ハイエースやキャラバンのカスタムって、ゴリゴリに見た目を変える世界──と思っていないだろうか。実は逆で、純正のバランスを崩さずに「なんかカッコいい」「なんか上質」と感じさせるほうが難しい。そこに強いのが、LEGANCE(レガンス)だ。

レガンスのカスタムは、派手に盛るのではなく“純正の魅力を活かしたまま、品を保ったまま上質に格上げする”のが得意分野。エアロだけでなく、ホイール、LEDテール、そして車中泊やアウトドア派に刺さる“窓の新提案”まで、見た目と快適性を一緒に伸ばすアイテムが揃っている。
今回は、レガンスをまだ知らない人にも向けて、東京オートサロン2026で展示されていた車両に装着されていた最新注目パーツを紹介しつつ、ブランドの魅力を探っていこう。

“大人遊び極まる”が意味する、LEGANCEというブランド

レガンスは「大人遊び極まる、レガンス」を掲げ、ハイエース/キャラバンを“やり過ぎず、上質に見せる”方向で磨き続けてきたブランドだ。
たとえばエアロは、ノーマルの面影を残しながら自然にボリュームを整え、長く使っても飽きにくいバランスを狙う。だからこそ、いろいろなカスタムを経験してきた“大人のハイエース乗り”が、最後に行き着く選択肢として名前が挙がることも多い。そこがやり過ぎず、上質に見せるレガンスの美学であり、他のメーカーと違うところでもある。

さらにレガンスは、外装だけで終わらせない。インテリアや用品、車中泊に便利なパーツまで“日常で使って満足できる”ものが多いのも特徴だ。つまり、見た目のカスタムと、使い勝手のアップを同時に叶えるブランドなのである。

まず用品からでも、レガンスは始められる!

今回の東京オートサロン2026でのレガンスは用品も抜かりない展示が印象的だった。ハイエースは人気が高く、今すぐ乗り換えや増車が難しい人もいるだろう。だからこそレガンスは、ホイールや灯火類の“見た目に効く”アイテムに加えて、車内を快適にする用品やアクセサリーも充実させ、「今乗っているハイエースを、今すぐ気持ちよくする」ことを提案していたのだ。
さらに、アパレルやグッズも充実。ハイエースを持っていなくても“ブランドとして欲しくなる”空気感まで含めて、レガンスの世界観を見せていたのが面白い。
ハイエースの「上質」を一段引き上げる
レガンスの“欲しくなる”3アイテム+アパレルアイテム
ハイエースのカスタムは他のハイエースユーザーと差別化したいがために、ついつい派手に盛りがち……。それが必ずしも悪いわけではないが、盛るほどに上質感、高級感からは解離していきがちだ。上品に仕上げつつ、普通のハイエースカスタムと差別化するにはバランスが重要になるのだ。ポイントは「純正の良さ」を残しつつ、“格”を上げること。
それでは、ハイエースオーナーはもちろん「これからハイエースを買う人」でも、思わず欲しくなる“効きどころ”の濃い3アイテム+アパレルアイテムを紹介しよう。
足元で“品”が決まる。日常で使いやすい18インチという最適解
【バックギャモン BG-4(18インチ)】

足元は、クルマの印象をいちばん変えやすいポイントだ。
ハイエースは車体が大きいぶん、ホイールで印象が一気に変わる。レガンスの「バックギャモン BG-4」は、放射状に伸びるデザインで足元に「高級感」と「存在感」を作れるのが魅力。
スポークとフィンを組み合わせた独特のデザインで、ラグジュアリーでありながらスポーティな雰囲気もあわせ持ったバックギャモン BG-4は、絶妙に“上質”へ寄せてくれるのが持ち味。

(サイズ:8.5J×20 +26)

(サイズ:7.5J×18 +38)
これまでは20インチの鍛造品のみのラインナップだった。鍛造20インチは、ハイエースの足元を一気に「低く・太く・デカく」見せる逸品。鍛造は圧力で鍛えて成形するため、20インチと大きなホイールであっても強度を確保しつつ軽く作れるのだ。ローダウンするなどしっかりと車両全体のスタイルをカッチリとまとめ上げれば、ショーカーのようなラグジュアリーな世界観を構築できる。

