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見た目だけじゃない! 走りも質感も味わえるロイヤルエンフィールド クラシック650の人気に迫る

-世界最古のバイクメーカーが作るクラシックモデル- Classic650が選ばれる10の理由【Royal Enfield】

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクという乗り物は“速さ”だけが全てじゃない。エンジンが奏でる鼓動感やゆったりと走れるクルージング性能に好みのファッションやライフスタイルとの親和性。またオリジナリティ創出のためにはカスタムしやすさも重要になる。そんな速さよりも“フィーリング”や“味わい”を求めるならロイヤルエンフィールドほど適したバイクも少ない。

特に今回紹介するクラシック650は、そんな“フィーリング”や“味わい”を大切にするライダーにとっては最上の相棒となる。そんな理由を探るべく、今回は 関東で3店舗もの正規ディーラーを運営するクロニクルが千葉県八千代市にオープンさせた「ロイヤルエンフィールド千葉」にお邪魔してきた。

目次

Royal Enfield Classic650

写真はCLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)で価格は100万2100円。
写真はCLASSIC650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)で価格は100万2100円。
写真はCLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)で価格は100万2100円。

現在はインドに拠点を置くロイヤルエンフィールド。そのルーツはイギリスにあり、125年以上のバイクを作り続けてきた歴史を持つ。クラシック650は、その名の通り648ccの空冷並列2気筒エンジンを搭載。2026年3月現在、同型エンジンを搭載する650シリーズのなかではクラシカルな雰囲気が強く、最もロイヤルエンフィールドらしいモデルとなっている

●全長/全幅/全高:2135mm/900mm/1124mm
●シート高:800mm
●排気量:648cc
●重量:242kg
●エンジン:空冷4ストローク並列2気筒SOHC
●最大出力:47PS/7250rpm
●最大トルク:52.3Nm/5650rpm
●トランスミッション:6速マニュアル
●フューエルタンク:14.8L
●ブレーキ:前=ディスク/後=ディスク
●タイヤ:前=100/90-19/後=140/70R18
●製造国:インド
◎仕様カラーリング及び税込価格:CLASSIC 650 BASE (Vallam Red、Bruntingthorpe Blue):100万2100円、CLASSIC 650 MID (Teal):102万800円、CLASSIC 650 TOP (Black Chrome):105万1600円

写真はCLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)で価格は100万2100円。

教えてクロニクルさん! クラシック650が選ばれる10の理由

右から、バイクショップCHRONICLE代表の山口雅史さん、ロイヤルエンフィールド千葉店長の町頭アラン彩樹さん、広報の中村泰子さん。
右から、バイクショップCHRONICLE代表の山口雅史さん、ロイヤルエンフィールド千葉店長の町頭アラン彩樹さん、広報の中村泰子さん。

お話を伺ったのは、2026年2月にグランドオープンを果たしたロイヤルエンフィールド千葉の町頭アラン彩樹店長をはじめ、その母体であるバイクショップCHRONICLEのスタッフの方々。バイクショップCHRONICLEは、松戸店、つくば店、千葉店の3店舗のロイヤルエンフィールド正規ディーラーを運営しており、その販売台数は国内でも指折り。そんなロイヤルエンフィールドのプロが語るクラシック650というバイクの魅力とは?

【理由1】写真では伝わりきらない、本物感あふれる「デザイン」

CLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)
CLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)

「写真で見るよりかっこいい!」、「塗装や細部の高級感がいい」。試乗を目的に来店されたお客様からよく聞くお言葉です”。これはクラシック650に限らずロイヤルエンフィールドのモデル全般に言えることのようだが、実車が持つ雰囲気とか質感の高さに驚かれる方が多いという。

キャスケット(つば)付きの丸目ヘッドライト、メーターデザインなどは、ロイヤルエンフィールドのモデルが代々大切にしてきたアイデンティティ。
キャスケット(つば)付きの丸目ヘッドライトは、ロイヤルエンフィールドのクラシカルなモデルが代々受け継いできた象徴的な意匠。
キャスケット(つば)付きの丸目ヘッドライト、メーターデザインなどは、ロイヤルエンフィールドのモデルが代々大切にしてきたアイデンティティ。
メーターデザインにも、ロイヤルエンフィールドのクラシカルなモデルが大切にしてきた伝統とアイデンティティが息づいている。

