トヨタ自動車株式会社は、LEXUSのスポーツセダン「IS300h」を一部改良し、特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”を設定のうえ、2026年1月8日に発売した。
今回の改良では、ステアリングやサスペンションの熟成により走行性能を高めるとともに、内外装デザインを刷新。12.3インチディスプレイや最新の「Lexus Safety System +」も採用し、安全性と利便性を向上させた。ISならではの走りとスポーティさを、さらなる高みへと磨き上げたモデルとなる。
LEXUS、「IS」の新型モデルを発売
- ドライバーがクルマと対話できる気持ちのいい走りの追求
- アグレッシブさを突き詰め、よりスポーティに進化した内外装デザイン
- 「Lexus Safety System +」の進化やマルチメディアシステムの刷新により、安全・安心な運転をサポート
- ブラックを基調としたデザインでスポーティさを演出する特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”を新設定

LEXUS は、「IS300h」を一部改良するとともに、特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”を設定し、全国のレクサス店を通じて1月8日に発売しました。
IS は 1999 年の初代モデル誕生以降、コンパクト FRスポーツセダンとして「クルマを操る楽しさ」を追求してきました。LEXUS の乗り味の礎となるべく進化を続け、運動性能の高さとそれを予感させるスポーティなデザインで好評を博し、四半世紀以上に渡ってグローバル約 40の国と地域で累計約 130万台を販売してきました。開発においては、Toyota Technical Center Shimoyama をはじめとする世界各地で走り込み、LEXUSならではの走りの味「Lexus Driving Signature」を追求し続けています。
今回の一部改良では、「熟成」を開発のキーワードとし、これまでISが追求してきた「ドライバーがクルマと対話できる気持ちのいい走り」と「アグレッシブでスポーティなデザイン」にさらに磨きをかけました。走りにおいては、電動パワーステアリング[EPS*1]を刷新し、ラックギヤにはバリアブルギヤを採用。交差点やワインディングロードでは、少ない操舵角でも狙い通りにトレースでき、かつ直進での安定性を実現しています。また、AVS*2も改良を施し、車両安定性と乗り心地のよさを両立しました。エクステリアでは、低重心かつワイドなスタンスをさらに強調した新たなフロントフェイスにより、力強く精悍なスタイリングを表現しました。インテリアでは、コンパクトFRスポーツセダンのコックピットとして最も重要である機能性を考慮し、運転に集中できるデザインとしました。センターディスプレイおよびTFT液晶メーターを12.3インチに大型化し、高い視認性・操作性を確保します。加えて、コンソール上面とスタートスイッチベゼルには、新規開発のオーナメントパネル「Forged bamboo」を採用。竹繊維の特徴的な陰影により、ISの力強い躍動感とスポーティなインテリアを演出しました。また、インテリアカラーには、太陽を覆う紅炎をイメージした新規開発の「PROMINENCE(プロミネンス)」を設定し、アグレッシブでスポーティな室内を目指しました。
Lexus International 製品企画担当 前澤 伸
IS は代々、「気持ちのいい走り」と「スポーティなデザイン」を軸に進化を重ねてきました。今回の改良にあたり掲げた開発コンセプトは「熟成」です。フロントフェイスをはじめとした外観の一部と内装を刷新、ISらしさをより磨き上げました。電子プラットフォームは新世代へと進化し、先進安全装備 Lexus Safety System +も最新化しています。大きく変えるためではなく、より ISらしさを追求するための深化。特長である走りはもちろん、デザイン、利便性、そのすべてにおいて、ISの本質を研ぎ澄ましました。成熟した今だからこそ辿り着いた、新しい ISをぜひ実車に触れ、乗ってご体感ください。
【主要諸元】
| IS300h | |
|---|---|
| 駆動 | 2WD(FR) |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 |
| 全長 | 4,720mm(+10) |
| 全幅 | 1,840mm(±0) |
| 全高 | 1,435mm(±0) |
| ホイールベース | 2,800mm(±0) |
| 車両重量 | 1,710kg*6*7*8 |
| 乗車定員 | 5名 |
| タイヤサイズ | 18インチ/19インチ*9 |
()括弧内は従来型比
主な特長詳細
ドライバーとの対話に優れた走りの熟成
- 電動パワーステアリング[EPS]には、低慣性モーターを採用するとともに、従来のラック同軸式からラック平行ギヤ(バリアブルギヤ)を採用しました。これにより、よりリニアでスムーズなステアリングフィールを実現し、コーナーの連続するワインディング路から高速道路でのレーンチェンジに至るまで、様々な場面でのスムーズなハンドリングを楽しむことができます。
- AVS では、従来のステップ式アクチュエーターから、新規開発の内蔵式リニアソレノイドアクチュエーターを採用しました。これにより、減衰力応答性が約 4倍向上。応答性のよい可変減衰力により、フラットなばね上の挙動と路面入力によるショックの低減を両立します。
IS らしいアグレッシブさを突き詰めたエクステリアデザイン
- ブレーキダクトを取り込み、低く構えたグリル形状を採用。低重心かつワイドなスタンスで、ISらしいアグレッシブさとスポーティさをより際立たせたデザインへと刷新しました。
- “F SPORT”には、空力性能をさらに強化した新形状のリヤスポイラーを採用。車両後方の風流れを整流することで、リヤの揚力を低減し、優れた空力操安性能を実現しました。


