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歴史的レースをインスパイア 162本限定「グランプレミオ・デ・クーバ”1957″」販売開始 

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時計及び部分品、附属品の製造販売及び輸出入業を行う株式会社ムラキは、スイス発時計メーカーであるクエルボ・イ・ソブリノスの新作「ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957 “」を発売した。1957年キューバで初めて開催されたグランプリ、グラン・プレミオ・デ・クーバの歴史的レースが基となっており、鮮やかな赤を基調とした文字盤は情熱的な印象を与えるデザインだ。162本限定生産、価格は682,000円(税込)である。

目次

キューバデザインのスイスメイドウォッチ「クエルボ・イ・ソブリノス」の新作「ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957 “」が2月20日に発売

株式会社ムラキ(本社:東京都中央区日本橋)は「クエルボ・イ・ソブリノス」の新作「ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957 “」を2023年2月20日に発売いたします。

ヒストリアドール
グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957”
  (クエルボ・イ・ソブリノス公式サイト:https://cuervoysobrinos-japan.com )

クエルボ・イ・ソブリノス ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957 “は、その名にふさわしく、歴史的なレースからインスピレーションを得て、現代のオーディエンスに向けた162本限定生産のクロノグラフです。

1957年、キューバで初めて開催されたグランプリ、グラン・プレミオ・デ・クーバ。レースはハバナの北に位置するマレコンの壮大な大通りと活気ある遊歩道を通って行われました。

1957年、アルゼンチン出身の名ドライバー、ファン・マヌエル・ファンジオ*がマセラティ300Sを駆って優勝しました。翌年のレース前夜、反政府革命家がファンジオを誘拐する事件が起きましたが、レースは続行され、フェラーリ335Sを操るイギリス人ドライバー スターリング・モス**が優勝を果たしました。1959年のレースは政情不安のため中止、1960年に再開され、マセラティTipo61を駆るスターリング・モスが勝利を収めました。

ハバナという異国情緒あふれる土地で開催されたこのレースは、政治的な困難や観客の悲劇的な死にもかかわらず、多くのモーターレース愛好家によって愛情を込めて語り継がれています。クエルボ・イ・ソブリノスは、この伝説的なレースの名を冠し、グラン・プレミオ・デ・クーバに敬意を表しています。

鮮やかな赤を基調とした文字盤は、情熱的な印象を与えます。鮮やかな色彩のレーシングカーが、ハンドリングの限界ギリギリまで走り、サーキットを疾走する姿は、さぞかし魅惑的だったことでしょう。クリーム色の蓄光仕様リーフ針がふっくらと輝き、過ぎ去った時代の魅力をダイヤルに与えています。クロノグラフ秒針とカウンター針はバトン型、30分積算計と12時間積算計はクリーム色、9時位置のスモールセコンドは鮮やかな赤で表示されます。

過酷なレースに挑むドライバーにとって、ダイヤルは効率的に意味を伝えるものでなければなりません。そのため、クリーム色のアラビア数字を大胆に採用しました。インデックスにはスーパールミノバを採用し、薄暗い場所での視認性を高めています。

赤を基調としたダイヤル中央部には、テレメータースケールとしてクリーム色のサークルが配されています。テレメータースケールの外側には、タキメーターのブラックリングを配置。このタキメーターは、既知の距離における自動車の速度を測定するためのものです。

「ヒストリアドール・グランプレミオ・デ・クーバ」は、直径42mmのステンレススティール製ケースに収められています。ダイヤルは、無反射コーティングを施したダブルカーブサファイアクリスタルの下に収められています。ピストン式のクロノグラフプッシャーはケースの右側に配置され、ラグは人間工学に基づいた形状で、装着感を高めています。

この時計には、ブラックのレーシング・スタイルのマット・レザー・ストラップが装着されています。このストラップは、往年のレーシンググローブからインスピレーションを得た多数のパーフォレーション(穴飾り)が施されています。また、赤いステッチとCySブランドの透かし彫りクラスプが、より洗練された雰囲気を演出しています。ケースバックには「Gran Premio 1957 de Cuba」の徽章がデザインされ、162本の限定数が刻印されています。この162本という数字は、グラン・プレミオ1957・デ・キューバのレース距離である162マイルからインスピレーションを得たものです。

ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957 “の心臓部には、スイス製自動巻きムーブメント、キャリバーCyS 8099が搭載されています。バルジュー7750をベースにしたこのムーブメントは、48時間のパワーリザーブを有しています。

ヒストリアドール グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957”」は、キューバの豊かで輝かしい歴史に敬意を表しています。さらに、このモデルはブランドの遺産を尊重しながら、今日の目の肥えた時計愛好家やモータースポーツファンの心を捉えることでしょう。

ファン・マヌエル・ファンジオ*(1911年- 1995年)
アルゼンチンのレーシングカー・ドライバー。F1において5回のワールドチャンピオンに輝き、2003年にミハエル・シューマッハに破られるまで、46年間も史上最多記録を誇っていた。

スターリング・モス** (1929年- 2020年)
1950年代に活躍したイギリスのレーシングドライバー。歴代の中でもトップドライバーに数えられる。「世界チャンピオンにならなかった最も偉大なドライバー」、「無冠の帝王」と称される。

スペック

コレクション:
Historiador
モデル:
Gran Premio de Cuba “1957”
リファレンス:
3142.1GP57
ムーブメント:
CYS 8099, base Valjoux 7750、オートマティック(48時間) 、径30mm、高さ7.9mm、27 石、28800A/h
機能:
時、分、スモールセコンド、タキメーター、テレメーター、クロノグラフ
ケース:
ステンレススティール、径42mm、高さ12mm、無反射コーティングサファイアクリスタル、3 ATM防水、ケースバックにオリジナルデコレーション
ダイヤル:
スーパールミノバ仕様インデックス
針:
スーパールミノバ仕様リーフ針
ストラップ:
ブラックレザーレーシングスタイルストラップ、レッドステッチ、パーフォレーション(穴あけ)
バックル:
ブランドロゴ入りステンレススティール
限定数:
世界限定162 本 (グラン・プレミオ・デ・クーバ “1957”の走行距離162マイル)
価格:
税込 682,000円(本体 620,000円)
発売時期:
2023年2月20日

「クエルボ・イ・ソブリノス」ヒストリー
~ 静かに眠り続けたラテンの時間 – 140年の歴史 ~
1882年、ラモン・イ・クエルボはハバナの中でも一流ショップが集まる、キンタ通りに高級時計宝飾店La Casa(ラ・カーサ)をオープン。やがてアルマンド・リオ・クエルボを含む兄弟達が経営に参加し、後に店名を“クエルボとその甥達”という意味である「クエルボ・イ・ソブリノス」(以下CYS)に変更。事業を拡大させ、時計をスイスのラ・ショー・ド・フォンで製造。卓越したスイスの時計製造の技術に、ラテンの精神を吹き込むことに成功しました。
1940年代、砂糖需要の拡大によりのキューバはかつてない好景気に沸きます。それと同時にCYSも絶頂期を迎え、パテック・フィリップやロレックスといったスイスの一流時計メーカーにオーダーしたショップウォッチも数多く誕生。作家のアーネスト・ヘミングウェイ、俳優のクラーク・ゲーブル、政治家のウィンストン・チャーチル、そして物理学者のアルベルト・アインシュタインなど当時の多くの著名人たちが、クエルボ・イ・ソブリノスの顧客名簿にその名を連ねていることからも、その人気ぶりが窺い知れます。しかし、1950年代後半に起きたキューバ革命などの政情不安により、CYSは営業停止を余儀なくされました。
1997年、前CEOのマルツィオ・ヴィラによって発見されたCYSは、2002年本格的に時計ブランドとして復活。現在、スイスのルガーノを拠点に、栄華を極めた時代のCYSが残したムーブメント、当時のスケッチやデザインからヒントを得て、往年の時計コレクションに最新技術を融合させた、ハバナテイストを基調としたタイムレスでエレガントなタイムピースを生み出しています。

リリース提供元:株式会社 ムラキ

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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