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【徹底比較】人気の大容量アルミトップケース3選!GIVI・SHAD・フルヒトロスの収納力と特徴を比べてみた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

ツーリングライダーなら誰でも一度は憧れる、「アルミ製の大容量トップケース」

その人気メーカー「GIVI・SHAD・フルヒトロス」の3モデルを比較・検証するシリーズの第2回目は、各ケースの収納力と特徴をチェックしていきます。

※第1回目をご覧になっていない方は、こちらの記事をぜひご覧ください。

見せてもらおうか!君たちの違いとやらを!
目次

各トップケースの収納力をチェック

そもそもトップケースとは荷物を入れるもの!…ということで、「GIVI:DLM46A、SHAD:TR48、FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50」の収納力をチェックしてみました。

ちなみに容量46L・48L・50Lとそこまで数値上の違いはないので、同じ荷物を入れた時の”見た目の違い”で判断します!

なお、入れる荷物は「厚手の防寒インナー、レインパンツ、メッシュグローブ、レギュラーグローブ、帽子、折り畳み傘、水筒、書類、携帯トイレ、ガジェットとか熊よけ鈴とかヘッドライトとかが入っている大型ポーチ」で、丁寧ではなく雑に突っ込む感じで検証します(現場で丁寧に入れる人は少数)

果たしてどうなるのか?

GIVI:DLM46A

まずは安定のGIVIに荷物を入れてみた結果ですが…全ての荷物が余裕で収まりました!

容量的には3つの中で一番少ない46Lですが、それでもギュウギュウに詰め込むことなく、“深さ”を活かしてまだまだ上積みできる状態でした。

まだまだ上積みできます

SHAD:TR48

TR48は”横に広い”という特徴があるので、純粋に荷物をポンポン突っ込むなら”DLM46A”よりこちらの方が上手だと思います。

どんな入れ方をしても”横幅が吸収してくれる”ので、仮に上限まで入れる場合も”入れ方を工夫する必要”がなさそうです。

横に広く荷物を入れやすい

FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50L

最後は3つの中で最大容量50Lを誇る”RANGER TOP CASE 50L”ですが、これはスリムで正方形に近い形をしているからなのか…パっと見は”DLM46A”や”TR48″よりも容量が少ないように見えます。

実際に荷物を入れてみると、横幅より深さ寄りの”DLM46A”に近い感覚で、こちらもまだまだ上積みできる状態でした。

完全に”深さ寄り”でした

結論:積める荷物の量はほぼ互角!小柄な方はSHADがいいかも

これは検証する前からある程度分かっていたことですが…一応46L・48L・50Lという数値上の違いはあるものの、積める荷物の量はほぼ互角でした。

もちろんキッツキツのミッチミチ!まで詰め込んだら、”RANGER TOP CASE 50L”が勝つとは思いますが…ぶっちゃ入れ方を工夫すれば、3つの収納力の違いは「誤差の範囲」だと思います。

僕としてはそれ以上に「横幅 or 深さ重視」の方が気になった次第で、基本的にツーリング中の荷物の出し入れは、バイクにトップケースを装着した状態で行うので、小柄な方は深さよりも横幅重視、つまりは高さが抑えられているTR48が使いやすいかもしれません。

逆に言えば、僕のようにある程度の身長があるライダーは、下の方には重いもの、上の方には軽いもの…と重量バランスを調整しやすい、深さ重視の”DLM46A”か”RANGER TOP CASE 50L”を推したい次第です。

ヘルメットを入れてみた

荷物の次はこれまたトップケースの大切な役割「メットイン」の検証をしたいと思います!

…ってことで、割と大柄なアドベンチャーヘルメットと、一般的なフルフェイスヘルメットを入れてみました。

アドベンチャーヘルメット
フルフェイスヘルメット

GIVI:DLM46A

まずは”DLM46A”にアドベンチャーヘルメットを入れてみた結果ですが、これは”横置き”でしか入りませんでした。

余白の部分は大きめの荷物を除けば、まだまだ入りそうな感じで、日常使いや日帰りツーリングなら「メットイン+荷物イン」でも十分運用できそうです!

そして、フルフェイスヘルメットの場合は縦置き…とまではいきませんでしたが、”斜め置き”程度なら問題なく、余白的には「宿に泊まる1〜2泊程度のツーリングの荷物」なら入りそうです(男子の荷物の場合)

横置き+それなりの余白
斜め置き+結構な余白あり

SHAD:TR48

TR48はメーカーが「フルフェイス1個とジェット1個の2つのヘルメットを収納できる」と公表しており、さすがにアドベンチャーヘルメットは1個が限界でしたが、確かにフルフェイスは隣にジェットヘルメットが入りそうな感じでした(ジェットヘルを持ってないので検証できず)

少なくてもフルフェイスヘルメットは余裕で”縦置き”できるので、全体のうちの半分くらいが余白として活用できます。

アドベンチャーヘルメットは横置き(余白は多い)
隣にジェットヘルが入りそう

FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50L

“RANGER TOP CASE 50L”にアドベンチャーヘルメットを入れてみたところ、やはり”横置き”しか出来ず…イメージ的には”DLM46A”と近い感じですが、こちらは若干余白が多くなっています。

フルフェイスヘルメットに関しては、”ほぼ縦置き”が可能で、3つのケースで一番立派なインナーマットが、メットへの傷付きを防いでくれそうでキュンとしました。

横置き+十分な余白
フルフェイスは”ほぼ縦置き”が可能

結論:タンデムならSHAD、ソロならお好みでOK

あくまでヘルメットの形状や大きによりますが、TR48ならフルフェイスとジェットヘルメット、少なくてもジェットヘルメット2個なら収納できそうなので、タンデムツーリングライダーは選ぶ価値があります。

