ホンダ「WR-V」の一部改良と特別仕様車の設定が、2025年3月6日に発表されました。
今回の改良ではインテリアに改良が加えられたほか、特別仕様車「BLACK STYLE」が設定されました。
近年人気が高まっているSUVの一種であるWR-Vの改良を、ユーザーはどのように受け止めているのでしょうか。
力強いデザインは好評だが、BLACK STYLEでの変更点はやや不足気味との声も

WR-Vの外観は、水平基調のフロントグリル、張り出したフェンダーなどにより、SUVらしい力強さが演出されているようにみえます。
フロントマスクは大きなグリルを備えた、存在感のあるとされ、上位グレードではフルLEDヘッドライトとLEDフォグランプを装備。
リヤもボディのワイド感を際立たせる造形となっており、コンパクトSUVながらしっかりとしたスタンスが表現されています。
そして、今回の改良では中間グレードの「Z」以上のグレードで外装色に「オブシダンブルー・パール」が追加されました。
さらに、今回の改良で設定されたBLACK STYLEでは、エクステリアにブラックを基調としたパーツを採用し、力強さを維持しつつ、より洗練されたデザインを追求したといわれています。
WR-Vのエクステリアについて、SNSでは「無骨だが立派にみえてかっこいい」という意見がありました。
また、BLACKSTYLEに対しては「かっこよすぎだろ」という声がある一方で、「どうせならグリル上部のメッキもブラックにしてほしかった」など、差別化が不十分だという指摘も見受けられました。
広々としたインテリアは「質感が足りない」という声もあるが、改良で克服か?

WR-Vのインテリアはシンプルながらもしっかり加飾のあるデザインと、広大な室内空間が魅力の一つといえます。
ラゲッジ容量はクラストップレベルの458Lを実現しており、開口部も広く、シートアレンジも豊富で高い利便性を備えているといいます。
さらに、全車に先進安全装備「ホンダセンシング」が標準搭載されているようです。
今回の改良では上級グレード「Z」と最上級グレード「Z+」のインパネ下部とリアドアにソフトパッドが追加されました。
また、最上級グレード「Z+」にブラウンのフルプライムスムースシートを採用し、乗り心地の改善が図られているとされています。
そして、BLACK STYLEでは、インテリアのいたるところにピアノブラック調の加飾が追加されています。
SNSでは、WR-Vのインテリアについて「広くて十分な質感」と評価する声も多い一方、改良前には「他車と比べると質感が足りない」という声もみられました。
お手頃なWR-VはSNSでも「コスパいい」と評判!

WR-Vのグレード構成は「X」「Z」「Z+」の3種類です。
このうち「X」はエントリーグレードで、2025年夏に発売が予定されています。
また、「Z」は中間グレードで税込239万8000円から、そして「Z」の特別仕様車BLACK STYLEモデルは税込248万3800円からと発表されています。
そして、「Z+」は上級仕様です。
BLACK STYLEモデルは税込み258万600円から販売されていますが、通常モデルはXグレードと同じく2025年夏の販売が予定されています。
これらのパッケージングは、SNSでも好評で、「コスパがいい」「大きな足車に最適な値段」という評価が見受けられました。
このように、手ごろで存在感や利便性の高いSUVであるWR-Vは、今回の改良でさらに商品力を増したと考えられます。
また、ブラウンの内装で質感にこだわったZ+や、ベースグレードのXなどが2025年夏に投入されることも含めて、今後のWR-Vも注目です。