“バイクショップとしてクロニクルでは色々なメーカーの車両を扱っていたりしますが、ロイヤルエンフィールドはデザインやカラーリングといったところにとても拘っていると感じますね。例えばクラシック650で言えば、クロームメッキ仕上げのスイッチボックスに鈍い光を放つアルミ無垢のクランクケースといったところですが、細部の仕上げにものすごいこだわりを感じます。これらの細部へのこだわりは実車を前にして初めてわかるところですね”。

既製品や汎用パーツではなく、自社のブランドをしっかリ意識してデザインされたクロームメッキ仕上げのスイッチボックス。クラシック650は塗装された他の650シリーズとは違いアルミ素地ならではの“半ツヤ”の質感が楽しめる。
既製品や汎用パーツではなく、自社のブランドをしっかり意識してデザインされたクロームメッキ仕上げのスイッチボックス。
既製品や汎用パーツではなく、自社のブランドをしっかリ意識してデザインされたクロームメッキ仕上げのスイッチボックス。クラシック650は塗装された他の650シリーズとは違いアルミ素地ならではの“半ツヤ”の質感が楽しめる。
クラシック650は、塗装仕上げの他の650シリーズとは異なり、アルミ素地ならではの“半ツヤ”の質感が楽しめる。

“50代、60代で多くのバイクを乗り継いできたお客様は、「こういう昔ながらの本物のクラシックが欲しかったんだよ」なんておっしゃられる一方で、免許を取り立てのお客様にはクラシック650のレトロなスタイリングがとても新鮮に映るようですね。クラシック650に限ったことではないですが、ロイヤルエンフィールドのバイクが気になる方は、一度実車を見にきていただけると、新たな発見があったり、より印象が深まること間違いなしです。”

【理由2】人と同じじゃつまらない人に刺さる「希少性」

ロイヤルエンフィールドと言えばタンクの手書きストライプ。このCLASSIC 650 BASE(Bruntingthorpe Blue)カラーリングは違うが、最上級モデルのCLASSIC 650 TOP のBlack Chromeのタンクには、工場に数人しかいないという職人が手書きで入れたピンストライプのゴールドラインが輝く。
ロイヤルエンフィールドと言えばタンクの手書きストライプが有名。このCLASSIC 650 BASE(Bruntingthorpe Blue)カラーリングは違うが、最上級モデルのCLASSIC 650 TOP のBlack Chromeのタンクには、工場に数人しかいないという職人が手書きで入れたピンストライプのゴールドラインが輝く。

“外車である”こと。国産車が持ち得ないステータスであり、オーナーの所有欲を満たしてくれる部分だ。なかでも特にレトロな要素の強いクラシック650は、ロイヤルエンフィールドらしさに溢れていてその傾向が顕著だとか。

そんな特徴的な要素を挙げれば、フルカバータイプのフォークガードやヘッドライト脇のタイガーアイはひと目でロイヤルエンフィールドだとわかるアイコン。すごいのはこれらの要素が過去のモデルの復刻というわけではなく、125年以上をかけて育ててきた個性であるということ。クラシック650はそんなロイヤルエンフィールドらしさが色濃く現れており、他のメーカーが真似できない希少性となっている。

フルカバータイプのフォークガードやヘッドライト脇のタイガーアイはひと目でロイヤルエンフィールドだとわかるアイコン。クラシック650はそんなロイヤルエンフィールドらしさに溢れている。
フルカバータイプのフォークガードやヘッドライト脇のタイガーアイはひと目でロイヤルエンフィールドだとわかるアイコン。クラシック650はそんなロイヤルエンフィールドらしさに溢れている。

加えて650シリーズの魅力は、“オーナーの感性でさらに愛車をオリジナリティをアップさせられるところ”だとか。ロイヤルエンフィールド千葉店の試乗車は二人乗りが可能なダブルシート仕様になっていたが、実はボルトを数本外すだけでシングルシートのスタイリングも手に入る。

またカスタムパーツの豊富さも650シリーズの特徴である。ロイヤルエンフィールドの多彩な純正カスタムパーツはもちろんだが、インド本国などで豊富に流通している社外パーツを使えばその組み合わせは無限大。昔と違いバイクパーツ輸入のハードルが下がった現在はオリジナリティも出しやすい。

