FOURSIDE株式会社は、メルセデス・ベンツ Gクラス(G400d)のカスタムモデルを公開した。
同モデルは、同社が展開する企画「Staff Edition」の第2弾として、ブランドディレクターの侑扇氏が手掛けたもので、「他にないような車」をコンセプトに、無骨なオフローダーに新たな魅力を加えている。このカスタムカーは、モータースポーツファンや自動車愛好者に向けて、その詳細な情報と見どころを通じて、唯一無二の存在感を放つ一台として注目されている。
FOURSIDE「Staff Edition」が示すカスタムの新たな可能性
FOURSIDEが手掛ける「Staff Edition」は、スタッフ一人ひとりが自身のセンスと技術を駆使して一台の自動車を製作する企画である。第1弾ではメカニックが機能性と造形美を追求したが、第2弾では空間デザインや色彩感覚を得意とするブランドディレクターの侑扇氏が担当した。これにより、Gクラス本来の力強さを保ちつつ、メカニックとは異なる視点から再構築された点が特徴である。
侑扇氏が掲げたコンセプトは「他にないような車」であり、この言葉に同氏のこだわりとクリエイティビティが凝縮されている。このアプローチは、単なる機能性向上に留まらない、自動車を「動く芸術品」として捉えるFOURSIDEの哲学を示していると言える。
「ヴィンテージレザー」を思わせる独自のカラーリングと徹底した統一感
このG400dカスタムの最大の特徴は、外装に施された独自調色のサテン仕上げ(光沢を抑えたマットな質感)「ソリッドブラウン」である。同社は、この色を「深みのあるカカオのようなチョコレート色」と表現しており、光の当たり方によって表情を変える点が魅力だ。朝日に照らされれば温かみのあるブラウンが際立ち、夕暮れ時には深みと影がコントラストを生み、夜には落ち着いた重厚感を放つという。これは、ヴィンテージレザーが時間とともに表情を変えるかのような、繊細な色彩表現を実現している。

さらに、レンズ類への徹底したカラーリングも特徴である。ヘッドライト、ウィンカー、ドアミラーレンズに至るまで、ジェットブラックのキャンディ塗装(クリア塗料に顔料を混ぜた、飴のような透明感のある塗装)に微量のブラウンを配合することで、灯火類がボディカラーに自然に溶け込んでいる。これにより、車体全体の色温度が統一され、Gクラス本来の力強さに加え、洗練された統一感が生まれている。細部へのこだわりは、グリル、エンブレム、ドアハンドルなどのマットブラック化だけでなく、通常未塗装の樹脂パーツ(素地)にまで塗装を施すことで、素材ごとの質感の差を埋め、主役であるブラウンのボディを際立たせている。



インテリアと「選ばない選択」に宿る哲学
外装で表現された「他にない世界観」は、インテリアにも一貫して引き継がれている。ドアを開けた瞬間、外装と同じ空気を纏った落ち着いた空間が広がる。純正のピアノブラックが持つ硬質な印象を払拭するため、センターコンソール、モニターパネル、ドアトリムに至るまで、視界に入る面が統一された質感で整えられている。これにより、乗車した瞬間に世界観が完結し、外装と響き合う極上のプライベート空間が実現している。

インテリア
さらに、このカスタムには将来を見据えた「Fenix ScratchGuard」という剥がすことのできる塗装が外装に採用されている。これは、ビスポーク(完全オーダーメイド)の高い自由度を確保しつつ、将来的なリセールバリュー(再販価値)を担保するという画期的な手法である。唯一無二の個性を追求しながらも、資産価値も両立させるというFOURSIDEの顧客への配慮が感じられる。
このGクラスが高い完成度を誇るのは、デザイナーの理想と熟練職人の知恵が結実した結果である。「チョコレート色」という抽象的なオーダーに対し、メタリックを排したソリッド塗装を提案することで、侑扇氏が求める「重厚感」を具現化した。また、制作過程での「選ばない選択」という決断も特筆すべき点である。当初検討された縦型(GT)グリルをあえて採用せず、Gクラス本来の横グリルを活かすことで、過度なスポーティさを避け、シックでまとまりのある仕上がりを実現した。これは、「足すこと」だけがカスタムではないというFOURSIDEの深い哲学を示しており、Gクラス本来の力強さを損なうことなく、新たな気品と存在感を確立している。
FOURSIDEのカスタムサービスと詳細情報
FOURSIDEでは、今後もスタッフの個性が光る「Staff Edition Series」の第3弾を展開していく予定であり、次なる挑戦にも期待が高まる。
このカスタムGクラスの全貌は、FOURSIDEの公式YouTubeチャンネル「FOURSIDE Ch.」にて、前編・後編で詳細に公開されている。動画でその美しい仕上がりと制作の舞台裏を確認できる。
FOURSIDE株式会社は、京都・関西を拠点に輸入車やスーパーカーの販売・カスタムを手掛けるプロフェッショナル集団である。単なる自動車の販売・整備に留まらず、鈑金塗装、コーティング、そして唯一無二のコンプリートカー製作まで、顧客の理想を形にするための幅広いサービスを提供している。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | FOURSIDE株式会社 |
| 代表者 | 廣澤 慧 (ひろさわ あきら) |
| 所在地 | 〒603-8065 京都市北区上賀茂御薗口町57-3 |
| 事業内容 | 輸入車・カスタムカー販売・整備・鈑金塗装・コーティング・カスタム・コンプリートカー製作など |
| 公式サイト | https://www.4-side.com/ |
| お問い合わせ先 | 075-746-7665(10:00 – 18:00 定休日:月曜) |
FOURSIDEの公式サイトはこちらからアクセスできる: https://www.4-side.com/
このカスタムG400dは、FOURSIDEの持つ高い技術力とデザインセンスが融合した「新製品」とも言える存在である。既存の自動車に満足せず、「他にない一台」を求める自動車愛好家にとって、FOURSIDEのサービスは魅力的な選択肢となるだろう。詳細は公式サイトまたは電話で確認できる。
リリース提供元:FOURSIDE株式会社








