トヨタ自動車株式会社は、LEXUSブランド初となるBEV3列シートSUV「TZ」を世界初公開し、日本では2026年冬頃に発売予定と発表した。
同モデルは、「Driving Lounge」をコンセプトに開発され、3列すべての乗員が快適に過ごせる広いキャビンと、LEXUSらしい走行性能を両立した点が特徴となる。専用プラットフォームや高い静粛性、空力性能を追求したデザインを採用し、BEVならではの滑らかな走りと快適性を実現。竹材やリサイクル素材を用いた内外装も採用し、サステナビリティにも配慮した。AWDシステムによる最高出力300kWを発揮し、日本仕様の航続距離は620kmを予定する。
LEXUS、新型「TZ」を世界初公開
-「Driving Lounge」をコンセプトに、すべての乗員が笑顔になれるLEXUS初のBEV3列シートSUVモデル-
- 多彩なライフスタイルを提案する新型BEV3列シートSUVモデル
- LEXUS特有の静粛性と乗り心地や開放的なキャビンにより自然体で過ごせるラウンジ空間
- クルマの大きさを感じさせない、ドライバーと一体感のある走り
- SUVらしい力強いスタイリングと空力性能の二律双生を追求したデザイン
- 竹やリサイクル素材などを取り入れたサステナブルな材料の内外装への活用

LEXUSは、新型TZを世界初公開しました。日本での発売は、2026年冬頃を予定しています。
LEXUSは、1989年の創業以来、常にイノベーションの精神を貫き、お客様に新たな技術や価値を提供することに挑戦し続けてまいりました。Japan Mobility Show 2025では、複数のコンセプトモデルとともに「“DISCOVER” -誰の真似もしない-」というブランドメッセージを掲げ、お客様一人ひとりにとって唯一無二の体験価値を提供できるブランドとしてさらに変革することを宣言しました。今後LEXUSは各商品に“DISCOVER”という言葉に続く固有のテーマを付与し、体験価値を定義してまいります。今回発表するTZは、ライフスタイルやライフステージへのあらゆる可能性の広がりをイメージし、“DISCOVER LIMITLESS”というテーマを設定。TZが日常のルーティンから人々を解放し、新しい体験や冒険を可能にするという願いを込めています。
TZは、この“DISCOVER LIMITLESS”を具現化するモデルとして、すべての乗員が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」をコンセプトに、快適に過ごせる空間と、LEXUSらしい走りを高次元で融合した新型BEV3列シートSUVモデルです。運転する楽しさ(=Driving)と、どの席でもくつろげる居心地の良さ(=Lounge)を両立することで、何よりも「時間」を大切にするお客様に新たな体験価値をご提供します。専用開発したプラットフォームやシンプルで開放的なキャビンにより、どの席でも乗員がリラックスできる広々とした室内空間を実現しています。また、LEXUSならではの静粛性にさらに磨きをかけるとともに、運動性能を徹底追求。BEVの特性を活かした上質な乗り心地と運転する楽しさの両立を目指しました。デザインでは、造形美と空力性能の二律双生を徹底的に追求。SUVの力強いスタイルを保ちながら、LEXUSのSUVモデルトップレベル*1の空力性能を実現し、優れた航続距離を確保しています。さらに、オーナメント加飾には四国の竹材を用いた「Forged bamboo」を採用し、サステナブルなクルマ作りと伝統技術の継承にも寄与しています。LEXUSはTZを通じて、大切な人との時間をより深く、より豊かに彩る空間と、運転する人の心を揺さぶる体験をご提供してまいります。