実際、CHRONICLEの山口代表もインド本国から“豚革のシート”を取り寄せて愛車に装着してみたたそうだが、それだけで大きな満足感が得られたという。

ロイヤルエンフィールドの純正カスタムパーツだけでもエンジンガードだけで4種類ものパーツが選べ、世界に1台だけの愛車を作り上げやすい。
ロイヤルエンフィールドの純正カスタムパーツだけでもエンジンガードだけで4種類ものパーツを選ぶことができる。パーツの選択肢が豊富であれば、それだけ“世界に1台だけの愛車”を作り上げやすいというワケ。

【理由3】数字ではわからない、心に響く「鼓動感」

空冷フィンの存在感が特徴的でその造形にもこだわりを感じる空冷648cc並列2気筒エンジン。
空冷フィンの存在感が特徴的でその造形にもこだわりを感じる空冷648cc並列2気筒エンジン。

クラシック650が搭載するのは今どき珍しい空冷エンジンの648cc並列2気筒。純粋なバーチカル(直立)レイアウトではなく若干シリンダーを前傾させており、クランクレイアウトは時流の270°位相クランクを採用。90°Vツインのような歯切れのいい鼓動感と低速でエンストしにくいようなトルク特性でありながら、スロットルを回せばしっかり高回転まで吹け上がるようになっている。“試乗された方の中にはこの並列2気筒エンジンの鼓動感に惚れ込まれる方も多いです”とのこと。

中央部を太く、エキパイとエンドを細く絞った形状のキャブトンタイプマフラーを採用。
中央部を太く、エキパイとエンドを細く絞った形状のキャブトンタイプマフラーを採用。
クランクレイアウトは時流の270°を採用し、90°Vツインのような歯切れのいい鼓動感と吹け上がりの良さを両立させている。
クランクレイアウトは時流の270°を採用し、90°Vツインのような歯切れのいい鼓動感と吹け上がりの良さを両立させている。

このエンジンは650シリーズ共通で、諸元上の最高出力や最大トルクの数値もショットガン650やスーパーメテオ650と一緒なものの、クラシック650のキャラクターに合わせたセッティングが施されており、マフラーもクラシック650だけ先端を絞り込んだキャブトンタイプのサイレンサーを採用している。

【理由4】カタログでは決まらない、乗ってハマる「試乗体験」

ロイヤルエンフィールド正規ディーラーでは試乗体験に力を入れているお店が多く、実車を見るだけでなく、乗ってそのフィーリングを確かめられる。
ロイヤルエンフィールド正規ディーラーでは試乗体験に力を入れているお店が多く、実車を見るだけでなく、実際に触れて走ってそのフィーリングを確かめられる。

ロイヤルエンフィールド千葉のセールスポイントは試乗車の豊富さ。普通自動二輪免許で乗ることができる350シリーズ、アドベンチャーモデルのヒマラヤ(452cc)、空冷ツインの650シリーズまでラインナップ全車種を試乗車として用意。例えば今回紹介しているクラシック650だけでなく、同じメインフレームを持つショットガン650スーパーメテオ650とも同時に乗り比べることができるのだ。

ロイヤルエンフィールド千葉店では予約優先ではあるものの、枠が空いていれば試乗が可能。しかも厳しい時間制限などなく、“自宅が近いので車庫に入るか確かめたい”なんて要望にもフレキシブルに対応している。
ロイヤルエンフィールド千葉店では予約優先ではあるものの、枠が空いていれば色々なモデルの試乗が可能。しかも厳しい時間制限などなく、“自宅が近いので車庫に入るか確かめたい”なんて要望にもフレキシブルに対応している。

実際、筆者がお店に取材に訪れた時も、ショットガン650の試乗を目当てに来店された方が、“どうせなら!”と同系エンジンを積んだクラシック650とスーパーメテオ650の試乗にトライ。足着き性やポジション設定の違いを確認することはもちろん“クラシック650に乗ったことで購入車両に迷いが生まれてしまった……”なんて場面に遭遇することに。

左から、スーパーメテオ650、クラシック650、ショットガン650。同系のエンジンに同系のメインフレームを使った兄弟車だが乗り比べれば違いは歴然。
左から、スーパーメテオ650、クラシック650、ショットガン650。同系のエンジンに同系のメインフレームを使った兄弟車ではあるのだが、乗り比べてみると明らかに走行フィーリングが異なる。

【理由5】見た目以上に親しみやすい「扱いやすさ」

242kgの車体の押し引きは決して軽いものではないが、走り出せば不思議とこの重さを感じなくなるとのことであり、乗ってみると実際その通り!!
242kgの車体の押し引きは決して軽いものではないが、“走り出せば不思議とこの重さを感じなくなりますよ”なんてアドバイスを店長がしていたが、実際乗ってみるとその通りでびっくり!!

