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愛車のメッキパーツ、くすんでない? 史上“最鏡”ケミカルで新車の輝きを取り戻せ!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

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塗装面に使うケミカルで最強の製品はどれか?
この問題、どの製品を使ってもそこそこキレイになるものだから「このケミカルが最強だ!」と言い切ることは難しい。

では塗装面ではなく、メッキパーツに使うケミカルならどうか?

こちらも数々の製品があるのだが、その中で「史上最鏡」という強気のキャッチフレーズでその性能をアピールしているケミカルがある。
それがミガキング&メッキングだ!

目次

ミガキング&メッキング

左から、メッキのサビを落とす「サビトリキング(記事後半で解説)」、磨き剤の「ミガキング」、保護剤の「メッキング」だ

ミガキング、メッキング、サビトリキングは、日本の企業「メッキ工房ナカライ」が製造・販売を行っているケミカルだ。
クルマやバイク愛好家からの支持が厚く、メッキ用ケミカルではトップレベルの性能を誇るという。

なお、税込価格は以下のとおり。
ミガキング  :2,780円
メッキング  :5,980円
サビトリキング:2,980円


「史上最鏡」を謳う、その性能を見てやろうと今回ミガキング&メッキングをテストしたわけだが、キャッチフレーズに偽りのない、驚きの効果を実感する結果になった。

【ミガキング】くすんだメッキを一瞬で鏡面に

ミガキングは超微粒子コンパウンドを含んだ磨き剤だ。
対象はクロームメッキと鏡面ステンレス。
くすんでしまった表面の輝きを取り戻してくれるという製品である。

細かい説明はのちほどとして、まずは以下の動画&画像を見てほしい。

テスト車両のバンパーにマスキングテープを格子状に貼り、①~③の番号を振ってみた。
左から…

①水拭きだけの状態
②ミガキングを施工した状態
③汎用の洗車クリーナーを施工した状態だ

マスキングテープをはがした状態の画像を見ると、②の部分が他より輝いていることが分かる。

マスキングした部分だけ不自然に輝いてしまうレベル。もちろんミガキングで全体を磨けばカンタンに均一にできる

こういう比較は画像だと伝わりにくいものだが、それでも明らかな違いがわかる

そして輝きがものスゴい。
メッキ表面に青空や顔がクッキリと写り込む。これなら文句なしの「最鏡」の仕上がりといえるだろう。

使い方と注意点

1.付着した汚れを落とす
2.付属クロスに「ミガキング」を垂らして塗布する
3.くすみや汚れが取れてくるまで磨く
4.最後にメッキングで仕上げ

たったこれだけである。
2.で使う付属クロスは、ミガキングに同梱されている「史上”最鏡”クロス」のことだ。

このクロスの繊維の細かさは、なんと一般的な眼鏡拭きの100倍以上で、メッキ表面の細かな凹凸に入り込んだ汚れも剥がし取る、クロームメッキ磨きに特化した専用品だという。

メッキ表面に直接塗布することはNG。また、手で触れることもNGなので必ず専用クロスに垂らしてから使用すること
史上”最鏡”クロス。メッキ磨き用に脱脂された繊維でできており、NAKARAIはこのクロス以外の使用は推奨していない

使用していくと汚れたり硬化するため新品交換が必要だが、史上最鏡クロスのみの購入も可能だ。

「磨く」ではなく「撫でる」感覚で施工できる

たしかにメッキ表面を「磨く」ためのケミカルなのだが、力はいらないし時間もかからない。
磨くというより、表面をやさしく撫でるだけでくすみがとれていく感じだ。

ためしにサイドミラー1枚分の作業に必要な時間を計ったところ、わずか57秒。
メッキパーツが多い車種でも短時間で施工できそうだ。

【メッキング】輝きを持続させる

ミガキングだけでは保護効果がないため、そのまま放置すれば腐食が進んでしまう。
そこで表面をコーティングする役割を果たしてくれる
のが、このメッキングだ。

使い方と注意点

1.付着した汚れを落とす
2.付属クロスに「メッキング」を垂らして塗布する
3.クロスの面を変えて「虹ムラ」にならないよう伸ばす
4.全体的に「虹ムラ」がないか確認して仕上げ

塗布にはミガキングと同じ「最鏡クロス」を使う。

コツは薄く薄く塗り伸ばし、表面に虹ムラができないようにすること。
その他、詳しい使い方はNAKARAI公式サイトを確認しよう。

この施工が完成すれば、輝きを長い期間維持できる。
今回のテストではミガキングとの併用を紹介したが、新車、もしくはパーツが新しい状態ならメッキングだけの施工でもOKだ。

【サビトリキング】メッキにやさしいサビ取り剤

表面にサビが浮いてしまっているメッキパーツには「サビトリキング」。

このサビ取り剤は、クロームメッキには作用せず、サビのみに作用する特殊な研磨剤を配合している。
つまり、クロームメッキを極力傷付けることなくサビ取りが可能という夢のようなケミカルなのだ。

今回のテスト車両にはサビたメッキパーツがなかったため、古くなった工具で試してみた。
その結果がコチラ。

サビてしまったメガネレンチ。サビトリキング施工前の状態
中央にテープを貼り、左側だけをサビトリキングで磨いた結果
左半分にサビトリキングを使ったところ、見事にサビが取れてキレイになった

まとめ

周知している読者は多いと思うが、メッキ工房NAKARAIは単なるケミカルメーカーではない。
バイク・車・トラックパーツなどのクロムメッキ加工を本業とする、メッキのプロフェッショナル集団だ。


メッキの特性を知り尽くした同社が作り上げた製品だけあって、ミガキング、メッキング、そしてサビトリキング、いずれも「史上最鏡」の名に恥じないテスト結果を出してくれた。

愛車を大切にしているオーナーにこそ、この効果を体感してもらいたい。
メッキパーツの輝きを蘇らせたい、その美しさを永く維持したいオーナーにとって最”鏡”の味方になってくれること間違いなしだ。

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