MENU
カテゴリー

【ゲリラ豪雨対策】クルマが冠水したら絶対にやってはいけない行動と正しい避難法

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

夏はゲリラ豪雨が発生しやすい季節です。

実際に、2025年8月7日には石川県金沢市で大雨が降り、アンダーパスが冠水し車が立ち往生する事例も発生しました。

では、万が一車が浸水してしまったり、車内に取り残されてしまった場合は、どのような行動をとればよいのでしょうか。

目次

車が浸水したらまずすべきことは「エンジンを止めて脱出」

2025年8月7日、線状降水帯の発生により、北陸地方の広範囲で非常に激しい雨が観測されました。

なかでも石川県金沢市では、短時間で大量の雨が降った影響により、市内のアンダーパスが冠水する事態になったといいます。

これにより、複数のクルマが水に浸かって動けなくなり、立ち往生するトラブルが発生したようです。

こうした冠水によるクルマの立ち往生は、最悪の場合ドライバーや同乗者の命にかかわるケースもあるため、道路が冠水している場所では無理に進入せず、安全な場所へ迂回する判断が重要とされています。

では、もしもアンダーパスの冠水により車が浸水してしまったら、どのような行動をとればよいのでしょうか。

JAFは、慌てずに車を止めてエンジンを停止し、速やかに脱出することを推奨しています。

冠水した道路が濁っている場合は、路面の状態が見えづらく危険です。避難する際は、いきなり水の中へ入らず、まず片足を浸けて水深を確かめながら進むことが大切です。

このときは、ゆっくりと両足でバランスを取りながら、来た道を戻るように歩きましょう。

くわえて、JAFはさらに、冠水路に進入しないことがもっとも重要であると注意を呼びかけていました。

アンダーパスなどは地形的に水がたまりやすく、見た目では水深が浅そうに見えても、予想以上に深くなっているケースも少なくありません。

また、水深がタイヤの半分を超えるような場所では、クルマが故障したり、最悪の場合には水没するリスクもあります。

道路が冠水しているのを発見したら、決して無理に進入せず、引き返すか別ルートを選ぶことが望ましいといえるでしょう。

車内に取り残されてしまったら窓からの脱出を

では、万が一浸水した車内に取り残されてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。

ホンダによれば、クルマが冠水し車内に取り残されてしまった際、何より「慌てないこと」が大切だといいます。

そして、エンジンを止めてシートベルトを外し、窓から脱出することを推奨しています。

もしも電気系統が故障すると、窓やドアの開閉ができなくなるおそれも。そのため、タイミングを逃さない早めの判断がポイントになります。

また、窓が開かなかったりシートベルトが外れなかったりする場合に備えて、車内に緊急脱出用ハンマーやベルトカッターなどの工具を常備しておくことも勧めています。

そもそも、クルマは一定の水深に耐えられるよう設計されているものの、冠水路に対しては細心の注意が必要です。

一見浅そうに見えても、実際には予想以上に水深があるケースも珍しくありません。

とくに、アンダーパスや低地の道路は冠水しやすく、水の勢いや深さを外見から正確に判断することは難しいとされています。

そのため、「大丈夫だろう」と安易に進入するのは、エンジンへの浸水や電気系統の故障により、車両が立ち往生してしまうリスクになりえるため非常に危険です。

つまり、冠水路を発見した場合は無理に進まず、できる限り迂回することが望ましいとされています。

安全のためにも、事前に雨天時の危険箇所を把握し、早めに回避行動を取りましょう。

カテゴリー

モトメガネ バイク買取一括査定

目次