なお、僕のようにソロツーリングがメインのライダーなら、メットインに関しては特に気にせず、「好きなケースを選ぶ!」で問題ないかと思います。

収納力以外の比較・検証

お次は収納力以外の様々な比較・検証を行い、実はこのケースはこんな感じです!あのケースはこういうシーンに向いてます!などと、独断と偏見に満ちたウンチクを語りたいと思います。

ケースの持ちやすさはSHADとフルヒトロス

今回使った3つのケースは、「GIVI:DLM46A」が5.1kgと最も軽く、次点が「フルヒトロス:RANGER TOP CASE 50L」の5.25kg、そして「SHAD:TR48」が5.5kgと最も重いケースです。

しかし、個人的には”ケースを持ちやすいで賞”はSHADとフルヒトロスに受賞させたく、不思議なことに数値上は一番軽いGIVIが一番重く感じました…

理由としては”TR48″はケースのロック部分を、“持ち手”として展開できるギミックがあり、最も重量があるのに持ち運びしやすい!という特徴があります。

そして、”RANGER TOP CASE 50L”は、おそらく見た目のスマートさが「軽そう」というイメージを脳に植え付ける+鋳造アルミニウムの取っ手が持ちやすいことが、数値より軽く感じる理由かと思います。

TR48 には”持ち手ギミック”がある
よっこらしょ(楽ちん)
鋳造アルミニウムの取っ手が優秀(フルヒトロス)

ロックの動作や開けやすさは各々の好み

続いてロックの動作や開けやすさについてですが、GIVIは全体的に硬めながらカチっ!カチっ!と確実に操作している感じが気持ちよく、個人的には結構好きな感じです。

SHADのロックは先ほど紹介した、”持ち手ギミック”を兼ね備えているので、初めは戸惑うかもしれませんが…逆にこのギミックにそそられる人もいると思います(男の子が好きなやつ)

そして、フルヒトロスは鍵を時計回りに”チョコっと”動かすだけでロック解除ができる手軽さが魅力で、3つのケースで唯一「蓋を閉める時に鍵が不要(蓋を押し込むだけ)」というメリットがあります。

しかし、逆に言えば「鍵の閉じ込め(インロック)」が出来てしまうので…そこは利便性とのトレードオフかと思います。

GIVIは重厚なカチカチ感がいい!
SHADは”持ち手ギミック”があるので慣れが必要(だがそれがいい)
フルヒトロスは軽い動作が魅力

汎用性はフルヒトロス・次点でGIVI

今回ご紹介したGIVIとSHADのトップケースは、基本的に中〜大型アドベンチャーバイク向けの設計で、取り付けには専用フィッティング、もしくはそれなりの大きさのキャリアが必要です第1回を参照

そもそもこのクラスのアルミ製トップケースは、GIVIやSHADに限らず”そういう仕様”のものが多いですが…だからこそフルヒトロスの「汎用ベースプレートでどんなバイク(例外あり)にも取り付けできる」という汎用性の高さは大きなメリットです!

デザイン的にもGIVIやSHADのような、いかにもアドベンチャー的なイカつい感じではなく、あくまでスマートでシティ映えするデザインなので、僕の奥様のG310Rにもピッタリでした。

…ってことで、今まで大容量アルミ製トップケースを導入したくてもできなかった、ネイキッドやアメリカン、スーパースポーツやクラシックバイクなどに乗っているライダーは、”フルヒトロス”という選択肢を覚えておくことをおすすめします。

ネイキッドにもアルミ製トップケース!
スタイリッシュでイカつくない
汎用ベースプレートをG310Rに取り付け

そしてもう一つ!これは”汎用性”というより”互換性”かもしれませんが…第1回でお話ししたようにGIVIのモノキータイプのトップケースは、ベースプレートにある程度の互換性があります(第1回を参照

僕は個人的にGIVIの「TREKKER 46L」を使っていますが、そのベースプレートが”DLM46A”にもそのまま合致しました。

これならベースプレートが合致するトップケースなら、今日はキャンプだから大きめのやつ!次は日帰りだから小さめのやつ!ってな感じで、用途によってトップケースの付け替えができます。

私物のモノキーケースのベースプレートです
どちらも装着できます
ガチャリンコ(DLM46A)
ガチャリンコ(私物のTREKKER 46L)

天板のフラットさはフルヒトロス

最後はキャンプツーリング愛好家なら気になる「天板のフラットさ」ですが、これはフルヒトロスが圧勝です!

もともと正方形に近いフラットな形状で、天板も文字通りフラットなので、キャンプにおけるテーブルとして利用価値が最も高そうです(第3回で検証予定)

例えば愛車のメンテナンスの際に工具やネジを置く台として、あるいはツーリング先の一時的な”ヘルメット置き台”としても活用できそうなスクエア形状+フラット天板の組み合わせは、色々と応用が効きそうです。

フルヒトロスはテーブル!

どれも甲乙つけ難し!

ガチガチのアドベンチャーテイストの「GIVI:DLM46A」、ヘルメットを2個収納できる上に”持ち手ギミック”を兼ね備えた「SHAD:TR48」、そしてアドベンチャーバイク以外にも装着できるスタイリッシュな「フルヒトロス:RANGER TOP CASE 50L」…ぶっちゃけ、どれも甲乙つけ難し!

ってことで、次回はSHADとフルヒトロスを僕と奥様のバイクに装着して、実際のツーリングでの使い勝手を検証してみます。

それでは、乞うご期待あれ(ワクワク)

今日はどれにしようかな?

動画でも比較・検証しています

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