エクステリアデザイン(“F SPORT”)
- ボディカラーは、スポーティに駆け抜けるような走りの世界観を表現したニュートリノグレーを新たに加えた計 8色*6を設定しました。
- 足回りでは、アルミホイールの意匠を一新しました。
<IS300h“F SPORT”>
新意匠の 19インチ軽量アルミホイール*7を設定。細軸スポークのタイトなデザインにスーパーグロスブラックメタリック塗装を配色し、優れた運動性能をより際立たせます。加えて、メーカーオプションとして、LEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーを採用しました。
<IS300h“version L”>
19 インチアルミホイールは、従来のシャインシルバーメタリックからブラック塗装+ダーククリア切削光輝へと変更。
グロスブラックをベースに切削光輝処理を施し、スモーククリアを塗布することで、より引き締まった足元を演出します。
<IS300h>
18 インチアルミホイールは、従来のシルバーメタリックからダークプレミアムメタリック塗装へと変更。奥行感とスポークの立体感により、タイト&スポーティなイメージを強調します。

(ダークプレミアムメタリック塗装)
<IS300h>

(ブラック塗装+ダーククリア切削光輝)
<IS300h“version L”>

(スーパーグロスブラックメタリック塗装)
<IS300h“F SPORT”>
運転に集中できる環境を目指したインテリアデザインと最新マルチメディアの採用
- マルチメディアシステムの刷新とともに、ドライバー席周辺の表示操作系は、スムーズな視線移動と人間工学に基づいた機能レイアウトで、デザイン性と使いやすさの両立を徹底追求しました。
- センターディスプレイを全車 12.3インチタッチパネルディスプレイに統一しました。搭載位置と角度を工夫することで、センターディスプレイの高さがドライバーの視界を妨げず、走行中でも操作しやすいコックピットを構築しました。

- メーターパネルに 12.3 インチフル液晶メーターを採用することで、視認性がさらに向上しました。加えて、シンプルで分かりやすいグラフィックを用いつつ、お客様の多様なニーズに応えられるよう、表示コンテンツの細かなパーソナライズにも対応しました。



- オーナメントパネル(コンソール上面とスタートスイッチベゼル)には、LEXUSのブランドシグネチャーマテリアルとして活用してきた竹材を用いて、新たに「Forged bamboo」を開発し、採用しました。材料に織り込まれた竹繊維による唯一無二の特徴的な陰影が、ISの力強い躍動感とスポーティなインテリアを演出します。

サスティナブルなクルマづくりの実現を目指すLEXUSは、繰り返しリサイクルをしても物性(物質が有する性質)低下が少なく、サーキュラーエコノミー(循環経済)の上でも貢献が期待できるという竹材の持つ可能性に注目し、採用を進めてきました。
今回ISの内装に採用した「Forged bamboo」は、2023年のJAPAN MOBILITY SHOWで発表した「Bamboo CMF*8 Concept」の概念に基づき開発された素材の一つであり、市販車での採用はISが初となります。今回のISを皮切りに、今後他モデルにも「Forged bamboo」を採用していくことで、サーキュラーエコノミーの実現と、地域経済や社会への貢献を推進して参ります。
- インテリアカラーには、新規開発色の「PROMINENCE(プロミネンス)」を設定。太陽を覆う神秘的な紅炎をイメージした彩度の高いカラーが、室内のアグレッシブでスポーティなイメージを演出します。(“F SPORT”)


