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道を間違えにくくなるメガネ⁉ バイク用アイウエアを1年半使ったら、4つの「スゴイ!」が“見え”てきた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

2002年の創業以来、バイク用度付きアイウエア(眼鏡)の研究を続ける「ダブルオーグラスギア」。メガネを愛用するライダーの強い味方だ。

一般的なメガネ店では扱わない「ライディング時の視界バランス」にこだわり、脳内補正が少なく疲れにくい視界を実現。さらに車種やヘルメット、走行スタイルに応じて、ワンオフでレンズを設計してくれる。つまり「ライダーの負担を減らしてくれる理想のアイウエア」を提供してくれるメーカーというワケだ。

そんなダブルオーグラスギアのアイウエアを1年半使って一般道、ワインディング、高速道路、林道などを走ったところ、さまざまな「スゴイ!」が見えてきた。

目次

ダブルオーグラスギア

ダブルオーグラスギアは、京都府左京区に本店を置くメーカーで、代表の檜垣晃彦氏は、バイク業界で長年つちかった経験と自身の視力の悩みを背景に「ライディング専用メガネ」を独学で開発。以来、バイク用度付きメガネの専門店として、全国のライダーから高い支持を得ている。

ハイレベルな検眼サービスを全国各地で実施中

検眼サービスはきめ細かく「こんなことまで調整してくれるの?」と驚くレベル。そのようすは過去のモトメガネの記事で解説しているので、そちらを参照してほしい。そして、「京都は遠くて行けないよ!」というライダーも心配無用。同社は全国各地で開催される無料の検眼サービス「トランクショー」を実施しており、全国の用品店や二輪イベントで出張サービスを実施している。

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ダブルオーグラスギアのアイウエアを1年半使って“見えた”4つのこと

筆者は1年半前にダブルオーグラスギアでライディングアイウエアを作ってもらい、ツーリングを主体に愛用してきた。ライダーとしてのスペック(?)を簡単に紹介すると、視力は右0.9/左0.2。年間のツーリング走行距離は1万㎞強。バイク歴は20年以上、愛車遍歴は50㏄~1,100㏄を11台乗り継ぎ、これまで47都道府県すべてを走破してきた。現在の愛車はホンダ・XR250だ。

そんな筆者が街乗り、高速道路、ワインディング、林道とあらゆるシーンでライディングアイウエアを使用。1年半の期間で“見え方”に関する意識が大きく4つ変わっていった

① 道を間違えにくくなった

「そんなバカな!」と思うかもしれないが、これは確実に体感できている。正しくは、道を間違えなくなった…というより距離感を正確につかめるようになったというコトだ。

以前は、ナビ表示や看板に表示される「200m先を右折」などを見ても、その距離感がピンとこなかった。筆者の視力差が左右0.9 / 0.2と広いことが原因だろう。加えてかなりの方向音痴ということもあり、曲がるべき交差点をひとつ手前で曲がったり、通り過ぎたりすることもしばしば。だが、ダブルオーグラスギアを使い始めてから、そうしたミスが減り始めた

交差点が連続する市街地や都市高速で「200m先ってどれくらいの距離なんだ?」とワケが分からなくなっていた
曲がるべき交差点で「あ! ここで曲がるんだった!」と思うも時すでに遅し。こんなことが日常茶飯事だった

理由は、左右の視力差がなくなったこと。同社の検眼では、利き目や目の調節力まで細かく分析し、両目のバランスを整えるレンズ設計をしてくれる。結果、距離感が自然につかめ、「200m先はあの辺だな」と脳内でイメージが描けるようになったのだ。

絶え間なく分岐が続く都市高速などで、その効果をとくに実感できた

② まぶしさが抑えられ、景色が美しく見えるようになった

もともと度付きサングラスが欲しかったのたが、ダブルオーグラスギアのアイウエアで十分だった。海辺を走るとき、以前は太陽光の反射で目を細めていたのは過去の話。今ではまぶしさが気にならず、海の青さや波のきらめきまでしっかり見えるようになった。