車両重量242kgと数値の上では重さがちょっと気になるクラシック650だが、そんな方こそ試乗車に触って押し引きしたり、走ってもらっているとのことで、実際に“跨って走ってみると意外に扱いやすい”、“動いてしまえば軽い”なんて感想を聞くことが多いという。

シート高は800mm。実際の足着きはクラシック650→ショットガン650→スーパーメテオ650の順でよくなっていくが、乗れば扱える自身もつく。
シート高は800mm。実際の足着き性は、車幅やシート形状の違いでクラシック650(800㎜)→ショットガン650(795㎜)→スーパーメテオ650(740㎜)の順で良くなっていくが、乗れば扱える自信もつく。

また“同系のエンジンに同系のメインフレームを使った兄弟車とのフィーリングの違いも是非体感してみて欲しい”とのこと。どっしり構えて乗るようなクルーザースタイルのスーパーメテオ650、上半身がやや前傾気味となりスポーティなショットガン650、そしてロイヤルエンフィールドらしい背筋がのびる伝統的なポジションを採用するクラシック650。この椅子に座っているような自然なポジションは、現地で“キングポジション”と名前がついているくらいロイヤルエンフィールドでも定番。つまりクラシック650は、同系フレームの兄弟車の中では一番ロイヤルエンフィールドらしさが味わえるというわけだ。

【理由6】ゆったり走るほど気持ちいい、ロイヤルエンフィールドらしい「安定感」

ロイヤルエンフィールドらしいニュートラルで軽やかななハンドリングが味わえるクラシック650。
ロイヤルエンフィールドらしいニュートラルで軽やかなハンドリングが味わえるクラシック650。

“クラシック650試乗で是非体感して欲しいのは、これぞロイヤルエンフィールドという感じの安定感とハンドリングの軽やかさです”とのこと。

具体的には先ほど242kgの車重の話で出てきた、“跨って走ってみると意外に扱いやすい”、“走り出してしまえば軽い”という要素。この部分をもう少し掘り下げてみると、兄弟モデルとの微妙な仕様の違いが際立ってきた。

兄弟モデルがフロント18インチなのに対し、大きめの19インチでワイヤースポークホイールでフロントフォークも正立フォーク。
兄弟モデルがフロント18インチホイールなのに対し、大きめの19インチでワイヤースポークホイールでフロントフォークも正立フォーク。

一番の違いはフロントの足回り。兄弟モデルが高剛性な倒立フォークを採用するのに対し、クラシック650は正立フォークを採用。またフロントタイヤの外径を大きくなっていることで直進安定性は増しているものの、ワイヤースポークホイール&正立フォークで程よい車体のしなやかさを創出。

さらにリヤタイヤには兄弟モデルよりやや細めのタイヤを履かせることで安定感とハンドリングの軽さが絶妙にバランスさせている。クラシック650は“バイクは軽ければいいというものではない”という好事例となっているのだ。

背筋が伸びる“キングポジション”を作り出すプルバック気味のハンドル。
背筋が伸びる“キングポジション”を作り出すプルバック気味のハンドル。

その安定感と軽やかさが両立したキャラクターに輪をかけるのが、伝統の“キングポジション”。125年以上かけて培ってきたポジションだけあって実に理に叶っており、疲れにくいうえに車両がものすごく自然に扱え、しかも鷹揚さを感じるくらい悠然としたクルージングが楽しめる

ハンドル幅はクラシック650(800㎜)、ショットガン650(820㎜)、スーパーメテオ650(890㎜)と、兄弟モデルの中では最もコンパクト。
ハンドル幅はクラシック650(800㎜)、ショットガン650(820㎜)、スーパーメテオ650(890㎜)と、兄弟モデルの中では最もコンパクト。

【理由7】この完成度でこの価格?と思わせる「良心価格」

カラーリングよって差はあれど約100万円というお求めやすい価格のクラシック650。写真はクラシック650 BASEのBruntingthorpe Blueカラーで価格は100万2100円。
カラーリングよって多少の差はあれど約100万円というお求めやすい価格のクラシック650。写真はクラシック650 BASEのBruntingthorpe Blueカラーで価格は100万2100円。

