株式会社ナビタイムジャパンは、音声案内の発話内容を大幅に拡充した『NAVITIME WebNAVI』のサービスを2023年4月19日（水）より開始した。これにより、交差点やジャンクションなどの具体的な名称や、動的に変化する複雑な内容の音声案内が可能となり、Web上でもアプリとほぼ同等の音声ナビゲーションを実現した。
法人向けクラウドベースの音声ナビゲーションサービス『NAVITIME WebNAVI』、Web上でアプリのような音声ナビゲーションを実現
～音声案内の発話内容を大幅に拡充！簡単に導入できる利便性を活かしながらより安全な移動サポートが可能に～
株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西 啓介、本社：東京都港区）のWebブラウザ上で音声ナビゲーションを実現する法人向けサービス『NAVITIME WebNAVI』にて、2023年4月19日（水）より、音声案内の発話内容を大幅に拡充し、より詳細な音声ナビゲーションが可能となります。
これにより、構築の手軽さやサービス間連携のしやすさなどの利便性を活かしながら、わかりやすい音声案内による安全な移動サポートが可能となります。
『NAVITIME WebNAVI』は、徒歩・自転車・バイク・車の音声案内付きナビゲーション機能をお客様のサービス内に導入できるサービスで、アプリのように専用の開発技術がなくても、簡単にWebブラウザ上でナビゲーション機能を提供できます。
HTML5で動作するクラウドベースのサービスのため、お客様側での作り込みが不要で、手軽にお客様のサービス内に組み込み、外部のナビゲーションアプリ等へ遷移することなく自社サービス内で完結できるなどのメリットがありますが、一方、音声ナビゲーションにおいては、複雑な発話内容をWeb上でアプリのように高速で処理することが難しく、音声発話の内容が「右に曲がります」のように簡易な案内となってしまうという課題もありました。
そこで、Webブラウザ上でも発話内容をリアルタイムかつ高速に処理できる技術を独自開発し、「およそ1km先、大橋JCT、左方向、東北道・湾岸線方面です」のように交差点やジャンクションなどの具体的な名称や、「この先、5km以上道なりです。」のようにルートや現在位置によって動的に変化する複雑な内容の音声案内が可能となり、Web上で動作するナビゲーションでありながら、アプリとほぼ同等の音声ナビゲーションを実現しました。
実際に、物流業等にてドライバー向けのカーナビゲーションサービスとして『NAVITIME WebNAVI』を導入いただいているお客様からも、協力会社や委託先のドライバーにアプリをインストールしてもらわなくても、配送先までのルートをURLで提供するだけでよいという利便性・簡易性に加えて、高速道路上の分岐案内や、レーン発話など、通常のカーナビゲーションアプリと同様の詳細な音声案内によって安全運転をサポートする機能を強化してほしい、等のご要望をいただいておりました。
また、旅行中などの一時的な利用が多い、観光MaaSや観光系サービスにおいても、Web上ですぐに使えて、目的地までの徒歩や自転車などでの移動をシームレスにわかりやすく案内することで、利用者・訪問者の利便性向上と併せて、店舗や観光施設への集客向上や、OSごとのアプリ開発の工数や費用の削減も期待できます。
- 『NAVITIME WebNAVI』について
https://api-sdk.navitime.co.jp/webnavi/
導入に関するお問い合わせ先
株式会社ナビタイムジャパン ソリューション事業
お問い合わせフォーム https://api-sdk.navitime.co.jp/contactus/inquiryform.html
※「NAVITIME」は、株式会社ナビタイムジャパンの商標または登録商標です。
※その他、記載されている会社名や商品名等は、各社の商標又は登録商標です。
リリース提供元：株式会社ナビタイムジャパン