一方、今回加わった新設定の18インチは、型に流して作る鋳造のため価格を抑えやすく、日常使いとして気軽に選べるのがうれしい。
しかもバックギャモン BG-4はリムの存在感を抑えた“リムレス”デザインのため、18インチでもスポークが大きく見え、ひと回り上の19インチ級に見える視覚効果も狙える。もちろんバックギャモン BG-4のデザインは踏襲しているので、20インチほど“決め切らなくても”足元の上質感はしっかり手に入る。
20インチと18インチのホイールを見比べてもらえば一目瞭然だが、20インチからダウンされていることによってタイヤの厚みが増しているのがわかる。これによって段差や荒れた路面でも衝撃をタイヤが吸収しやすく、20インチよりも気軽に扱えるのもポイントだ。車高はノーマル寄りのままでもまとまりやすく、まずはホイールから“レガンスらしい大人カスタム”を始めたい人にちょうどいい。
より現実的なサイズとして18インチ鋳造が加わったことで、「見た目は変えたいけど、乗り味や使い勝手も大事」という人に刺さる選択肢になった。

後ろ姿の“高級感”はテールで決まる
【フルLEDテールランプ ULTRA300(ヴァレンティ×レガンス)】

カスタム初心者でも満足度が高いのがテールランプだ。理由は簡単で、信号待ちや駐車場で「自分でも他人でも」一番目に入るから。さらには、被視認性が高まれば安全性も高まる。
ULTRA300はヴァレンティ×レガンスのコラボで、300系ハイエース(海外専用モデル)向けのフルLEDテールランプだ。フルLEDならではのキレのある発光と、インナーブラックの引き締まった表情で、レガンスらしい上質感を作りやすい。
このテールのポイントは、精悍なその見た目だけではない。
車両の解錠/施錠時にアンサーバックとして点灯するハザードランプに、モーション点灯させるオープニング&エンディングアクションが設けられている。さらに、シーケンシャルウインカー(流れるウインカー)も搭載。配線次第で「流れる/流れない」の切り替えもできる。
製品の装着にも配慮され、電球からLEDランプに交換した際に発生するハイフラッシュ制御抵抗が内蔵されているため、余計な対策が要らないのもうれしい。
“窓が開く”だけじゃない。車中泊のストレスを根こそぎ減らす
【ガルウインドウ(スライドドア用)】

車中泊やキャンプをすると、スライドドア周りでこう思うはずだ。
「換気したい。でも虫が入る。雨も吹き込む。網戸も欲しい。」
純正の小窓オプションが選べない仕様もあり、悩みが出やすいポイントでもある。
レガンスのガルウインドウは、スライドドアのガラス全体が“上に跳ね上がる”構造。これがかなり効く。ガラスがひさし代わりになるので、天候や日差しの影響を受けにくく、換気の自由度が上がる。外観は純正プライバシーガラスに近い色で、車検対応のJISマーク取得も明記されている。
ガルウインドウを下げてしまえば、見た目は通常のスライドドアそのもの。
レガンスが施した上質なハイエースカスタムの世界観を、小窓が損なうそうなこともないのだ。

ガルウインドウの開口は通常固定で約20cm、セーフティフックで固定すれば約15cmをキープできる。日中は大きく開けしっかりと換気して、車中泊の夜間は開口部を狭くして安心を確保できるというわけ。シェードは左から右へ好みの位置までスライドでき、網戸は枠内を右から左へスライドさせることで虫の侵入を防げる。
加えて、オプションのダブルサイドファンも用意されており、より換気をしっかりやりたい人にもおすすめだ。枠内にはめ込むダブルサイドファンは、シガープラグ電源で作動し、裏表を変えることで吸気/排気を切り替えられる。
“乗ってる感”を、日常でも。Tシャツ・キャップ・パーカーで世界観に入る
【レガンスのアパレル】
パーツは一気に揃えられなくても、まず“レガンスの空気”を取り入れたいならアパレルが近道だ。
ラインナップは、しっかりした生地感のオーバーサイズTシャツ(9.1oz)や、ライトパーカー(8.4oz)、キャップ類まで幅広い。

特に目を引くのが、海外でも人気のあるラッキーキャットTシャツ。いわゆる招き猫をモチーフにしたデザインのTシャツだ。日本製で、サイズはM〜3XL。イベントや旅先で「それどこの?」と会話が始まるタイプのアイテムだ。

キャップは、刺繍にこだわったOTTOコラボのフラットキャップ(4,950円)などが揃い、クルマ以外の場面でも使いやすい。
(編集協力:株式会社ジェイクラブ)







