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バイク整備中に起こる「腰が痛い」問題を解消。作業効率が大幅アップするKTCの快適ツールを使ってみた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

クルマ・バイク整備で誰もが経験する「低位置での中腰&しゃがみ作業」。気づけば数十分も中腰の姿勢を続け、立ち上がろうとした瞬間に足や腰に違和感が…。

この姿勢は、確実に身体(とくに腰)の負担になる。さらに何度もかがむ→立ち上がるという動作を繰り返すことで時間をロスして整備効率まで落ちてしまう。

一般的なバイクショップでは、リフトでバイクを高い位置に上げて作業する。
理由はもちろん中腰での作業姿勢に比べて身体の負担が少ないことと、効率を高めるためだ

こうした「腰痛」と「非効率」という2大ストレスを、日本の工具メーカー・KTC(京都機械工具)が大きく改善させた。それが、多機能作業チェア「シートクリーパー(No.AYSC-40)」である。

目次

KTC「シートクリーパー」

シートクリーパー
シートクリーパー
シートクリーパー

キャスター付きの椅子で、作業位置に合わせて2段階に高さが変えられる独自の機構と、かゆいところに手が届く機能的な収納力を備えた「シートクリーパー」。モトメガネ編集部で使用して感じた3つの魅力を解説する。

魅力1:座面高400mmから160mmへ! 作業中の姿勢で使い分ける「着脱式シート」

シートクリーパーは、下画像のようにシート部が着脱式となっており、そのシート部にもキャスターが付いている。シート部+本体フレームだと座面が400mm、シート部単体だと160mmとなるため、2段階の高さ調整が可能だ。

  • シート部+本体フレーム(ハイポジション):座面高さ 400mm
    エンジン、吸気、バッテリー周辺の整備にベストな高さ。ヒザも自然に曲げられるため長時間の作業でも身体にかかる負担はほとんど感じなかった。
ハイポジション:座面高さ400mm
ローポジション:座面高さ160mm
  • シート分離時(ローポジション状態)座面高さ 160mm
    本体フレームから取り外したシート単体にも独立したキャスターが装備されているため、ハイポジション時と同じく、移動をしながらの作業が可能だ。ホイールや駆動系、ステップまわりの整備ならこの高さがベストだろう。

魅力2:工具もスプレー缶もまるごと移動!作業を止めない「両サイド&シート下収納」

作業中に「あ、12mmのレンチどこだっけ?」「パーツクリーナーがあんな遠くに!」と、その都度立ち上がって数歩歩いてまた戻る…。整備あるある風景なのだが、これが作業効率を下げる最大の原因だ。

「シートクリーパー」は、座ったまま必要な工具や部品、ケミカル類がさっと取り出せるよう、使いやすさを追求した充実の収納スペースが用意されている。

① 取り外し可能な6個の「ディープポケット」

本体の周囲には、深さ100mmの頑丈な六角形ポケットが最大6個も配置できる。ここにはハンドツール(ラチェットやドライバー、レンチ類)を立てて収納できるだけでなく、整備に欠かせないケミカルの缶などをしっかりホールドできる。

ポケットは着脱式。1~6個の好きな数だけ配置でき、汚れたらポケットごと外してサッと水洗いする設計だ

② パーツの紛失を防ぐ「マルチトレイ」

両サイドには工具や外したボルト・ナットを一時的に置いておけるワイドなマルチトレイが配置されている。細かなパーツの紛失予防にも役立つ。

③ 濡れモノ・汚れモノに最適な「透明トレイ」

座面の下(メインフレーム中央部)には、引き出しのようにスライドして取り出せるトレイが設置されている。洗車後・作業後の濡れたウエスやスポンジを一時的に保管できるベストな場所だ。

魅力3:大径キャスター×ワイドホイールベースが生む「抜群の移動安定性」

キャスターの直径は本体フレーム(左)が100mm/シート部が50mm ※編集部調べ

安価なキャスター付きの椅子にありがちな「移動時のひっかかり」。わずかな段差や、地面に落ちている小さなボルト、あるいは電動工具のコードにキャスターがぶつかって動けなくなる…というモノ。

そこはやはり、日本の工具トップブランドKTC。安全性と走車性を両立するために長いホイールベース(全長1,013mm × 全幅445mm)と、スムーズに360度回転する大径キャスターを採用している。

しかも耐荷重は最大約100kgまで対応。ガレージ内を滑るように移動でき、不意の引っかかりによる転倒リスクを大幅に低減している。編集部テストではアスファルト上で使用したが、移動は非常にスムーズだった。

さらに、キャスターにはしっかりと固定できる「ロック機構」まで搭載されている。傾斜のある坂道での予期せぬ移動を防ぎ、力を入れるトルク締め作業時にも椅子が後ろに逃げずにピタッと安定してくれる。

仕様・製品情報

  • 製品名: シートクリーパー
  • 型番: No. AYSC-40
  • 本体質量: 9.5kg
  • 小売参考価格: 1万9,300円(税抜価格)
  • フルセット時サイズ: 全長 1,013mm × 全幅 445mm × 全高 400mm
  • シート部単体サイズ: 全長 546mm × 全幅 270mm × 全高 160mm
  • 主な装備・機能:
    • 1段階・2段階調節を可能にする「着脱式クッションシート」
    • 取り外し可能な6個のディープポケット
    • 取り外し可能な左右マルチパーツトレイ
    • 座面下部スライド式ウエス・小物用透明トレイ
    • 360度スムーズ回転・ロック機構付き大径キャスター

まとめ:シートクリーパーで、ラク&効率のいいガレージライフを

道具作りに妥協しないKTCが、整備者の身体への負担軽減と作業効率の向上を突き詰めて開発した製品が「シートクリーパー」だ。

2段階の高さ調整機構、プロの現場に耐える堅牢な足まわり、工具箱なみの収納力を備え、整備時にもっとも重要な「腰への負担」を確実に減らす。結果として、作業の快適性と集中力を大きく高める整備用アイテムとなっている。

「作業後に腰痛が残る」「工具やネジが床に散らかって困る」といった悩みをもつライダー・ドライバーにとって「シートクリーパー」は作業環境をアップグレードできる画期的な選択肢だ。あなたもぜひ、一歩進んだ快適なメカニックライフをスタートしてみてはいかがだろうか。

(編集協力:京都機械工具株式会社)

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