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その「懐かしさ」には、理由がある。スチールホイールを知り尽くしたトピーの「LANDFOOT」シリーズ

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

なんだか懐かしい。でも、古くさくはない……。「LANDFOOT(ランドフット)」のアルミホイールを見て、まず感じるのがそんな印象だ。ちょっと無骨で、シンプルなのに妙に目を引く。そのルーツにあるのは、昔ながらのスチールホイール

でも、LANDFOOTは、単に“それっぽく”仕立てたわけではない。

LANDFOOTをプロデュースするトピー実業は、長年スチールホイールを作り続けてきたトピーグループの一員。そこで目を向けたのが、トピーグループが長年作り続けてきたスチールホイールのカタチだった。そのディテールをアルミホイールへと落とし込み、さらに立体的な造形や切削、多彩なカラーで、新たなスタイルへと昇華。

つまり、スチールホイールを知っているからこそ作れた、アルミホイールなのだ。

今回は、そのLANDFOOTから「XFG(エックスエフジー)」と「SWZ(エスダブリューゼット)」の2本に注目してみよう。

昔ながらのカタチには、ちゃんと理由がある

スチールホイールに開けられた穴や凹凸は、カッコよく見せるためのデザインではない。スチールはアルミに比べて重量がある。そこで強度をしっかり確保しながら、少しでも軽くするために設けられたのが、こうした穴や凹凸だ。穴のカタチや大きさ、凹凸形状にも、ホイールメーカーとして長年培ってきたノウハウが生かされている。

LANDFOOTのデザインモチーフとなったスチールホイール

ところが、いま改めて見ると、その機能から生まれたカタチが、ちょっと無骨で、どこかレトロに目に映る。だったら、そんなスチールホイールのデザインをアルミに置き換えれば、切削やカラーなど、スチールでは難しかった表現も加えられる。

そう、昔ながらの機能美に、アルミだからできる遊びをプラスしたシリーズが、LANDFOOTなのだ。そしてこの考え方をさらに一歩進めたのが「XFG」なのだ。

目次

“鉄らしさ”を残しながら、アルミだからできる造形へ

「XFG」は、スチールホイールの面影を残しながら、アルミならではの表現をさらに盛り込んだモデルだ。

まず目を引くのが、ディッシュ面に開けられた大小のホール。均等に並べるのではなく、大きさやカタチに変化をつけることで、シンプルながら独特の表情を作り出している。この不均等なホールも、スチールホイールならではの構造や製法からヒントを得たものだ。

さらにセンターのナットホールまわりにも注目。スチールホイールをプレス成型したような造形を受け継ぎながら、ナットホールを囲むホイール中央部分、いわゆる“ハット部”には切削加工と段差をプラス。スチールホイールらしさを残しつつ、スチールではできない表現を加えている。

そして足元のアクセントになるのが、歯車を思わせるセンターキャップと、3種類から選べるオーナメント(詳しくは公式HPを参照)。工業製品っぽさを、あえてデザインとして楽しんでいるのも面白い。

カラーリングでXFGのキャラクターも変わる

XFGの面白さは、選ぶカラーによって雰囲気がガラッと変わること。

グロスブラック/ポリッシュ
スモーククリア/ポリッシュ

カラーは「グロスブラック/ポリッシュ」「スモーククリア/ポリッシュ」、そして「ホワイト」の3色。グロスブラックは足元をキリッと引き締める一方、スモーククリアはアルミの質感を生かした、ちょっと渋めの仕上がり。切削や段差による陰影も見えやすく、XFGならではの立体的な造形がより楽しめる。

ホワイト

この2カラーとは違い、全面ペイントしたホワイトはスポーティなムードを漂わせている同じXFGでも、選ぶカラー次第でまったく違った表情が楽しめる。

4WDだけじゃない! シエンタやフリードにもサイズを用意!

そして、XFGのもうひとつのポイントが幅広いサイズバリエーションだ。

デリカD:5に装着したXFG(16×7.0J)。カラーはスモーククリア/ポリッシュ

人気のジムニーデリカD:5はもちろん、15インチにはシエンタフリードに対応するサイズもラインアップ。4WDだけでなく、普段使いのクルマでもLANDFOOTらしいスタイルが楽しめる。なお、カラーによって選べるサイズが異なるので、そのあたりは要チェックだ。

ジムニーに装着したXFG(16×5.5J)。カラーはグロスブラック/ポリッシュ

たくさん走っているクルマだからこそ、足元を変えてちょっと差をつける。そんな楽しみ方にも、XFGはちょうどいい。

LANDFOOTの原点、「SWZ」

XFGより先に、LANDFOOTの第1弾として登場したのが「SWZ」。いわば、LANDFOOTの原点となるモデルだ。

グロスブラック/リムポリッシュ

デザインのモチーフは、もちろんスチールホイール。等間隔に並ぶホールをはじめ、強度を確保しながら軽量化するために生まれた、スチールホイールならではの機能的なカタチをアルミのデザインへと落とし込んでいる。