クラシック650に限ったことではなく、650シリーズ全般に言えることだが、648ccの大型モデルで、しかも外車ありながら、約100万円という価格はかなり戦略的だ。国産モデルでも650ccの大型バイクとなれば100万円くらいするのは当たり前。ましてや海外からわざわざ運んでくる外車であればさらに高くなる……ハズなのであるが、国産メーカーのクラシック系モデルよりもはるかに安いという逆転現象が起きてしまっている。

クラシック650の前後のフェンダーは本物志向のスチール製。価格重視であれば真っ先にプラスチック化される部分だ。
クラシック650の前後フェンダーは、本物志向を感じさせるスチール製。実車を前にしたら、質感が明らかに違うのが分かる。
クラシック650の前後のフェンダーは本物志向のスチール製。価格重視であれば真っ先にプラスチック化される部分だ。
コスト重視で作るなら真っ先に樹脂化されやすい部分だが、あえて鉄にこだわっている。

驚くのは、決して安い価格設定だから手を抜くなんてことはなく、しっかり細部まで車両を作り込んでいるところ。前後のフェンダーはスチール製ならではの絶妙な曲線を描いており、塗装の乗りにも鉄らしい奥深さを感じる。またフューエルタンクや鞍型シートなどは同系フレームの兄弟車でも全て形状を変えるというこだわりよう。

フューエルタンクはスーパーメテオ650と共通かと思いきやシート側の幅が異なり、鞍型のライダーシートも兄弟車それぞれで形が違う。
フューエルタンクはスーパーメテオ650と似て見えるが、実はシート側の幅が異なる専用形状。
フューエルタンクはスーパーメテオ650と共通かと思いきやシート側の幅が異なり、鞍型のライダーシートも兄弟車それぞれで形が違う。
鞍型のライダーシートも兄弟車ごとに作り分けられており、細部まで丁寧に差別化されている。

クラシック650を見ていると、どう考えても値付けと車体の作り込みの採算が合ってないように感じる。実はこれ、ロイヤルエンフィールド本国の意向を汲んだ戦略的な値付けなのだとか。

つまり日本市場への大々的な進出に躍起なっている“今だからこそ”、お値段以上の品質を持ったロイヤルエンフィールドのバイクが買えるという状況が生まれているというわけなのだ。

【理由8】ただの移動手段では終わらない「唯一無二の世界観」

生まれはイギリス、育ちはインドという類い稀な経歴を持つバイクメーカー・ロイヤルエンフィールド。
生まれはイギリス、育ちはインドという類い稀な経歴を持つバイクメーカー・ロイヤルエンフィールド。

1901年にイギリスで最初のオートバイを製造。その後、OEM生産時代を経て拠点をインドに移すことになったロイヤルエンフィールド。125年を超える歴史は、世界中のどのバイクメーカーよりも長く、また、その系譜が絶えることなく現在まで続いているというところがロイヤルエンフィールドというメーカーのすごいところ。……なんて紹介文がロイヤルエンフィールドのブランド紹介では定番なのだが、最近はそんな歴史を知らずにお店を訪れるお客さんが圧倒的多数とのこと。

現在、ロイヤルエンフィールドの本拠地はインド。現在インド国内に3つの生産拠点を持ち、設計・開発を行うテクニカルセンターがイギリスのレスターシャー州とインドのチェンナイにある。
現在、ロイヤルエンフィールドの本拠地はインド。現在インド国内に3つの生産拠点を持ち、設計・開発を行うテクニカルセンターがイギリスのレスターシャー州とインドのチェンナイにある。

ただ、言葉を返せばそんな歴史など知らなくても、ユーザーにはロイヤルエンフィールドが魅力的に映っているというわけ。ロイヤルエンフィールドのバイクを好きになって購入してから、その歴史の長さやブランドの奥ゆかしさを知ることになる。

どんな生い立ちなのか? インドに本拠地を移すことになった経緯、そして年間総生産台数88万5000台(2019年)を記録するに至った現在。……と、知れば知るほど惚れ込めるのがロイヤルエンフィールドというブランドなのだ。

