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バイク女子がエンデューロレースに初挑戦!ブーツ&プロテクターが重要だった!

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みなさんこんにちは!アメリカンバイクで福岡発の日本縦断旅を経て、伊豆に移住したバイク女子、コニタンです。

昨年の春に2台目として全くタイプの違うXR250を購入したものの、今年の年明けまで近所の林道をゆっくり、トコトコ楽しむ程度でした。

服装装備として何を買ったらいいのか悩みあぐねているうちに、なんと「エンデューロレース出らん?」とのお誘いが!

場所は関東の某河川敷。初心者向けのレースだから、私に向いているとのことですが…果たして。

ようやく重い腰を上げて慌てて揃えたり、ありものを使ってみたりしたので、使ってみてよかったもの初心者なりに学んだことを紹介させていただきます。

  • オフロード走ってみたいけど、何から揃えたらいいのかわからん
  • オンロード用じゃだめなん?

そんな方へ向けたエンデューロ(オフロード)レース初心者体験記です。

目次

走ったコースのレベルは?筆者のレベルは?

エンデューロレースとは、簡単にいうと「林道や山間といった未塗装のコースを決められた時間内で周回し、区間の合計タイムの少なさを競う」競技です。

私が参加したレースは全3回、1:120分コース、2:30分コース、3:キッズコースと分かれていました。

120分コースは泥あり河原あり砂ありアップダウンありの大きなコース。

30分コースは泥ありアップダウンあり砂ありの中くらいのコース。

キッズは小さなアップダウンのある短いコース。

設けられた制限時間内で回り続け、周回数や区間最短タイムを競いました。

120分コースは大きな玉砂利や深い砂地もあり、人も多く激しめ

私が出場したのは30分コース。

走り出して現れた、今まで味わったことのないアップダウンに目を白黒させながらも、1周目より2周目、2周目より3周目と走りながらコツを掴んでいきました。

玉砂利などはなく、ぬかるみと起伏がメインなので、そこまでハードには感じません。それどころか泥を撒き散らしながらぬかるみを走るのが快感でした!普段味わえないような不整地を相棒と走る喜び!

そして、小さなくねくねとしたカーブが多いので「下手な人・初心者ほどスピードが出ません。」つまり私は、そこまでスピードを出せずに終わるレベルでした…ということは最初に述べておきましょう。

買ったもの・使ったもの

不整地を集団で走るということもあり、当然転倒が想定されるオフロードレース。何が起きるかわかりません。

プロテクターを第一に、服装の装備として「ヘルメット」「胸部(ボディプロテクター)」「あて(ニーガード)」「肘あて(エルボーガード)」「ブーツ」は絶対揃えましょう。

その次に揃えたいのが「オフロードジャージ」と呼ばれるパンツとシャツセットのウエアなのですが、こちらは以前からフラット林道を走るのに使っていたワークマンで済ませてしまいました。

それでは詳しく見ていきましょう!

筆者体型は170cm、痩せ型、各衣類Mサイズ使用。靴は25.5cm。

パンツ:ワークマン DENIMY(デニミー)ストレッチレインパンツ(Mサイズ)

普段のツーリングでもよく履いています

てっきり、プロテクターはウェアの上から着けるのだと思っていた初心者私。ですが、激しい動きの中では膝プロテクターがズレてしまいます。

なので、パンツの下にニーシンガードをつけましょう。となると、ピタッとしたパンツでは入らないですよね?

使用したこちらのパンツはライディング姿勢で楽な太めフォルム。ウエスト伸縮ニットも付き、中にプロテクターを付けても「ひざ3D立体構造」「ストレッチ素材」のおかげで履き心地抜群。

ウエスト伸縮ニット

ひざ内側にプロテクターを標準装備していますが、今回は外してニーシンガードを付けました。

標準装備のプロテクター

耐水圧15,000mm、透湿度:5,000g/㎡/24h、というタフさで、レース終了後には川内部を走って遊んだのですが、全く浸水なしでした。

川を走る筆者

気になる点としては、生地が厚めなので冬〜春以外では暑くなると思います。

私は問題なく利用していますが、同じパンツを利用していた上級者は「蒸れる」と言っていました。特に汗をかくような激しいレースではもっと通気性の良いものが好ましいでしょう。季節とレベルに応じて利用することをおすすめします。