- インストルメントパネル中段部に、運転時の邪魔にならない水平基調のラインイルミネーションを配置し、そこから漏れる間接光で室内空間を彩りました。照明の色は美しい自然現象などから着想した計14色のテーマカラーに加えて、お好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーを設定しました。

- オーディオシステムには、レクサスプレミアムサウンド 10スピーカーシステムを全車標準設定。加えて、マークレビンソン 17 スピーカーシステム*6をメーカーオプションで設定しました。包み込まれるような心地良さと深い表現力を目指し、スピーカーの最適配置と音質のチューニングにこだわりました。
- 高出力化した USB端子(Type-C)をセンターコンソール前方に 2ヶ所配置しました。また、センターコンソール後端にも、充電用にUSB端子(Type-C)を2ヶ所配置し、利便性に配慮しました。
- センターコンソール前方のワイヤレス充電スペースは、お客様が使いやすい位置に配置しました。各種スマートフォンに対応出来るサイズとしたGen5(充電規格:Qi)を採用しています。

より安全で快適な運転をサポートする装備の拡充
◆ 機能の拡充と性能向上を図った予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」
▽主な性能向上機能
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA*9]採用
「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、ドライバーの安心につなげます。さらに先行車や前方のカーブに対して減速操作をサポートし、頻繁な踏みかえ操作を軽減することにより、一般道などのシーンでドライバーの運転に寄り添いやさしくサポートする機能です。以下5つを備え、運転状況に応じて適切な操作をサポートします。
– 歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援
– 先行車に対する減速支援 – カーブに対する減速支援
– 信号交差点に対する右左折時減速支援
– 車線内走行時常時操舵支援
・プリクラッシュセーフティ[PCS*10]の対象範囲・支援機能拡大(対自転車運転者[夜]、自動二輪車 [昼]、交差点衝突回避支援[出会頭車両])
プリクラッシュセーフティの対象範囲を、従来の歩行者[昼夜]、自転車運転者[昼]に加え、自転車運転者[夜]および自動二輪車[昼]まで拡大しました。また、支援機能については、交差点衝突回避支援の範囲を従来の右左折に加え、出会頭車両まで拡大したほか、アクティブ操舵機能付きの緊急時操舵支援、フロントクロストラフィックアラート[FCTA]、ドライバーモニター連携などの機能を追加しました。
・レーダークルーズコントロール[ACC*1]の支援機能拡大
ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大などにより、前方認識範囲を拡大したことで、先行車認識、進路判定、割り込み車検知などに対し、すぐれた認識性能を確保しました。また、音声対話サービスを使用し、設定車速と車間設定の変更が可能です。
・ロードサインアシスト[RSA*12]の支援機能拡大
道路標識や信号に従っていないとシステムが判断した場合の、ドライバーへの告知機能(表示の反転や点滅、ブザーなど)について、従来の「最高速度」「車両進入禁止」に加え、「赤信号」を追加しました。
・発進遅れ告知機能[TMN*13]の支援機能拡大
先行車の発進を知らせる発進遅れ告知機能に、信号切り替わり時の対応が追加しました。
・レーンチェンジアシスト[LCA*14]の車線変更支援
高速道路や自動車専用道路(一部を除く)を走行中、車線維持支援機能が作動中にレーンチェンジのための操舵、加減速、車線変更先車両監視の支援を行います。ドライバーのウインカー操作が支援開始の合図となり、レーンチェンジの操舵支援を行います。
・ドライバーモニター装着車は、以下の機能がお客様の運転をサポートします。
– プリクラッシュセーフティ[PCS]
– レーダークルーズコントロール[ACC]
– レーンディパーチャーアラート[LDA*15]
– ドライバー異常時対応システム
・ソフトウェアアップデート
DCM(Data Communication Module)による無線通信で、レクサス販売店へ入庫することなく性能向上のためのソフトウェア更新が可能なOTA(無線通信)によるソフトウェアアップデート機能を設定しました。OTAによるソフトウェア更新中も、通常通りの車両走行、Lexus Safety System+機能が使用可能。ソフトウェアの更新は、エンジンスイッチ/パワースイッチON時のみ実施されます。
・プラスサポート
専用キーでのドア解錠でプラスサポートが自動で始動します。
<急アクセル時加速抑制>
障害物の有無にかかわらず、アクセルの踏み過ぎや踏み間違いを検知するとクルマの加速を抑制し、「アクセルが踏まれています」との音声発話と警報ブザー、ディスプレイ表示でドライバーに注意喚起する機能です。
<Lexus Safety System +の機能拡大>
プラスサポートモードがONの場合、Lexus Safety System +各機能の挙動(警報タイミングや音声発話の有無)を、より安全な運転に繋がる方へ拡大します。
– プリクラッシュセーフティの交差点対向車注意喚起の作動
– ロードサインアシスト[RSA]での音声発話による注意喚起実施 など
◆ 高度運転支援技術 アドバンスト ドライブ[Lexus Teammate Advanced Drive*16](渋滞時支援)
一部の高速道路や自動車専用道路の本線上の走行を支援するシステムが Advanced Drive(渋滞時支援)です。自動車専用道路での運転において、渋滞時(0km/h~約 40km/h)レーダークルーズコントロール及びレーントレーシングアシストの作動中に、ドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動。認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労軽減が可能となり、より周囲に注意を払った安全運転が可能です。
特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”
特別仕様車 “F SPORT Mode Black Ⅴ”は、これまでご好評いただいた “F SPORT Mode Black” の第5弾モデルです。今回は“F SPORT”をベースに、ブラック塗装を施した BBS製の 19インチ鍛造アルミホイール*7を設定し、メーカーオプションで LEXUS ロゴ入りのレッドブレーキキャリパーを設定。インテリアでは、ウルトラスエード®*17のシートを採用し、ブラックを基調としたカラーコーディネートで、ISの特長である精悍なスタイリングにさらに磨きをかけました。

