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MT-03やYZF-R3をSHADの『トップボックス』でツアラー仕様に!

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【brand pickup】

目次

純正フィッティングキットが大活躍

バイク文化が根づく欧州の中でも特に二輪需要があるスペインで1973年に誕生したバイクパーツメーカーのNAD(ナッド)社が母体で、1992年にその自社ブランドとして誕生した、バルセロナを本拠地とするツーリングケースなどのブランドがSHAD(シャッド)。世界的なバイク用リアボックスのプロバイダーに発展したSHADには、多彩なリアボックスの製品ラインアップがあり、このうちSH26~SH59Xまで15種類もの容量タイプがラインアップされている樹脂製トップケースには、汎用の車体装着用ベースプレートと取り付け用金具が同梱されている。

車体にリアキャリアが装着されている場合、このベースプレートを比較的簡単に車体装着できることも多く、愛車の積載力をすぐに高められるのだが、とくにスポーツタイプのバイクは、リアキャリアを装着していることは稀。そこで活躍するのが、車種専用設計のSHAD純正パーツとなる「トップマスターフィッティングキット」だ。

例えば、320cc水冷並列2気筒エンジンを搭載したミドルスーパースポーツのYZF-R3や、これをバーハンドル化したストリートファイター系ネイキッドのMT-03は、そのアグレッシブなルックスとは裏腹にフレンドリーな操縦性も備え、ツアラーや日常の足としても使いやすい。しかし、段差のある前後セパレートシートで、後席は小さめ。ツーリングで必要な荷物を積むのはシートバッグなどを使わないと難しいが、シートに荷物を積むことでタンデム機能も失われてしまう。しかしSHADのリアボックス+トップマスターフィッティングキットにより、積載性の問題は完全に解決。SHADの樹脂製トップケースは防水性や防犯性にも優れ、フルフェイスヘルメットも収納できる設計なので、YZF-R3やMT-03の利便性は大幅に向上する!

説明書どおりに進めればDIY装着も可能

倒立フロントフォークを新採用した、2019年型以降のYZF-R3および2020年型以降のMT-03に適合するトップマスターフィッティングキット(品番26594873)は、左右分割構造となる2本のアームを中心に構成されている。これを支えるために、前側はタンデムステップホルダーを一度緩めて共締め。リア側は、キットに含まれているプレートを、リアフェンダーを兼ねたナンバープレート&リアウインカーステーとテールカウルの間に挟み込む必要があるため、ステーまわりをごっそり取り外さなければならない。

このリアフェンダーを取り外して再び装着する作業がやや難しく、前後シートやシート裏側の配線コネクターなども着脱しなければならないので、トップマスターフィッティングキットの装着は1時間程度の作業となる。とはいえ、整備などでバイクの構造や工具の取り扱いになれていれば、作業そのものはまるで難しくない。自分のスキルによって、DIYするかショップに装着を依頼するかを決めたい。

フィッティングキットが装着できたら、あとは簡単!

トップマスターフィッティングキットが車体に装着されたら、そこから先はとても簡単。SHADの樹脂製トップケースに同梱されている汎用のベースプレートを、ボルト&ナットでフィッティングキット後部に装着して、あとはトップケースのロック機構を操作してケースを固定するだけだ。

作業のポイントとしては、YZF-R3およびMT-03に適合するトップマスターフィッティングキットは左右分割構造のため、完全に固定する前に左右アームの前後位置をぴったり合わせること。写真は、まだ各部が仮止め状態で左右の前後位置が微妙にズレているが、実際の作業ではベースプレートを仮置きして左右位置を調整してからアーム側のボルトを本締めして、その後にベースプレートも確実に固定している。

YZF-R3やMT-03がロングツアラーに!?

SHADの樹脂製トップケースは、26L容量のSH26から容量可変システムを備えた最大58L容量のSH59Xまで、多彩なサイズがある。今回はこのうち、33L容量のSH33を装着。こちらでも、シュラフやクッカーや折りたたみ式の焚き火台など、デイキャンプに必要なアイテムは余裕で収まる。スリムなミドルクラスの車体とも、ビジュアル的なマッチングに優れ、ちょうどいいバランスだ。

ちなみにSHADの樹脂製トップケース用ベースプレートは、SH26~SH34まで対応のSサイズ(品番D1B29PAR)、SH39~SH47に適合してSH26~SH34も搭載可能なMサイズ(品番D1B40PAR)、SH48以上とTERRA(テラ)シリーズのアルミトップケースに適合するLサイズ(品番D1B591PA)がある。つまり、ベースプレートが共通で使えるケースを複数所有しておけば、例えば「日帰りのショートツーリングではコンパクトで軽いタイプを使って、ロングツーリングのときだけ実用性優先で大型サイズに……」なんてことも、簡単にできてしまう。

もちろん、どのサイズのベースプレートを装着する場合も、トップマスターフィッティングキットは共通。ベースプレートまで付け替える前提なら、どのサイズの複数使い分けでも全く問題ない。いずれにせよ、YZF-R3やMT-03をショートからロングまでツーリングで徹底的に使い倒すなら、SHADのトップケースが確実に役立つぞ!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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