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雨も寒暖差も快適!ライダー旅の神装備とは? テネレ700で行く感動と出会いのSSTR1700km 後編

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆さま、こんにちは! ラフアンドロードの広報、セキネです。バイクの圧倒的なスピード感や機動力、一体感から得られる喜びを伝える「MOTTOラフロ」から、バイクの魅力や楽しさをMotoMeganeユーザーの皆さまにもお届けします。ぜひお楽しみください!

MOTTOラフロ掲載日:2023年6月10日

あたりがうっすらと明るくなりフライをたたく雨音も弱まってきた氷見のキャンプ場。フィニッシャーズバッジを見ながらジワジワとこみ上げる完走の喜び……。

昨日はSSTR出走前のワクワクと緊張で睡眠不足だったことや、ラフロのシュラフと最近導入したGIMMICKのコット&ピローがいい仕事をしてぐっすり眠れたアフターSSTRの朝♪

【ラフアンドロード】RR5955 ラフダウンシュラフ600FP

さてさて、晴れてるうちにそろそろ撤収し移動しますかね~♪

※ご紹介する方々にはSNS、ブログでの使用の承諾をいただいて掲載しております。

目次

アフターSSTR 1日目(氷見~長野)下道グルメの旅

久しぶりの晴れ間を利用しフライはバッグのフタの間で乾燥させつつ移動開始。

富山湾が穏やかなうちにアフターSSTRを楽しみますよ~

氷見のキャンプ場を出てまず向かったのは射水市の海王丸パーク。

海王丸は横浜の日本丸と同時期の昭和4年に作られた姉妹船で、商船学校の実習船として誕生し平成元年引退、平成6年以降ここに係留されている帆船。

海の貴婦人海王丸と新湊大橋を撮影していると、大阪からSSTRに参加したSRライダーに話しかけられご挨拶。
「えぇ!ラフロの中の人、ホントに走って参加してるんですか!」
「ハ~イ、皆さんと同じ旅好きなイチライダーですので♪」

そんなやり取りの後お互い帰路の安全を願い、つぎに向かったのは道の駅カモンパーク新湊。ここでは名物の白エビバーガーをオーダー♪

自己主張しない白エビはどんな料理にもマッチして、あっという間に美味しくたいらげ移動再開。

次に向ったのは道の駅KOKOくろべ

ここでは長野から参戦したSSTR帰りの3人と道の駅に来るとついポイント登録しなきゃ、と思っちゃうSSTRあるあるや、バイクへの荷物の積載について意見交換(笑)

「長野に抜けるには糸魚川から内陸に入るのがいいですよ」とのアドバイスをいただき先に進みます。

富山と新潟の県境のあたりにある入善町は、湧水とジャンボ西瓜が名産でSSTR経験者でもある横浜店3Fスタッフキモトの出身地。

田植えの終わったばかりの脇道でエンジンを切ると、水路の水音だけが聞こえる、長閑でいい町でした。

そこから8号線名物?崖っぷちトンネルを抜けて親不知、糸魚川と繋ぎ、白馬に抜ける急峻な148号で激しいゲリラ豪雨に遭遇! でも旅に出てから雨雲を察知する感覚が研ぎ澄まされ、降られる前にレインを装着、途中の道で撮影は出来ませんでしたが、なんとか日没前に長野市の端、道の駅中条まで到着。

雨上がりの夕陽にホッとひと安心しつつ充実感も♪ ここまではモッテテヨカッタ、コンパクトレインスーツが大活躍でしたね。

【ラフアンドロード】RR7811 デュアルテックスコンパクトレインスーツ

その夜は千里浜で再会の約束をした金本さんと、長野新町名物ジンギスカンで久々にゆっくりカンパイ!

