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気軽に乗れる特定小型原付だけど、知らないと違反を犯してしまうことも!? ちゃんとしたメーカーの車両を購入する意味とは?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2026年3月13日(金)、神奈川県横浜市のみなとみらいにあるTech Hub YOKOHAMAで、SWALLOW合同会社の新製品、特定小型原動機付自転車(特定原付)「MOPERO 4U(モペロ フォーユー)」の発表会が開催され、製品の発表と同時に、横浜市で行った実証実験の報告や特定小型原付についての説明が行われた。

MOPERO 4Uは、16歳以上なら免許不要で乗れる特定小型原付として、自転車のような扱いやすさと、ペダルをこがずに走れる手軽さを両立した新しいモビリティだ。小型特定原付というと、シェアリング系の電動キックボードタイプを思い浮かべるかもしれない。でも、この製品は自転車に近い形がポイント。それでていてコンパクトで駐輪場に停めやすい車体であり、またぎやすい低床フレームフロントバスケット坂道でも安定して走れる電動性能など、日常の移動や買い物をラクにする実用性が大きな魅力となっている。

そもそも特定小型原付とは???と思っている人も多いはず。これからそれを手にする上で必要な基礎知識も合わせて、新型モデル発表会場で紹介された車両の特徴を見ていこう!

発表会は代表社員の金 洋国氏の進行で行われた。一般社団法人日本電動モビリティ推進協会(JEMPA)の創設メンバーでもある。
実証実験の説明をする横浜市経済局の清⽔氏。横浜市では、スタートアップ企業の技術やサービスの検証を支援する環境を整えている。
目次

特定小型原付と言われている車両、本当にその乗り方で大丈夫? 

今回発表された「MOPERO 4U(モペロ フォーユー)」。デモ車で量販車とは異なる部分もあるとことだが、ほぼ完成形。

2023年7月、道路改正法の改正に基づき、原動機付自転車の新しい区分として「特定小型原動機付自転車(特定原付)」が創設された。それから約2年半が経過した。

一時期は、テレビのニュースなどでも新しいモビリティとして取り上げられたものだ。新ジャンルの乗り物だけに、「運転免許は要るの?」、「ヘルメットは要るの?」、「どこを走ればいいの?」といったこともその都度ニュース内で説明されていた記憶がある。

しかし今となっては「特定小型原付」という言葉すら忘れてしまっている人も多いのではないだろうか?

まずは基本的な部分をおさらいしていこう!

特定小型原付は免許不要 
でも、車体へのナンバー設置や自賠責保険加入は必須!

コンパクトな折り畳み自転車のようなサイズ感。

ユーザーが守るべき基本的ルール

運転者の年齢制限 16歳以上
運転免許 不要
ヘルメットの着用 努力義務(自転車と同様)
最高速度 車道:時速20キロ/歩道:時速6キロ以下
※時速20キロ以上出る車両は一般原動機付自転車(一般原付)となり違うルールが適用されるので注意。

原付というと2輪車の原付バイクを想像してしまうが、特定小型原付には車輪の数や車両の形状に規定はなく、2輪だけではない。速度20キロ以下の小型電動モビリティはそこに該当する。

こちらの例は発表会の資料よりお借りしている。

最近街中でよく見かけるようになった電動キックボード、今回発表されたMOPERO 4Uのような電動モペット(自転車タイプ)、3輪タイプや4輪タイプなど、特定小型原付には様々なタイプが存在する。幅広く存在するユーザーの要望や仕様用途に応用が利く自由度の高さが魅力であり、今後の移動手段として多くの人がその恩恵を受けることになっていくだろう。

しかし、年齢や速度制限が守られていていれば良いかというと、それだけではないので注意が必要だ!

販売側の認識不足で違法車両が売られていることも!?
痛い目にあわないため、ちゃんとしたメーカーで購入することが重要

公道で走行するには車両についてもルールが定められている。ナンバーの登録はもちろん、自賠責保険への加入も必要だし、必要な保安部品の装着も定められているし、法律の基準に合った車両であるか審査を受けている必要もあるのだ。

販売する側がしっかりとしたルールの説明をしてくれるとは限らないし、場合によっては販売側の認識不足や理解不足によって、“グレー〜違法になり得る車両”が流通してしまうケースは実際にある。一般的な原付を初めてとする車両なら型式認定されているものが販売されている。しかし、特定小型原付は自己認証がベース。この「自己認証」がポイントで、メーカーや販売者側の理解に依存する部分があるからだ。

違法車両を販売しているのがメーカーなんだから、取り締まりで違反切符を切られたらメーカーの責任でしょ?と思うかもしれない。しかし、その場面では「ユーザー(運転者)が責任を負う」のが基本なのだ。

納得できないかもしれないが、道路交通法の考え方はシンプルで、違反行為=実際に運転している人の行為となるからだ。

と言うわけで、ちゃんとしたメーカーの車両を選んでおけばこんな失敗は防げるというわけ。

なお、SWALLOWはこういった運転知識や車両の情報発信も積極的に行っており、信頼できるブランドだ。以下のような参考になるページも設けていて、必要な車両装備の詳細などを確認することができる。

https://swallow-scooter.com/pages/startup

正しい車両に正しく乗れば、とても魅力的な移動手段であり、今後、多くの人にとってもっと身近な乗り物になることは間違いないだろう。

「MOPERO 4U」から見る特定小型原付の将来

「MOPERO 4U」はキックボードタイプでなく自転車タイプだ。電動モビリティ市場の動向やSWALLOWのこれまでの販売傾向などの分析によると、特定小型原付において、自転車タイプの需要が高まりつつあるという。特に電動アシスト自転車に代わる乗り物として有力とのこと。夏の気温上昇による運転負荷の増大、高齢化によるシニア層の増加、公共交通機関網の縮小、傾斜地の多い地域での新たな移動手段など、立ち姿勢でなく着座して楽に移動できる自転車タイプの特定小型原付は、今後の日本の環境変化や需要にマッチしてくるのだ。

発表会後には実際に「MOPERO 4U」に試乗する機会が設けられた。操作方法や機能など細かい話はここでは割愛させていただくが、その手軽さや便利さを体験することができた。車道走行時の最高速度は時速20キロではあるものの、トップスピードまでは急でもなくノンビリでもなくスムーズな心地よい加速をしてくれる。ハンドリングが軽いのでスピードが乗っている時のハンドル操作は少し気を遣う部分もあったが、歩道モードの時速6キロの低速では、周囲を見回しながらの運転でもふら付くこともなく安心だった。車道走行での高速時と歩道走行の低速時の両方を考えるとかなり良いバランスで仕上げられていると感じた。

今後、このカテゴリにおいて様々なブランドから人々の移動をもっと楽にもっと快適にしてくれる様々なタイプの面白い車両も増えていくことだろう。家族のライフスタイルに合わせて一家で用途別に数台を所有しているのが普通とか、色々なタイプの車両を地域でシェアして乗っているとか、各種公共交通機関が連動したサービスを実施しているとか、そんな便利な未来の想像も広がってくる!

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