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スピード違反は何キロから免停?反則金・点数の一覧と“意外に重い”処分内容とは

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

軽微なスピード違反で検挙されたドライバーにとっては、スピード違反は反則金を支払えば済む、比較的軽い交通違反だと考える人もいるかもしれません。

しかし、実は超過した速度によって適用される罰則は大きく変わり、重大なスピード違反では反則金よりも重い罰則が科せられる事例もあります。

では、具体的にどのような差があるのでしょうか。

目次

スピード違反の罰則一覧|速度超過ごとの点数・反則金・免停ラインとは?

スピード違反をした場合、その罰則は単なる反則金で済むこともあれば、免停やさらに重い処分が科せられることもあります。

その罰則の内容は、どれだけ速度を超過したかに大きく依存します。

軽微な違反の場合、反則金納付などの処分にとどまることもありますが、超過した速度が大きければ、免許停止などの厳しい行政処分が待っています。

たとえば、20km/h未満の速度超過では、1点の違反点数が加算されるだけで、すぐ免許停止や免許取消になることはありません。

しかし、一般道で30km/h以上、高速道路での40km/h超〜50km/h未満の速度超過であれば、6点の違反点数が加算され、前歴がなくとも免停30日という罰則を受けることになります。

そして、50km/h以上の超過があった場合、12点の違反点数が加算され、前歴がなくても90日という長期の免許停止が科せられてしまいます。

さらに、反則金も速度超過の度合いに応じて異なります。

たとえば15km/h未満の速度超過では反則金は9000円ですが、高速道路での35km/h以上40km/h未満の超過では3万5000円もの反則金が科せられることになります。

このように、スピード違反に対する罰則はその超過した速度により大きく異なり、大きく速度超過した場合は免許停止などを受け、しばらくクルマに乗れなくなることもあります。

また、スピード違反の程度によって支払うべき反則金も大きく異なるため、スピード違反の罰則を軽んじると、高額な反則金が科せられる可能性もあるため注意が必要です。

道路を走る際には、常に適正な速度で走行することが大切です。

程度によって罰則が異なる違反は他にも

このように、スピード違反は、軽い違反から重大な違反までさまざまなケースがあり、その罰則は超過した速度に大きく依存します。

さらに、違反の程度によって罰則が異なる交通違反はこのほかにも存在します。

その一例が積載物の重量制限超過です。

積載物が制限を超える場合、その超過割合によって科せられる反則金が異なります。

たとえば、普通車であれば規定の10割以上の超過では3万5000円、5割以上10割未満では3万円と、違反の程度に応じて金額が増加します。

また、この違反では普通車で10割以上の超過をした場合、3点の違反点数が加算され、5割以上10割未満では2点、5割未満の超過では1点の加算にとどまります。

この違反はスピード違反よりも違反点数の加算は控えめである一方、反則金は高額であることが特徴といえます。

また、酒気帯び運転に関しても、検挙時のアルコール濃度に応じて違反点数が大きく異なります。

たとえば、アルコール濃度が0.25未満であれば13点、0.25以上であれば25点が加算されます。

この違反では反則金を取られることはありません。

しかし、罰金や拘禁刑などの刑事罰に発展するため、比較的重い罪が科せられるおそれがあります。

加えて、この違反では違反点数が大きく加算され、免許停止や免許取消など、ドライバーが車を運転できなくする処分が即座に取られる点が特徴です。

スピード違反に限らず、交通違反を犯した場合、違反内容に応じた罰則を受けることになるため、運転する際には十分に注意が必要です。

まとめ

このように、交通違反の処分には、違反の程度の重さによって処分の内容が変わるものが存在します。

軽微なスピード違反であれば反則金で済むこともありますが、超過した速度が大きければ、免許停止や高額な反則金が科せられることになります。

さらに、積載物の重量超過や酒気帯び運転といった他の違反でも、違反の内容に応じて罰則が異なり、場合によっては刑事罰が科せられることもあるようです。

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