美味い飯と旧来の友と、いい宴となりました♪

アフターSSTR 2日目(長野~富士山)絶景を求める旅

すこし風はありますが快晴となった翌朝。2台のテネレが集合し、とある場所へ。

最近話題の絶景地があると、仕事に行く前に、金本さんが案内してくれたのは白馬付近の「青鬼(あおに)の棚田

目の前に広がる気持ちのイイ日本の原風景。ここだけ風が止んで水面にうつる青空が美しい。いつまでも眺めていたいそんな情景でした。

このあと仕事に向かう金本さんと別れ、途中で岩岳の山頂に残る雪を撮影し、そのあと向かったのは国道406号沿いの白沢洞門。

ここではちょうど反対側から上ってきた自転車のグループと遭遇。トンネルの向こう側は朝、ゲリラ豪雨があったなど情報交換しながらご挨拶。

ココからいったん白馬方面にもどり、148号を安曇野方面へ南下開始。

向かったのは以前からSNSで気になっていた大町のカイザーさん。とにかくメニューが豊富で悩んだ末に鹿肉メンチのせミニダムカレーを発注!

「ミニ」といいつつ、なかなかのボリュームで、膨れたお腹をさすりつつ、その近所を流れる農具川沿いに絶景をみつけ散策&撮影開始。

雄大な北アルプスをバックにちょっとだけダート走行も楽しみながら帰路につきます。

安曇野からは高速で一気に移動します。旅の〆は昨年同様、快晴の富士山とテネレにしようと向かったのは山中湖花の都公園付近。

これで4日間にわたる非日常の旅、SSTR2023もおしまいです。強烈なSSTRロスとともにいつもの帰りの246号の渋滞さえも、まだ旅が続けばいいのにと愛しく思ったほどでした。

ラフ広報セキネの「SSTR2023」旅の基本装備

今回の旅装備のご案内。SSTRの開催される5月末はバイクウエアでなくても本当に衣類選びに苦労する季節。ただでさえ朝夕と日中の気温日格差が大きいうえに、日の出から走り、夕暮れゴール、そして宿泊場所へは夜走り移動と意外と過酷な状況のオンパレード。

これに雨でも降ろうものならなかなかスゴくて(笑)。考えうる環境のうち雪以外は体験できるので、ワタクシとしては絶好の実走体験の機会でもあります。

今回、ちょっと早いかなとは思いましたが、敢えてのメッシュジャケット&防風インナー、通風性ありのストレッチパンツに防水シューズと既出のコンパクトレイン、グローブもメッシュとレザーを持って行きました。

とくにインナージャケットは今回の旅にレインスーツと同じくらい必須でした。

朝夕はもちろんキャンプ泊の就寝中も着用して体温保持に貢献したアイテム。日中は小さくまとめてシートバッグのサイドポケットに入れていました。

あと貴重品や濡らしたくないものは、防水バッグを肩にかけて使用しました。

超大型の新型シートバッグはこれから各所改良して、ちょうどよく皆さまが納得できるお値段とスペックで実現できるよう調整していきます。

何はともあれ、備えあれば憂いなし。そして自分の旅のスタイルにあった装備の再検討をする、そんな意味でもこのSSTRはライダーとしての総合力が試される、貴重なイベントなのだと思います。

まあ、装備選択を多少ミスってツラい思いをしても、国内で公道を使用しているのでそこまで深刻ではないし、同じ経験をした仲間同士、あとで笑い話のネタになったりと無駄なことは何もないのかなと。

一番大切なのはSSTRをつうじて「一人のバイク乗りとして純粋に旅を楽しむ」それに尽きますよね。

参加人数が1万人を超えシステム的な問題が出てきたり、参加者同士が無駄な争いや問題を起こすのではなく、お互いをリスペクトしあうのも大切。

その先にあるのは一生モノのキレイな千里浜の夕陽と、同じ時期に同じ場所を目指した仲間、そしてあたたかい歓迎の「おかえりなさ~い」なのですから……。

千里浜でまた会いましょう♪

バイクの楽しみは無限大!

モトメガネでは、オートバイに関する情報や、ライディングに関する豆知識、レース情報などを紹介しています。この記事では「ラフアンドロード」協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。

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