ロイヤルエンフィールドはライディングウエアやアパレルなども展開。バイクライフをトータルでコーディネイトすることが可能だ。
ロイヤルエンフィールドは、ライディングウエアやアパレル類も幅広く展開している。バイクライフ全体をトータルでコーディネートできるのも魅力だ。
ロイヤルエンフィールドはライディングウエアやアパレルなども展開。バイクライフをトータルでコーディネイトすることが可能だ。
店舗の壁には、ロイヤルエンフィールド誕生以前の1891年当時に稼働していた針の製造工場の写真や、銃器「Enfield Rifle」の製造をルーツに持つブランドの堅牢性を象徴する、「Made Like a Gun」にちなんだ大砲の写真などがディスプレイされている。

高い生産能力を備え、輸出台数も12万台(2022年)を超えることになったロイヤルエンフィールドは、納車待ちの期間が短いことも特徴の一つだ。

国内在庫があればすぐに購入できるのは当たり前だが、驚くべきは国内在庫がなくてもオーダーが入れば約2ヶ月後には生産されてデリバリーされるというレスポンスのよさ。

国内生産にも関わらず、半年、1年待ちなんてことが当たり前となっている国内メーカーとは大きな違いである。

安くてデリバリーも早く、お値段以上の価値がある。もはやロイヤルエンフィールドを選ばない理由がなくなってきた印象だ。
安くてデリバリーも早く、お値段以上の価値がある。もはやロイヤルエンフィールドを選ばない理由がなくなってきた。

【理由9】初めての外車でも不安を減らせる「ディーラー網&3年保証」

日本国内には、45店舗の正規ディーラーがあり、6店舗のサブディーラーがあるロイヤルエンフィールド。
日本国内に45店舗の正規ディーラー、6店舗のサブディーラーがあるロイヤルエンフィールド。

外車というとやはり気になるのは、その品質や修理時の部品供給体制だろう。またバイク歴が長いライダーならロイヤルエンフィールドというと“玄人好みの気難しいバイク”というイメージを持っているかもしれないが、そんな逸話も今は昔。世界的なバイク生産国になりつつあるインドでは、品質管理も飛躍的に向上している。

そんな自社製品への自信の現れとなっているのが3年という長期間の「ボーダーレス保証プログラム」だ。通常、国産メーカーでも製品保証は2年間なところを、1年長い3年としているだけでもすごいと思うが、なんとこの新車登録時の3年保証は“走行距離無制限”で“全世界適応”

購入から3年、大型バイクであれば最初の車検まで保証期間内という安心感は絶大。言葉を返せばそれだけ壊れないというわけである。
購入から3年、大型バイクであれば最初の車検まで保証期間内という安心感は絶大。言葉を返せばそれだけ壊れないというわけである。

つまりロイヤルエンフィールドのモデルであれば、走行距離に関係なく世界中どこにいても保証が受けられるということ。例えば日本でロイヤルエンフィールドを購入し、海外へ持ち出してツーリングしたとしても何かあれば現地のロイヤルエンフィールド正規ディーラーで保証修理を受けられるのだ。そんなリスクのある「ボーダーレス保証プログラム」を組んでいるのは色々なメーカーあれどロイヤルエンフィールドだけ。それだけ自社製品には絶対の自信があるというわけである。

“ロイヤルエンフィールドは乗りにくい”などという逸話はすでに過去のもの。品質・保証・ディーラー数と、免許取りたてのビギナーライダーであっても安心して選ぶことができるメーカーへと成長している。

クラシカルなメーターでありながら、スマートフォンとのリンク機能を備え、ナビ表示(一部のモデルはターンバイターンのみの表示)など最新の技術もしっかり取り入れているロイヤルエンフィールド。
クラシカルなメーターでありながら、スマートフォンとのリンク機能を備え、ナビ表示(一部のモデルはターンバイターンのみの表示)など最新の技術もしっかり取り入れているロイヤルエンフィールド。

【理由10】買ったあとまで楽しみが続く、オーナーだけの「特別体験」

ロイヤルエンフィールドでは、地域のバイクショップがオーナーたちの集いの場となれるような施策を展開。正規ディーラーごとのイベント開催もバックアップしている。
ロイヤルエンフィールドでは、バイクショップがオーナーたちの集いの場となれるような施策を展開。正規ディーラーごとのイベント開催もバックアップしている。