まぶしさを抑えてくれるから空や路面が鮮明に見える
林道ツーリングでは木々の緑や川の流れがよりキレイに感じる

これは同社が独自開発したL.W.Cコーティング」の効果だろう。裸眼以上の視界を目指して設計されたこのレンズは、光のコントラストを最適化し、まぶしさを抑えながらも色彩の鮮やかさを保つ。このレンズのおかげで、海辺だけでなく、空の青さや山の緑、街の夕景も、以前よりずっと美しく感じるようになった。

“メガネはハンデじゃない!!”をコンセプトとし、裸眼に勝るべく開発されたL.W.C(Light Wave Countrol)コート。透明系のレンズのオプションとして用意(税込:6600円)されており、用途に合わせて強さが選べるようになっている。ちなみにバイク用メガネであれば「LWC-15〜27」が該当するという。
L.W.C(Light Wave Countrol)コートは、レンズのオプションとして用意(税込:6,600円)されており、用途に合わせて効果の強さが選べるようになっている

③ 夜間走行での安心感が増した

筆者は乱視が強く、夜間の走行ではテールランプや信号がぼやけて見えることが多かった。特に雨天時や対向車のライトが眩しい状況では、視界が不安定になりがちだった。

これは代表の檜垣氏から教わったことだが、1日中走るツーリングの場合、昼間に目が疲れると夜の視界不良につながるとのこと。しかしダブルオーグラスギアにしてからは、その不安がほぼ解消された。同社が「昼間の眼精疲労を抑えることで夜間の視力低下を防ぐ」という視点で検眼を行い、乱視や近視の傾向を細かく分析したレンズを設計してくれたからだ。光のにじみが減り、信号や標識がくっきり見える。夜の峠道でも安心して走れるようになったのは、大きな変化だ。

暗い場所と明るい場所がハッキリ分かれている場所も見やすくなった

④ ヘルメットへの着脱がスムーズ&軽いフレームだから疲れない

見え方…とは少し違うが、4つめは「ヘルメット装着時の快適性」だ。ツル部分が柔軟&薄型の設計になっており、ヘルメットをかぶった状態でも内装に引っかかることなくスルリとすべり込む感覚。これはぜひ体感してもらいたい

また、ヘルメットとの同時装着を想定した設計のため、長時間の仕様でも側頭部や耳の裏が痛くなりにくいところもポイントだ。

上目づかいで視線がレンズの中央に来るように設計されている
ツル部分は流線形になっており、ヘルメットの内装に抵抗なく入り込む

独自のフレーム形状により、ライディング時の前傾姿勢でも上目遣いで無理なく前方を見ることができ、首や肩に余計な力が入らなくなった。これは、ロングツーリングでも身体的な疲労を大きく軽減してくれる、ライダーにとって非常にありがたい要素だ。

総評:バイク専用アイウエアの“最適解”

ダブルオーグラスギアのアイウエアは、単なる「よく見えるメガネ」ではない。距離感、まぶしさ、夜間視界、疲労軽減と、ライディングに必要な“見え方の質”を総合的に高めてくれるギアだ。

1年半使って“見えた”のは、視界の変化だけではない。ライディングがより楽しく、より安全になったという実感である。そして、正確な距離感を把握できるようになってルート間違いが減ったことは個人的に非常に大きな利点だ。ツーリングのおもしろさは目からの情報で大半が決まるといっても過言ではない。バイク用に開発されたライディングアイウエアを使って、あなたもワンランク上の“見える”ツーリングライフを送ってみては?

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【場所】【日時】
【愛知県・ライコランド小牧インター店】10/11(土)~10/13(月・祝)
【山梨県・ライコランド甲府店】 10/25(土)~10/26(日)
【福岡県・ナップス福岡店】11/1(土)~11/3(月・祝)
【埼玉県・ナップス埼玉店】11/22(土)~11/24(月・祝)
【岡山県・ナップス岡山店】12/6(土)~12/7(日)
【東京都・ライコランド TOKYO BAY店12/20(土)~12/21(日)

(編集協力:ダブルオーグラスギア)

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