老舗キャンピングカーメーカーのレクビィは、日産キャラバンをベースとした新モデル「レクビィ プラス LIV’N(リビン)」を発表した。本モデルは、カスタマイズ性と価格のバランスを重視するユーザーをターゲットとし、多様なライフスタイルに対応する「移動できるリビング」をコンセプトに開発された。2026年1月30日から開催される「ジャパンキャンピングカーショー2026」にて初公開される予定である。
レクビィ プラス LIV’Nが提案する新しい「暮らし」の空間
「LIV’N」という名称は「Living」に由来し、単なる移動手段としてではなく、車内で過ごす時間そのものに価値を見出すというメーカーの思想が込められている。このモデルは、自分好みの空間を求める自動車愛好者やキャンピングカー初心者、さらにはベテランユーザーまで、幅広い層に注目される可能性を秘めている。
LIV’Nの主な特長と見どころ
レクビィ プラス LIV’Nは、ユーザーの多様なニーズに応えるための複数の特長を備えている。これらの要素が組み合わさることで、快適でパーソナルなキャンピングカー体験が提供される。
圧倒的なカスタマイズ性:最大270通りの選択肢
本モデル最大の魅力は、そのカスタマイズの幅広さにある。マルチルーム(トイレやシャワー、収納などに利用できる多目的スペース)の有無、シートの形状、さらには床材、家具、シート生地の色に至るまで、最大270通りの組み合わせから選択可能である。これにより、ユーザーは自身のライフスタイルや好みに合わせて、唯一無二のキャンピングカーを構築できる。まるで住宅のリノベーションを選ぶかのような楽しさが提供されると、メーカーは説明している。

キャンピングカーのモダンな内装。木目調と明るい色合いで統一された快適な空間が広がる。
モジュール設計による手頃な価格設定
「270通りの選択肢がありながら、税込660万円からという価格はなぜ可能なのか」という疑問に対し、メーカーは家具や部品を共通化する「モジュール設計」が秘密であると説明している。部品調達を最適化することでコストを抑えつつ、キャンピングカーとしての快適性や機能性は妥協されていない。特に、電気製品の利用に不可欠な300Ahの大容量リチウムイオン電池が標準搭載されている点は、長時間の車中泊やツーリングを考慮した設計と言える。

テールゲートが開いたキャンピングカーの後部。木目調の内装が施され、ベッドスペースが見える。
運転のしやすさと広々とした室内空間の両立
ベース車両には日産キャラバンの「ナロー・ロング×ハイルーフ」が採用されている。このサイズは、一般的な街中の駐車場でも比較的取り回しがしやすいとされ、日常使いとレジャー用途の双方を考慮した選択である。一方で、室内では大人が立ったまま過ごせる十分な高さを確保しており、居住性も高い。日本の道路事情や使用環境に合わせた「ちょうど良さ」がLIV’Nの特長の一つである。なお、さらに広いワイド版も今夏に発売される予定である。

白い日産キャラバンのキャンピングカー。サイドドアが開けられ、内部のカスタマイズされた車中泊仕様のインテリアが見える。
老舗メーカーの技術が支える本格的な快適性
レクビィは長年の経験を持つキャンピングカーメーカーとして、見えない部分にもこだわりを投入している。他のモデルと同様に、高い断熱性能や最新の電装システムがLIV’Nにも備わっている。これにより、夏は涼しく、冬は暖かく、年間を通して快適な車中泊やアウトドア体験が可能となる。これは、キャンピングカーを選ぶ上で重要な要素の一つであり、レクビィの信頼性がうかがえる点である。
組み合わせのイメージをサポートする商談システム
「270通りもの組み合わせがあると、完成形がイメージしにくい」と感じるユーザーのために、レクビィは専用の商談システムを用意している。「ジャパンキャンピングカーショー2026」の会場やレクビィの直営店では、専用モニターを使用して選択肢を視覚的に確認しながら商談を進めることができる。これにより、購入後の「イメージと違った」という事態を防ぎ、納得のいく一台を選ぶことができる。

モジュール式の室内空間が9種類の異なる配置で示されており、様々な用途に対応する家具の変形機能が紹介されている。

「PLACE LIV’N」の製品構成オプションを示す表。レイアウト、マルチルームの有無、シート生地、家具扉色、フロアの選択肢が一覧で表示されている。
価格・発売情報
レクビィ プラス LIV’Nの価格およびオプションは以下の通りである。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 車両本体価格 | 6,600,000円(税込、ナローロング版) |
| 発表日 | 2026年1月30日(ジャパンキャンピングカーショー2026にて) |
| ベース車両 | 日産キャラバン ナロー・ロング × ハイルーフ |
電装系のオプションは、ユーザーの利用シーンに合わせて選択可能な3つのパッケージが用意されている。
- ライトパッケージ: リチウムイオン電池、冷蔵庫、走行充電器など、キャンピングカーの基本となる電装機能が含まれる。
- スタンダードパッケージ: ライトパッケージの内容に加え、電子レンジ、FFヒーター(燃焼式ヒーター)、ソーラーパネルなどが追加され、より快適な車中泊をサポートする。
- オールシーズンパッケージ: スタンダードパッケージに加えて、家庭用エアコンまで搭載されており、季節を問わず快適な室内環境を実現する。
これらのパッケージにより、ユーザーは自身の旅のスタイルや予算に合わせて、無駄なく必要な機能を選択できる。
まとめ
レクビィ プラス LIV’Nは、2026年1月30日から幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2026」で初めて一般公開される。本製品は、自分だけのカスタマイズされたキャンピングカーを手頃な価格で手に入れたいと考える自動車愛好者や、快適な車中泊、長距離ツーリングを楽しみたいユーザーに適している。実車を体験したい場合は、ジャパンキャンピングカーショーの会場、またはレクビィの直営店(レクビィ オスト ベネヴェント、レクビィ ステーション、レクビィ エスト)で詳細を確認できる。自分だけの「動くリビング」を検討する上で、注目すべき新モデルである。
リリース提供元:株式会社レクビィ








