アクセル操作に対する鋭いレスポンス&トルクフルで扱いやすいFA24型エンジンを搭載するGR86は、その鋭さゆえに”ギクシャク感”などつながりの粗さを感じるという声も……。
そこで紹介したいのが、寺本自動車商会が開発した内圧コントロールシステム「T-REV BP(ティーレブ バイパス)」シリーズのFA24エンジン専用「T-REV BP」だ。
4輪用に開発された従来の「T-REV αシステム」をベースに改良を加え、クランクケース内圧の安定化とメンテナンス性向上を実現している。
加速のラインを一本に整えて「鋭く素直な加速」を持つ理想のGR86像に近づくアップデートとしてオススメ!
FA24 GR86にT-REVを装着すると、なにがどう変わる?

FA24型エンジンの特性と弱点
トルクフルで扱いやすいGR86(ZN8)のFA24型エンジン(2.4Lボクサー)は、ひと踏みでトルクが立ち上がる鋭さと自然吸気らしい素直な伸びを併せ持ち、街中からワインディングまで走らせて楽しいユニット。
その一方で、エンジンの内圧変動による回転の脈動がザラついたフィーリングとして現れ、加速のつながりのギクシャク感/減速のリズムに粗さ/発進時のもたつきを感じるなど、もっと気持ちよく走りたい勢にとって不満点も……。
T-REV BP装着で出力を“盛る”のではなく、回転の質を磨き内部ストレスを取り除く

エンジン内部の気圧=内圧をコントロールしてくれる「T-REV BP」装着で内圧が安定し、アクセル操作に対するリニアさの向上/アクセルオフの減速が上質に/高回転ではストレートな伸びがより素直になる。
結果、エンジン全体が抵抗から解放されたようなシルキーなフィーリングで、格段に気分爽快なドライビングを体感できる。
ブローバイラインの構造が基本的に同じ設計思想の旧86(FA20型)にも対応
FA20 と FA24 は同系統でも回転特性はまったく別物のエンジンだが、どちらも「水平対向4気筒エンジン/内圧の脈動が強いエンジン」であり、ブローバイガスの逃げ道/クランクケースの圧力変動/内圧の上下する振れ幅などの構造が非常に似ている。
T-REVは“エンジンの構造”より“内圧の振れ幅”を見る製品なので、「共通のフィッティングで対応可能」なのだ。
エンジン内部のストレスを“ほどく”ように回転リズムを整える「T-REV BP SYSTEM」
「T-REV」は、F1やMotoGPなどで使われている「エンジンの減圧=エンジンのクランクケース内部の空気密度を減少させる」原理を、寺本自動車商会が研究・開発して市販車向けに最適化したもの。
クランクケース内の内圧(空気密度)を下げることで、空気の重さが軽いと動かしやすい=エンジン回転時の抵抗が減るという仕組みだ。
“抜く”から”整える”へ:「T-REV α」から「T-REV BP」へ進化

従来の「T-REV α」ではリードバルブ/インテークマニホールドの負圧を使って減圧する設計だったが、減圧しすぎると油圧が下がってしまうのでフィルターを通して外部から空気を取り入れてエンジンの内圧を適正に保つ必要があった。
「T-REV BP」ではフィルターを廃止し、エンジンの中から空気を取り入れる/独自構造のリードバルブでケース内の正圧を抜きつつ外気を逆流させない循環(バイパス)させる設計とした。
これにより、抜いて内圧が下りすぎたら外気を取り入れる=内圧が上下して安定しきらなかった「T-REV α」と比べ、「T-REV BP」は状況に応じて循環させることで内圧を適正値に整え、エンジン内圧の安定化につながる=減圧の効果が低回転から高回転まで安定した。
また、フィルターの清掃や交換の必要がなくなり、メンテナンス性が向上したことも大きい。
メンテナンスタイミング
「T-REV BP」のメンテナンスは1年でバルブの点検清掃(パーツクリーナー推奨)/2年または2万キロでオーバーホールを推奨している。
車種専用設計の豊富な車種別ラインナップ
それぞれのエンジンの内圧をしっかりと調整する必要があるため、「T-REV BP」は汎用ではなく車種専用としてセッティングもしっかりと合わせ込んでいる。
取り付けられる車種は4サイクルのエンジン(ブローバイガスが発生するエンジン)なら基本的にOK。
公式サイトにある4輪用T-REV 適合表を見れば、愛車に装着できるかすぐに分かるのでチェックしてみよう。
また愛車の車種が車種適合にない場合でも、寺本自動車商会へ持ち込んで取り付けることが可能かどうかをチェックしてもらえるので、まずは問い合わせてみよう。
ラインナップは随時開発中で、GRヤリス専用も近々発売予定!
元レーシングライダーが率いるプロの技術集団による開発・製造

「ライディングやドライビングの感覚を刺激し、より純粋に走りを楽しめるパーツ作り」を掲げ、開発・自社工場での製造・販売まで手がける大阪の老舗パーツメーカー・寺本自動車商会。
元プロレーシングライダーの寺本代表が、30年以上に渡るレース経験(鈴鹿8耐など)で培ったライダーとしての感性と技術屋としてのノウハウを詰め込んで開発した「T-REV(特許取得)」は、2輪業界では”より気持ちよく走りを楽しみたい”ライダーたちにとって定番の人気カスタムパーツとなっている。
4輪車と違いコーナリングなどハンドリングがエンジンの加減速で左右される2輪車では、エンジンに関わるパーツの開発はかなりシビアな要求と技術力を要する。
そんな2輪のテクニックが4輪用の「T-REV 」にもきっちり転用されており、目指す理想のエンジンフィールは「キレイにまわって振動もなくキレイに吹け上がって減速でもキレイに落ちていく=シルキーなエンジンフィール」とくれば、テラモト製品への信頼度と期待値は言うまでもない。
愛車の内圧データが分かる特典アリ!
行きつけのショップやクルマ用品店で取り付けてもらうのもいいが、寺本自動車商会での取り付けなら愛車のエンジンの内圧を専用器具でしっかりと計測してくれる特典があるのでお得。
ビフォーアフターを数値で見られる「効果を可視化するサービス」はありがたい。
また、取り付け方法など写真入りの取り扱い説明書が同封してあるので、工具を持っていて知識がある人なら30分ほどで取り付け可能だ。
T-REV BP SYSTEM GR86 【ZN8】






*まもなくGRヤリスも発売予定
踏み出した瞬間、加速の“つながり”が変わる! T-REV効果
T-REV BP装着によって、GR86は本来持つ鋭さはそのままに操作に対する応答が滑らかで扱いやすくなる。
出力を盛るためではなく、回転の質感を磨き、ストレスを取り除くためのチューニングがFA24に潜む小さなストレスをほぐし、加速のラインをしなやかに仕立ててくれるのだ。
また減圧してエンジンの動きが軽くなることで負荷が減り、エンジンの寿命も伸ばせる。ユーザーからは燃費がよくなったという声も多いというから嬉しい情報だ。
もっと気持ちよく走りを楽しみたいと感じているGR86乗りは、T-REV BPを装着したGR86でシルキーなエンジンフィールとつながる加速で刺激的な走りを楽しもう!
(編集協力:寺本自動車商会)