シャツ:ワークマン 綿アノラックパーカー

中に胸部や肩、肘のプロテクターを付けている状態

こちらも、内部に胸部プロテクターを入れても動きやすいゆったりフォルムが決め手でした。泥汚れは洗濯しても取れにくいので、通気性よく、どれだけ汚れても良いものを着ることをお勧めします。

胸部プロテクター:FOX R3ルーストデフレクター(Mサイズ)

胸、背中、肩、二の腕のプロテクターが一体になった形状です。二の腕部分のプロテクターは、肩から伸びたゴムの長さを変えることができ、調整するとよりフィット感がありました。

肩や二の腕までプロテクターがついているので、障害物の多いコースでも安心。胸が当たるプロテクターですので、女性は女性用の体型に合ったものを選びましょう。

ニーシンガード:FOX タイタンスポーツ ニーシンガード

膝は靭帯など、特に怪我をしやすい箇所です。よりハードなコースを楽しむ方には、膝を捻らないようにガッチリと固定するタイプもありますが、お値段も数万円します。

こちらは初心者にお勧めの手頃な入門商品。ずれないようにパンツ下に装着し、さらにブーツに先をイン。何度もバイクから放り出されるように転倒しましたが、おかげで脚は無傷でした。

エルボーガード:FOX タイタンスポーツ エルボーガード

肘当てです。こちらと先ほどの胸部プロタクターを合わせることで腕もほとんど覆われ、転倒時の打撲などもなく済みました。

ブーツ:ONERL シエラプロ(サイズEU41)

通常の靴は25.5cmを使用しているのですが、EUサイズ41で少しゆとりある程度のサイズ感でした。

厚手の靴下を履いても問題ないです。上記の、川を走行したり、大きなぬかるみを走行しても、全く浸水なし!足首から固定されている安心感がありながら、動きやすさも確保されています。

こういったコース上のぬかるみもなんのその!

足全体が守られて暖かいので、真冬のツーリングでも重宝しています。

ヘルメット Arai XD

実は欲しいものがまだ見つからず、やむを得ずオンロード用「Arai XD」のままレースに出ました。

シールドを半開きにしたり、人がいないところでは解放したり調節

他にもオンロード用の人は数人いましたが、オンロード用だと、何が不都合なのでしょうか?

実際何度か林道へ行ったり、レースに出て体感したのは「息苦しさ」「砂埃・小石への弱さ」です。

レースでは前方の車両から小石や大量の砂埃が舞ってきます。それを防ごうとシールドを閉じれば、スポーツ上の激しい呼吸では息苦しさを感じます。

また、オフロード用のゴーグルであれば、小石が飛んでレンズが割れたとしても交換が早く安く済みます。オフロードヘルメット特有のバイザーも、泥が視界付近に付着することを軽減してくれるので、オフロード専用のヘルメットの必要性を身に染みて感じました。

まとめ

レース中3回派手に転倒しましたが、結果は見事最下位、目標の「無事ゴールするぞ」は達成され、怪我もなく、翌日の筋肉痛だけをお持ち帰りました。

30分だけなのにこんなにキツイとは!

バイクへの装備については今回言及していませんが、最低限、「どうなってもいいタンクに付け替える」ことを推奨します。

筆者のピカピカXRタンクは見事、おおきな凹みができました…。フェンダーも傷だらけですが、オフロード車らしくなったな、という満足感もあります。

また何かとお金のかかる準備ですが、これから始めたいがどこまでハマるかわからない、ハードなコースにいくのは当分先、という初心者さんは、ケガを未然に防ぐプロテクター類、ブーツに資金を投入し、ウエア類はワークマンなど動きやすく汚れても良い服装でも可能だと思いました。

コケても命に別状ないコースで存分にコケて、スピードを出すようになったり、ハードなコースに行くようになれば、少しずつ技術も装備もレベルアップするという過程が必要ですね。

それではみなさん、ご安全に!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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