バイクという乗り物は面白いもので、家電製品のように買ったっきり壊れるまでノーメンテで使い続けられるものではない。……のだが、近年は品質向上によりメンテナンスサイクルも大きく伸び、バイクショップを訪れる機会が減っている。そんなこともあって多くのバイクメーカーではバイクショップとオーナーの関係が希薄になる傾向にあるようだが、ロイヤルエンフィールドに限っては逆なのである。

むしろ、正規ディーラー単位でのイベント開催やツーリングなどを推奨しており、そのためのオフィシャルアンバサダーなどを用意して正規ディーラーの活動を盛り上げているくらい。

オーナーたちの出会いの場となり、自然発生的なコミュニティを形成できる昔ながらのバイクショップの姿がロイヤルエンフィールドにはある。
オーナーたちの出会いの場となり、自然発生的なコミュニティを形成できる昔ながらのバイクショップの姿がロイヤルエンフィールドにはある。

そんなロイヤルエンフィールドを代表する象徴的なイベントが「Royal Enfield One Ride」だ。毎年9月下旬に開催されるこのイベントは、世界60ヶ国以上で同日開催されるワールドワイドなイベントで、約4万人のオーナーがそれぞれの地域でロイヤルエンフィールドを走らせてその体験を共有するというもの。ライダー同士の繋がりを大切にするのがロイヤルエンフィールドというメーカーなのだ。

第14回目となる「Royal Enfield One Ride 2025」の様子。日本国内では9月21日に13ヶ所で開催。写真は関東地区で『バイカーズパラダイス南箱根』(静岡県函南町)に多くのロイヤルエンフィールドオーナーが集まった。
第14回目となる「Royal Enfield One Ride 2025」の様子。日本国内では9月21日に13ヶ所で開催。写真は関東地区で『バイカーズパラダイス南箱根』(静岡県函南町)に多くのロイヤルエンフィールドオーナーが集まった。

まとめ:所有する時間まで満たしてくれる、それがクラシック650だ!

写真はCLASSIC 650 BASE (色:Bruntingthorpe Blue)で価格は100万2100円。

速さや性能を競うだけが、バイクの魅力ではない。眺めてうれしいデザイン、走って心地いい鼓動感、肩の力を抜いて付き合える乗り味、そして所有することで広がっていく世界観。ロイヤルエンフィールド クラシック650は、そんな“バイクと過ごす時間そのものの豊かさ”を教えてくれる1台だ。

見た目に惹かれて興味を持った人も、試乗で走りの魅力に気付いた人も、きっと最後にはこのモデルならではの味わい深さに惚れ込むはず。クラシック650は、スペックでは測れない満足感を求めるライダーにこそ、ぜひ一度触れてほしいモデルである。

取材協力:ROYAL ENFIELD 千葉

ロイヤルエンフィールド全車を試乗車として用意するロイヤルエンフィールド千葉。
ロイヤルエンフィールド全車を試乗車として用意するロイヤルエンフィールド千葉。

2026年2月にオープンしたばかりというロイヤルエンフィールド千葉であるが、グランドオープンから1ヶ月ほどで土日ともなれば試乗予約したお客さんがひっきりなしに訪れる人気店へと成長。同店の目玉はやはり350ccのミドルクラスからアドベンチャーモデルのヒマラヤン、空冷並列2気筒の650シリーズと、ロイヤルエンフィールドの全ラインナップを揃えているという豊富な試乗車だ。

広々とした明るい店内は入りやすく居心地もいい。
広々とした明るい店内は入りやすく居心地もいい。

明るく広々とした店内は、“用事がなくても気軽に遊びにきて欲しい”というクロニクルの山口代表の想いが色濃く反映されており、ロイヤルエンフィールドらしい高級感を漂わせていながらもとても入りやすい雰囲気となっている。また購入後のアフターサービスにも力を入れており、月1回のショップツーリングやイベントも積極的に開催。ロイヤルエンフィールド千葉を選べば、憧れのロイヤルエンフィールドに乗ることはもちろんだが、他では得難い体験やバイク仲間が作れるというわけだ。

店内には車両のほか、アパレルなども多数展示。
店内には車両のほか、アパレルなども多数展示。

ROYAL ENFIELD 千葉
ロイヤルエンフィールド正規ディーラー
住所:千葉県八千代市大和田新田494-16 エトワール・ド・デコ102号
Tel:047-411-8790
MAIL:re_chiba@chronicleinc.jp
営業時間:10:00〜18:30 定休日:火/木曜日

※駐車場あり

(編集協力:ピーシーアイ株式会社)

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