TZの主な特長
すべての乗員に、心からくつろげるラウンジ空間をご提供
- Driving Loungeの実現を目指し、家族の会話や笑顔が自然に生まれる空間を創造
- 新開発プラットフォームや大開口薄型可動パノラマルーフの採用による開放感あふれるパッケージ
- 自然な音の空間を実現するため、音の指向性に配慮したLEXUSトップレベル*1の静粛性による快適な室内空間
- オーディオシステムやイルミネーションなどにより人の感性を刺激する癒しとくつろぎの空間
走る歓びとくつろぎの空間が共存する、LEXUSならではの移動体験
- LEXUSの「味磨き活動」により、徹底的に鍛え上げた体幹による走りの深化と高い快適性
- クルマの素性にこだわり、意匠性と居住性を高い次元で両立させた空力性能
- ハードとソフトの電動化技術を活かし、後席の快適性を重視した「Rear Comfort」モード*2
- インタラクティブマニュアルドライブ(Interactive Manual Drive)*2による運転の楽しさと高揚感がもたらす、深化したクルマとの対話
造形美と空力性能の二律双生が生む存在感
- シンプルさに先鋭さを融合し、LEXUSらしい独自性と存在感を追求
- スピンドルボディや幾何学グラフィックで機能美を表現しつつ、高い空力性能を実現
- 意匠性と空力性能を両立したホイールを設定し、洗練されたたくましさを表現
サステナブルな素材と循環型のクルマ作り
- Forged bambooやリサイクルアルミなどサステナブルな素材を採用
- 製造工程においても環境負荷を最小限に抑える工夫を取り入れた循環型のクルマ作り
*1 2026年5月現在発表済みの車種において、LEXUS調べ
*2 地域/仕様によって異なります
Lexus Internationalチーフエンジニア 宮浦 猛
TZはドライバーと家族が笑顔になれる上質な移動空間「Driving Lounge」というコンセプトを掲げ、開発メンバー全員でその姿を問い続けながら開発してきたモデルです。時間を何よりも大切にし、本物を知るお客様に選んでいただくというLEXUSが目指すブランド価値を想定し、TZを通じてLEXUSの新しい体験をお届けしたいと考えています。このようなLEXUSが目指す価値観を成し得るにあたり、たどりついた手段がBEVでした。電動化による操る楽しさや走りの進化を実現するにはBEVは最適解だと考えています。「見て」、「乗って」、「走って」体験するLEXUSらしさに加え、新しく「過ごして」体験する価値も提供します。
TZの開発でまずこだわったのは、デザインと空力性能の二律双生です。BEVで重要視される空力性能に加え、拡大するラグジュアリーMid-SUV市場において唯一無二の個性を発揮するためにはどのようなスタイリングになるべきか。普段は相容れにくい技術とデザインを上手く融合させた、機能美から生まれたデザインが特徴的だと考えています。インテリアにおいても、すべての座席でラウンジのようにくつろげる空間を目指し、新開発のプラットフォーム、シート、パノラマルーフをはじめ、部品一つひとつの細部にまでこだわりました。走りに関してはBEVであるメリットを最大限に活用しつつ、LEXUSの味磨き活動を取り入れ、徹底的に鍛え上げました。止まっていても、走っていても何より静かな空間を目指し、静粛性には特にこだわり、音響も楽しむことができるラウンジ空間を作りあげることもできました。より長い時間をTZで過ごしていただけるように、音楽を楽しむならTZで、そんな使い方も提案します。
また、環境面でのサステナビリティは当然ですが、“クルマを運転する楽しさ”のサステナビリティも提供したいと思っています。楽しそうに運転する両親の姿に子どもが憧れ、自分もクルマを運転したいという想いが世代間で受け継がれる、そんな役割を担うクルマでもありたいと考えています。運転する方には笑顔で運転してほしい…、そんな願いをTZには込めております。「Driving Lounge」という新しい提案は、快適な空間とLEXUSの走りを両立させるとともに、乗っている人全員の想いに寄り添います。日々の暮らしに新しい歓びをもたらし、かけがえのない時間をより美しく、より深く輝かせるTZに、どうぞご期待ください。

TZ 主要諸元(プロトタイプ値)
| 全長 | 5,100mm | |
|---|---|---|
| 全幅 | 1,990mm | |
| 全高 | 1,705mm | |
| ホイールベース | 3,050mm | |
| 車両重量*1 | 2,630kg | |
| タイヤサイズ*1 | 255/45R22・255/55R20 | |
| 最小回転半径 | 5.4m*2 | |
| 駆動方式 | AWD | |
| システム最高出力 | 300kW[407.8PS]*1*3 | |
| フロントモーター | 最高出力 | 167.0kW[227PS]*1*3 |
| 最大トルク | 268.6N•m[27.3kgf•m]*3 | |
| リヤモーター | 最高出力 | 167.0kW[227PS]*1*3 |
| 最大トルク | 268.6N•m[27.3kgf•m]*1*3 | |
| 加速(0-100km/h) | 5.4s*1 | |
| バッテリー総電力量*4 | 95.82kWh*1*3 | |
| AC充電規格 | NACS TYPE1 TYPE2 GB/T*1 | |
| AC充電最大出力 | NACS : 11kW/19kW*1 TYPE2 : 22kW*1 | |
| DC充電規格 | NACS CHAdeMO CCS GB/T*1 | |
| 充電時間(150kW SOC 10-80%) | 約35分*5 | |
| 航続距離 | 300mile*6(北米) 620km*7(日本) 530km*8(欧州) 640km*9(中国) | |
| 荷室容量 | 290L*10-2017L*11 | |
| トーイングキャパシティ*1 | 3,500lbs(北米) 1,500kg(欧州) | |
*1 地域/仕様によって異なります
*2 Dynamic Rear Steering(DRS)付。DRS無しの場合は5.8m
*3 開発中の暫定値
*4 測定方法はIEC62660-1に準じています。総電力量は、車両に搭載した電池のエネルギー量を表しています、国連危険物輸送勧告の定義に基づき算出した値であり、電圧(V)と容量(Ah)、セル数によって求められます。
*5 駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から約80%まで充電するためのおおよその時間。充電時間はあくまで目安の時間であり、外気温や充電器の仕様などの条件により変わる場合があります。
*6 EPAモードにおける開発中の暫定値 : 20インチタイヤ装着時
*7 WLTCモードにおける開発中の暫定値 : 22インチタイヤ装着時
*8 WLTPモードにおける開発中の暫定値 : 20インチタイヤ装着時
*9 CLTCモードにおける開発中の暫定値 : 22インチタイヤ装着時
*10 3列目シートを起こした状態でのVDA方式による容量
*11 2列目・3列目シートを前方に倒した場合のVDA方式による容量

リリース提供元:トヨタ自動車株式会社








