株式会社エッチ・ケー・エスは、ピストンキット用ピストンリング「TYPE-LF(Low Friction)」のΦ87.0モデルをリニューアルしたと発表した。
同製品は、最新の設計理論を採用し、トップリングでは合口部の通路面積縮小や高膨張材の採用によりブローバイガス低減を実現するほか、熱伝導率向上による冷却性と耐久性を高めた。セカンドリングは合口隙間拡大によりフラッタリングを抑制しシール性を向上、オイルリングは3ピース化でフリクション低減を図るなど、エンジン性能と効率の向上に寄与する仕様となる。
目次
ピストンリングセット TYPE-LF Φ87 4set/6SET
最新技術を盛り込んだHKS製ピストンキットのピストンリング「TYPE-LF(Low Friction)」について、Φ87.0モデルもリニューアルいたします。
過酷な条件下でも最大限の性能を発揮できるよう最新の理論で設計しております。

ピストンリングはエンジンの性能を左右する非常に重要な部品です。
内燃機関を取り巻く環境が大きく変わっている今、ピストンリングにおける技術や理論も常に進化し続けています。
今回、HKS製ピストンキットのピストンリングについても最新技術を盛り込んだ仕様にリニューアルいたします。
※今後他サイズも順次リニューアルを実施いたします。

特長:TOPリング
1.常温時・高温時問わずブローバイガス量の低減を実現
- 従来品と比べて常温時の合口部のガス通路面積を約27%縮小しているため、ブローバイガス量を低減することが出来ます。
- 膨張係数の高い材料の採用により、運転時(高温時)においても合口隙間を約88%減らしております。
- また、通路面積の縮小によるリスクに対しても確認済みですので、安心して高性能をお使いいただけます。
2.材質・表面処理の見直しによる高性能・高耐久の両立
- 従来品より熱伝導率が約37%高い材料を採用しております。
ピストンの冷却性能向上とリング溝の摩耗を抑制することが出来ます。 - リング張力を下げ、フリクションを低減しております。
- 表面処理を初期のなじみ性を重視した仕様としました。耐久性についても被膜厚さを変更し従来品以上の寿命としました。

特長:2NDリング
1.TOPリングの姿勢を安定させシール力の向上に貢献
- 合口隙間を約25%拡大し、セカンドランド圧力低減を実現しました。
(隙間を拡大しても、TOPリングのシール性を大幅に向上しているため、これまでの性能を悪化させることはありません) - セカンドランド圧力を下げることによってTOPリングの「フラッタリング(リングが溝の中で暴れる現象)」を抑え、シール力を向上させます。
2.フリクション低減
- 従来品からリング張力を約18%下げ、フリクションを低減しております。

特長:OILリング
1.3ピース化によるフリクション低減の実現
- 従来品の2ピース構造から3ピース構造のOILリングを採用いたしました。更にリング張力を約10%低減することで、大幅にフリクションを抑えることが出来ました。
- 張力を低減しても、オイル消費を増加させない構造にしているため、オイルを掻く本来の機能は悪化しません。

参考:Φ87.0 ピストンリング採用製品一覧(2026年3月現在)

リリース提供元:株式会社エッチ・ケー・エス
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