いよいよツーリングシーズンの幕開け!今年の春ツーリングはどこへ行きますか?
今回はツーリングマップル取材陣が、自身の担当エリアから「県」を一つピックアップ。その県で春にオススメのツーリングスポットを紹介してもらいます。
『ツーリングマップル東北』取材担当の賀曽利さんが選んだのは「岩手県」です。紹介している「おすすめスポット」はどこでしょうか。早速どうぞ!
著・賀曽利 隆
Route!掲載日:2026年4月1日

【春の岩手県へGO!】
春の遅い東北に春がやってきた。いよいよツーリングの季節。ということで今回は岩手県の春のおすすめスポットを紹介しよう。
カソリの一番のおすすめエリアは陸中海岸。岩手県の太平洋岸は日本一の海岸美といっていいほどで、全域が「三陸復興国立公園」(旧陸中海岸国立公園)に指定されている。
陸中海岸は宮古を境にして南と北では大きく変わる。宮古以南はリアス式の沈降海岸、宮古以北は海岸段丘の隆起海岸で、そのうちの宮古以北の隆起海岸が今回のおすすめスポットだ。

【岩手県】春に行きたいスポット
1.鵜の巣断崖
2.弁天崎
3.北山崎
4.黒崎
5.小袖海岸

1.鵜の巣断崖
三陸道の「鵜の巣断崖IC」からアクセスする。国道45号が三陸道に並走していて、平坦な海岸段丘上の牧場を走り抜け、樹林地帯に突入し、広い駐車場に到着。そこから樹林の中の平坦な遊歩道を歩いていくと鵜の巣断崖の展望台に出る。
台地はストンと落ち、大断崖がつづいている。「海のアルプス」を思わせる風景で、陸中海岸のハイライトシーンといっていい。観光船の出る「島の越(しまのこし)漁港」は断崖に隠れているが、正面には弁天崎がよく見える。
ツーリングマップル➡東北 P.76 D-3

2.弁天崎
三陸道の田野畑南ICから、県道44号で島の越漁港へ。ここからは「北山崎断崖クルーズ観光船」(2026年の定期運航は4月25日~11月3日)が出ている。
三陸鉄道の「田野畑駅」(愛称はカンパネルラ)でひと休み。明治三陸大津波では50mの大津波を記録した「羅賀」、平成三陸大津波の震災遺構のある「明戸浜(あけとはま)」を通り過ぎたところが弁天崎の入口。
駐車場にバイクを止め、浜辺に下ったところで絶景の岬の風景を眺められる。
ツーリングマップル➡東北 P.76 D-1

3.北山崎(きたやまざき)
陸中海岸随一の観光地の北山崎も県道44号から入っていく。大駐車場にバイクを止め、岬の展望台まで歩いていくのだが、遊歩道沿いには「松乃屋」や「白花シャクナゲ荘」などの食堂があり、ビジターセンターもある。
平坦な海岸段丘上の展望台に立つと、高さ180mの大断崖が海に落ちて連なる絶景を一望。いくつもの海食洞も見えて、「鵜の巣断崖」、本州最東端の「トドヶ崎」まで見える。ここから弁天崎までは遊歩道がつづいている。
ツーリングマップル➡東北 P.76 M-3

4.黒崎(くろさき)
北緯40度線の岬「黒崎」には県道44号から入っていく。ここには国民宿舎の「くろさき荘」や「黒崎オートキャンプ場・黒崎キャンプ場」がある。北緯40度線上の岬らしく地球儀型をしたモニュメントがシンボルタワーになっている。
北緯40度線は黒崎から普代村を通り、日本海側の「入道崎」へ。心ひかれる北緯40度線。地球儀型のモニュメントの前には「カリヨンの鐘」がある。石段を下ったところには「黒埼灯台」。高さ140mの断崖上に立つ灯台だ。
ツーリングマップル➡東北 P.76 M-2


5.小袖海岸
久慈港から海沿いの県道268号を行くと超狭路になり、絶景の小袖海岸に入っていく。奇岩の「かぶと岩」や「つりがね洞」を見る。
小袖海岸は日本の「海女漁北限の地」としてよく知られているが、テレビドラマ「あまちゃん」で一躍有名になった。小袖海岸の行止まり地点の小袖漁港には「小袖海女センター」がある。ここでは、夏に北限の海女漁の様子を見ることができる。さらに山道を越えると、国道45号の野田に出られる。
ツーリングマップル➡東北 P.81 M-1

ツーリングマップルがあればさらにおすすめを加えて自分だけのツーリングができます
春の岩手県おすすめツーリングスポット、いかがだったでしょうか。「ツーリングマップル」にはこれ以外にもたくさんの道やスポットが掲載されています。
今回、賀曽利さんが紹介してくれた5つのスポットと組み合わせて、自分だけのツーリングコースを作り、出かけてみましょう!

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この記事では「ツーリングマップル」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。今後もさまざまなバイク情報を取り上げていきます。