ただし、そのままアルミに置き換えたわけではない。ナットホールまわりには、スチールホイールをプレス成型したような凹凸を取り入れながら、ホールの断面に段差を設けるなど、スチールでは表現できない造形を加えることで、より立体感につながるディテールを際立たせている。

さらに、リムには切削加工を施し、カラーでもアレンジ。このあたりは、アルミホイールならではの見せどころだ。

同じホイールでも、カラーリングが変わればキャラも変わる

オリーブドラブ

SWZのカラーバリエーションに注目したい。デビュー時は「グロスブラック/リムポリッシュ」の1色だったが、その後「オリーブドラブ」、さらに「カフェ」「AFグレー」を追加。現在は4色をラインアップする。

AFグレー
カフェ

グロスブラック/リムポリッシュが足元をキリッと引き締めたスポーティな雰囲気に仕立てるのに対し、オリーブドラブやAFグレーはミリタリーやレトロを感じさせる仕上がり。カフェならば、どこかオシャレで柔らかな方向にも振れる。同じデザインなのに、選ぶ色でキャラクターがガラッと変わるのがSWZの面白いところだ。

しかも、あえて定番のマットブラックを用意していないのも興味深い。「ありきたりになってしまうから」というのが、その理由なんだか。人とちょっと違う足元を楽しむというLANDFOOTらしさは、カラー選びにも表れている。

働くクルマまでカバーする、幅広いサイズを展開!

SWZは、サイズバリエーションの広さも大きな特徴。カラーによりサイズラインアップは異なるが、「グロスブラック/リムポリッシュ」であれば、12インチから18インチまでをそろえ、軽自動車やジムニー、コンパクトカーからランクル300まで幅広くカバーする。

ダイハツ・ハイゼットジャンボに装着したSWZ(12×3.50B)。カラーはオリーブドラブ。
トヨタ・ハイエースに装着したSWZ(15×6.0J)。カラーはグロスブラック/リムポリッシュ

そして、SWZのサイズ展開で特筆したいのが、“働くクルマ”もしっかり視野に入れていること。「グロスブラック/リムポリッシュ」と「オリーブドラブ」には、プロボックス/サクシード、タウンエース/ライトエース、NV200、ハイエースなどに対応するサイズも設定している。

一般的なドレスアップホイールでは、こうした商用車向けのサイズは選択肢が限られがち。だからこそ、商用車をベースにカスタムを楽しみたい人にとって、SWZはうれしい選択肢になる。ちょっと無骨でレトロなデザインも、“働くクルマ”のキャラクターによく似合う

この価格なら、ホイール交換がグッと身近になる

個性的なデザインに目が行くLANDFOOTだが、もうひとつ見逃せないのが、魅力的な価格だ

XFG、SWZともに、12インチは2万3100円〜プロボックス/サクシード用の14×5.0Jでも3万1900円〜ジムニー用の16×5.5Jでも3万8500円〜と、手を伸ばしやすい価格に設定されている。

「ちょっとホイールを換えてみたい」。そんなライトなカスタムにも取り入れやすい価格帯なのはウレシイ限りだ。

リーズナブルでも、品質にはとことん妥協しない

手を伸ばしやすい価格は大きな魅力だが、クルマの足元を支えるホイールだけに、やっぱり気になるのが品質だ。その点、LANDFOOTを手掛けるトピー実業には、長年にわたってホイールづくりに携わってきたトピーグループというバックボーンがある。

13°衝撃試験の模様。品質向上と品質維持のために、トピー実業の試験機で
軽合金ディスクホイールISO方式試験を実施

なかでも注目したいのが、アルミホイール用の衝撃試験機を自社で保有していること。こうした設備を持ち、独自に試験まで行える企業は国内でも数社だという。

リーズナブルだから選びやすい。でも、ホイールとして大切なところはしっかり押さえる。そんな安心感も、LANDFOOTを選ぶ理由のひとつになりそうだ。

いつものクルマを、足元からちょっと自分らしく

ホイールを換えるだけで、クルマの雰囲気は思った以上に変わる。でも、派手すぎたり、いかにもカスタムしましたというスタイルにはしたくない。純正のままより、ほんの少し自分らしく。そんな人にLANDFOOTはちょうどいい。

昔ながらのスチールホイールが持つ機能的なカタチを生かしながら、アルミだからできる造形や切削、カラーでひと味違うスタイルに仕立てたXFGとSWZ。しかもサイズは幅広く、手を伸ばしやすい価格も魅力的だ。

なんだか懐かしい。でも、古くさくはない。最初に感じたその印象には、スチールホイールを長年作り続けてきた、その歴史に理由があったのだ。

(編集協力:トピー実業株式会社)

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