有限会社平野オートボディーが展開するキャンピングカーブランド「HIRABO」は、新型軽キャンピングカー「BOUKEN号」を発表した。同製品は、従来の軽キャンピングカーが抱える課題であった「就寝時の荷物移動」を解消する独自の空間設計と、手軽なポータブル電源システムを特徴としている。車中泊やアウトドアをより自由に、快適に楽しみたい自動車愛好者やキャンピングカーユーザーをターゲットに、2026年4月のイベントで実車が初披露される。
HIRABO「BOUKEN号」のコンセプトと概要
「BOUKEN号」は、有限会社平野オートボディーのキャンピングカーブランド「HIRABO」から登場した新型軽キャンピングカーである。同社は「シンプル・イズ・ベスト」というコンセプトを掲げ、従来のキャンピングカーにありがちな複雑さを排し、より手軽で自由な車中泊体験を提案している。この「BOUKEN号」は、忙しい日常から離れて自然を満喫したいと考える、自動車やモーターサイクル愛好者、アウトドアファンに向けて開発された。その名の通り、ユーザーの冒険心を刺激し、思い立った時にすぐに出発できる移動する秘密基地としての役割を目指している。
荷物積載と就寝を両立する高効率な空間設計
多くの軽キャンピングカーユーザーが共通して抱える課題として、就寝時にキャンプ道具やレジャー用品などの荷物を車外へ移動させる手間が挙げられる。「BOUKEN号」は、この課題を独自の高効率な空間設計により解決した。車内に荷物を積載したままでも、大人2人が足を伸ばして快適に就寝できるスペースを確保している。これにより、目的地に到着後、すぐに休憩や就寝が可能となり、旅のストレスを軽減する。この設計は、特にツーリングやアウトドアでの活動が多いユーザーにとって、大きな魅力となるだろう。

*車の後ろで車椅子を操作する男性。車内にはベッドやワニのぬいぐるみが見え、荷物を積んだまま寝られる様子が伺える。

車内には木製のベッドフレームとクーラーボックスがスマートに配置されており、緑色のクッションにはワニのぬいぐるみが置かれている。
ポータブル電源システムがもたらす利便性
「BOUKEN号」は、キャンピングカーの電源システムにおいて、あえて複雑な固定式サブバッテリーシステム(車両に組み込まれた補助電源システム)を搭載せず、市販のポータブル電源を活用する仕様を採用している。このアプローチは、ユーザーに複数のメリットをもたらす。まず、複雑な配線が少ないため、電装トラブルのリスクが最小化され、システム全体の信頼性が向上する。次に、バッテリー交換やシステムのアップデートが、ポータブル電源を入れ替えるだけで完了するため、専門知識がほとんど不要であり、メンテナンスフリーで運用できる。さらに、技術の進化が速いポータブル電源市場において、常に最新の高性能な製品に買い替えることで、長期にわたり快適な電力環境を享受できる。初期投資や維持コストの面でも、このポータブル電源仕様は賢明な選択肢となり、ランニングコストを抑えつつ最高の電力環境を実現する。
天然木を活かした内装と豊富なベッドオプション
「BOUKEN号」のインテリアは、シンプルでありながら機能美を追求したデザインである。天然木を多用した内装は、温かみと落ち着きを演出し、長距離のツーリングや車中泊の疲れを癒やす空間となっている。木目調の落ち着いた雰囲気は、ユーザーに安らぎを提供するとともに、冒険心をくすぐるスタイリッシュな仕上がりである。
ベッドは、ハイ、ミドル、ローの3種類の高さから選択可能であり、オプションとして240cmを超える超ロングベッドも設定されている。このロングベッドは、体格の大きな方でも足を伸ばして快眠できるため、旅の質を向上させる。メーカーは、欧米からのインバウンド客や長期滞在者にも最適であると説明している。これにより、多様なユーザーのニーズに対応することが可能となっている。

*車内が改造されたキャンピングカー。後部座席が取り外され、木目調のベッドや収納スペースが落ち着いた雰囲気を醸し出している。

木製のテーブルとベンチシート、窓が写る車内インテリア。ベージュのクッションが優しく、落ち着いた雰囲気を演出。
スズキ エブリイバンをベースとした高い走行性能とカスタマイズ性
「BOUKEN号」のベース車両には、広い室内空間と高い走行性能で定評のあるスズキ エブリイバンが採用されている。この車両は、その信頼性と汎用性から、多くのカスタム車両や商用車に利用されている。ユーザーは、2WD/4WD、ターボの有無など、自身の用途や走行環境に合わせて最適な仕様を選択できる。さらに、家具の色やシート生地など、ライフスタイルに合わせたカスタマイズにも柔軟に対応しており、自分だけの「BOUKEN号」を作り上げる楽しみも提供される。これにより、ユーザーはよりパーソナルな自動車として、この軽キャンピングカーを所有することが可能である。
開発元「有限会社平野オートボディー」の信頼と実績
「BOUKEN号」の開発・製造を手がけるのは、東京都八王子市で鈑金塗装・車検整備・車両販売を行う有限会社平野オートボディーである。同社は、長年にわたる自動車業界での経験と技術に裏打ちされたプロフェッショナル集団であり、その信頼性は高い。2025年には新拠点「ヒラボ八王子ベース」をオープンし、「夢と冒険のガレージ」をコンセプトに掲げ、顧客の多様なニーズに応える車両を提供している。同社が提案する「BOUKEN号」は、長年の経験から培われた使い手の視点が反映されており、本当に価値のある軽キャンピングカーとして開発されたものと見られる。
公式サイト: hiranoauto.co.jp
YouTubeチャンネル: ヒラボチャンネル
「BOUKEN号」実車展示イベント情報
「BOUKEN号」の実際のサイズ感や積載力、内装の雰囲気を確認したいユーザーのために、以下のイベントでの実車展示が予定されている。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 神奈川キャンピングカーフェア2026 in 川崎競馬場 春の大商談会 |
| 開催日時 | 2026年4月25日(土)・26日(日) 9:30〜16:00 |
| 会場 | 川崎競馬場特設会場(競馬場内駐車場) |
| 入場料 | 無料 |
| 詳細URL | JRVAイベント公式サイト https://jrva-event.com/ex/kanagawaspring/ |
さらに、2026年7月には「東京キャンピングカーショー2026」(東京ビッグサイト)への出展も予定されている。これらの機会を活用し、自身の「冒険の相棒」となり得る一台を直接確認し、詳細な仕様やカスタマイズの相談を検討することが推奨される。
まとめ:新たな冒険をサポートする軽キャンピングカー
「BOUKEN号」は、軽キャンピングカーに求められる実用性と、所有する喜びを感じさせるデザイン性を見事に両立させた一台である。「シンプル・イズ・ベスト」という哲学が息づくこのキャンピングカーは、これからの車中泊やアウトドアのスタイルを大きく変える可能性を秘めている。
本製品は、2026年4月25日・26日の神奈川キャンピングカーフェア、および2026年7月の東京キャンピングカーショーで実車が展示される予定である。車中泊やアウトドアツーリングを気軽に楽しみたいユーザー、荷物の移動に煩わしさを感じていたユーザー、そしてコストパフォーマンスを重視しつつも最新の機能性を求めるユーザーに適している。購入を検討する際は、これらのイベントで実車を確認し、自身のライフスタイルに合致するかどうかを判断することが重要である。詳細は有限会社平野オートボディーの公式サイトで確認できる。
リリース提供元:有限会社平野オートボディー








