クルマやバイク、アメリカンカルチャーが好きな人なら一度は耳にしたことがある「ホットロッドカスタムショー」。毎年12月初旬に横浜で開催されるこのイベントは、カスタム車両の展示やアメリカンカルチャーを体感できる、日本最大級のカスタムイベントだ。
2024年12月1日に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催され、日本国内のみならず海外からもカスタムされたクルマやバイクが会場に並んだ。
今回はクルマの中でも海外の車両を紹介していこう。
そもそもホットロッドてなんなの?
ホットロッドとは、1920~1930年代製のクラシックカーをベースに、大排気量エンジンへの換装や派手なカスタムペイントなどを施したアメリカ発祥のカスタムカーである。その独特な迫力のあるスタイルが魅力。
日本の車検制度では、製造当時の保安基準が適用されるため、1950年以前に製造された車両は、オープンホイールやサイレンサーレスのマフラーといった一見現行基準に適合しない仕様でも車検を取得することが可能である。
海外からのゲストとして展示された1934年式のFord Coupe “The St. Christopher Coupe” 。
South City ROD & CUSTOMのCoby Gewertzによって制作され、会場では気軽にサインにも応じてくれた。
会場に展示されていたホットロッド
corsairs car clubのFord pick up(1937年製)。
ローライダーも多数展示!
地面すれすれの車高と、派手な内外装が特長のローライダー。ローライダー文化は1970年代には西海岸を中心に広がり始め、1980年代にはヒップホップとの結びつきも強くなった。カーショーやイベントも大規模化し、1990年代にはアメリカ全土にローライダー文化が広がり、国際的にも注目を集める文化の一つだ。ローライダーの詳細はこちらの記事でチェックしてほしい。
Chevrolet Business coupe(1951年製)
BUICK RIVIERA (1964年製)
Mercury coupe(1949年製)
Mercury (1951年製)
Mercury MontClair(1956年製)
スポットライトとして『Chevrolet』を特集!
Chevrolet impala(1959年製)
Chevrolet Belair(1956年製)
Chevrolet VEGA WAGON(1972年製)
Chevrolet CAMARO(1962年製)
Chevrolet impala SS(1996年製)
マッスルカーは今も美しい!
Chevrolet CORVETTE (C3)
DODGE Challenger(1970年製)
PRIMUS Road runner(1970年製)
Ford Mustang(初代前期 1964年〜)
アメ車といえばトラック、バンでしょ
Ford F-8(1951年製?)
Chevrolet シェビーバン
AMC Post VAN(1984年製)
WILLYS FJ-3(1961年製)
Chevrolet C3500(1998年)
Chevrolet C3100(1951年製)
アメリカンカルチャーを体験
ホットロッドカスタムショーは、単なる車両展示イベントではない。アメリカンヴィンテージカルチャーを体験できる多彩なブースも魅力の一つ。
職人によるカスタムペイントや細いラインで描かれるピンストライピングの技術が間近で見られたり、オリジナル刺繍で自分だけのスカジャンを作れるショップなども出店。
会場特価で販売されているウエア類も多数あり、それを買うだけでも入場料分はモトを取れるほど!?
クルマ、バイク好きは必見のイベント!
年々勢いを増しているホットロッドカスタムショーは、クルマ好き、バイク好き、アメカジ好きなら是非とも足を運んでみてほしいイベント。今回はクルマの中でもアメ車をはじめとした海外のモデルを紹介した。クルマの国産モデル、バイクの海外モデル、国産モデルとおって3記事アップしていくので、楽しみに待っていてほしい!