(ホワイトノーヴァガラスフレーク)
<IS300h 特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ” 特別装備>
・特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”19インチ鍛造アルミホイール(BBS製ブラック塗装)
・特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”ウルトラスエード®(ブラック)/L tex*18スポーツシート(運転席ポジション
メモリー/運転席・助手席ベンチレーション機能付)
・特別仕様車“F SPORT Mode Black Ⅴ”ウルトラスエード®(ドアトリムアームレスト/フロントコンソール上部)
ーカー希望小売価格
(単位 : 円)
| エンジン | 駆動 | 価格*(10%消費税込み) | ||
|---|---|---|---|---|
| IS300h | “F SPORT Mode Black Ⅴ” | 2AR-FSE(2.5L 直列4気筒) | 2WD(FR) | 6,750,000 |
| “F SPORT” | 6,350,000 | |||
| “version L” | 6,100,000 | |||
| 5,800,000 | ||||
* 北海道地区のみ価格が異なります。リサイクル料金は含まれません
*1 EPS= Electric Power Steering
*2 AVS= Adaptive Variable Suspension system
*3 ムーンルーフを装着した場合、20kg増加します。
*4 標準装備の電動リヤウインドゥサンシェードに加えて、“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステムを装着した場合、10kg増加します。
*5 アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/ラゲージルーム内)&外部給電アタッチメントを装着した場合、10kg増加します。
*6 仕様によって異なります
*7 タイヤチェーンを装着することはできません
*8 Color、Material、Finishの略。クルマづくりにおける、色や素材、質感を含めたデザインを指します
*9 PDA= Proactive Driving Assist
*10 PCS= Pre-Collision System
*11 ACC= Adaptive Cruise Control
*12 RSA= Road Sign Assist
*13 TMN= Traffic Movement Notification
*14 LCA= Lane Change Assist
*15 LDA= Lane Departure Alert
*16 人とクルマが気持ちの通った仲間のように、お互いを高め合い共に走るというトヨタ自動車独自の自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発。Lexus Teammateはトヨタ自動車株式会社の商標です。アドバンストドライブ(渋滞時支援)は自動で運転するシステムではありません。システムを過信せず、常に周囲の状況を把握し、必ず安全確認をしながら運転してください
*17 Ultrasuede®およびウルトラスエード®は東レ株式会社の登録商標です
*18 L tex(エルテックス)は本革に近い風合いと手触りを追求した合成皮革です
リリース提供元:トヨタ自動車株式会社








