比羅夫594-4
休館日:毎週火・水曜日
公式ホームページ:http://hirafu-station.com/

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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