ツーリングマップル2026年度版の実走取材で、実際に長期間にわたって走行した車輌の実走インプレッションをお届けします。
今回は、九州沖縄版取材担当、坂口さんの視点からの「CRF250 RALLY」のレポートです。撮影や取材で使って感じた乗り心地、積載性、燃費、取り回しはどうだったのでしょうか。早速どうぞ!
※掲載の情報は2026年2月現在のものです
著・坂口まさえ・フィネス/撮影・治武靖明
Route!掲載日:2026年3月4日

1.車両インプレッション
1-1.ファーストインプレッション
2026年度版の実走取材で選んだのは、Hondaの「CRF250 RALLY 」。ホンダのXLR、XR、CRMとオフロード車を乗り継いで来た私にとって、このバイクは2017年の発売以来気になっていたモデル。これまでなかなか取材車両として縁がなかったけど、今回よーやく対面することができました。

まず、車両を迎えに行っての感想は
「おお!かっちょい~」
ダカールラリーにも参戦している「CRF450 RALLY」のレプリカモデルだけあって、大きなウインドシールドが印象的。どこへでも連れて行ってくれそうなバイクで、
「運転が楽しそう!」
というのが初対面の感想。

そういえば、取材車両としては、2023年度版の北海道でも登場したのですが、編集部曰く
「取材車両がハイシートモデルだったので、北海道エリア担当の小原さんが足つきの関係で、ちょっと乗るのが大変、ということが現地で発覚したことがありました。くれぐれもシートの高さが問題ないか確認してくださいね……」
とのことだったので、メーカーに確認しつつ、自身でも乗ってみて確認(身長165㎝)。うん、問題なさそう…と、「CRF250 RALLY」との旅が始まったのでした。
1-2.実走しての所感
250㏄のオフロードバイクの楽しさを実感したのが、コーナーでの取り回しの軽さ!
フロントにやや重心を感じつつも、大型バイクに比べると(当たり前だけど)取り回しが扱いやすく、低中回転ではエンジンの粘り、逆に高回転では伸びがあって、キビッとした安定した走りで、ワインディングの走行を楽しめました。とくに、狭い短い距離でのUターンをすることが多い表紙撮影で、この良さには助けられました。

高速での長距離移動では、100km/h前後のスピードで、大型スクリーンやナックルガードの効果を実感。
スクリーンやカウルがない250ccクラスのオフ車だと、どうしても高速走行では風の抵抗+エンジンからの振動が大きいもの。そのため体全体でその強さを受けながら頑張って走っている感があったのですが、このマシンは高速&長距離移動の疲れがかなり軽減されていているのでは?と感じました。


1-3.装備について
装備はいたってシンプル。余計なものは何も無い!ハンドル周りもシンプルで感覚的に操作できるので、初乗りでも戸惑わない。機能が色々あるバイクも便利だけど、私にはシンプル…アナログが合っている
ただ、ETC車載器は標準装備されているといいなぁ~とか、荷物積めるようにリア周り強化して欲しいなぁ~とか、矛盾する気持ちもあるのは隠せません。



また、燃費は35km/ℓ前後。高速移動が続くと少し燃費が落ちるかな?という感じ。12L のタンク容量を考えると、350kmなら無給油でいけるので、これまたアドベンチャーバイクとしての素養の高さを感じました。ちなみに以前乗っていたXRは燃費が22km前後だった記憶が…最近のバイクの燃費の良さにも毎回驚かされます。

1-4.総評
このバイク楽しい!もっと色んなところ走ってみたい!欲しい!というのが総評。なんと言ってもかっこいいスタイル、取り回しやすさ、このサイズの車両にしては楽な高速移動などなど、私には丁度いいバイクでした。
ただ、リアキャリアが標準装備では無い点は、リアフェンダーに少し負担をかけるかな?と感じたので、マイバイクとしてお迎えするときにはリアキャリア装着しなくては!と、すっかり、所有する気分になって乗っていました。
また、スズキ「DR-Z4」シリーズやカワサキ「KLX230」シリーズなど、他社でも、小排気量のオフロードバイクがラインナップが増えたのは、2025年の嬉しいニュースでした。

2.車両紹介
▶CRF250 RALLY

CRF250Lをベースに、12Lの大容量フューエルタンクや大型ウインドスクリーン、ナックルガードなどを標準装備したアドベンチャーモデル。2025年モデルでサイドカバー、ラジエーターグリルの形状が変更された。 オフロード走破性を向上させたタイプ<S>もあり。

〜僕らは今、旅の途中〜 常に進化を遂げてきたライダーのバイブル
ライダーと共に創る地図「ツーリングマップル」は、ライダーの実走取材によるジャンルも内容も多種多様なコメント情報が特徴です。長きに渡り、旅人の信頼を得ています。文字サイズが大きくなったR版(リング版)は、開きやすく使いやすい仕様です。
また、スマホ用アプリ「Route!(ルート)」では、地図の継ぎ目なく表示や自位置確認、走行ログの記録が可能で、書籍とアプリを併用することで、旅の計画から現地での活用まで幅広く対応できます。メディアサイトでも、旅のノウハウやエッセイ、新しい道路・施設・製品のニュースや、編集部セレクトの動画などが閲覧できます。
この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。








