
デニムの聖地、岡山県の児島地区を拠点に世界へ日本産デニムを発信し続ける児島ジーンズ。近頃ではホンダとのコラボレーションも精力的に行いつつ、バイク乗りにもフィットする小粋なアイテムをリリースし続けています。
そんな児島ジーンズからニューアイテムが登場! しかし今回はデニムのジーンズやジャケットではありません。そのニューアイテムとはなんとスニーカー! なぜ児島ジーンズがスニーカーを手がけることに?ここからは注目のニューアイテムについて詳しくご紹介していきましょう。

デニム素材を使用するスニーカー「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」

今回登場する「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」は、児島ジーンズの新レーベル「KGR」から発売される待望の新作です。児島ジーンズが誇るオリジナルのデニムを使用するスニーカーは、クラシックなハイカットスタイルを採用しながら、内側にYKK製のジッパーを装備。シューレースを使用せずとも脱ぎ履きがしやすい作りとなっています。

スニーカー本体の素材は児島ジーンズお馴染みのデニムです。ジーンズやジャケットなどと同様に、履いていくほどに足に馴染み、徐々に色落ちする経年変化が楽しめる作りです。

複数のパーツを組み合わせてスニーカーのアッパーを構成するつくりで、各パーツはもちろんジーンズ同様に縫製されています。アッパー各部やジッパーの周辺はストレスがかかることもあり、ダブルステッチで縫い込まれています。そんなブルーデニムに映える金茶ステッチもまた「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」のアクセントのひとつです。


また、内装にはレザー素材を配置。滑らかな表面を採用することで、脱ぎ履きする時もひっかからずにスムースな印象です。
地下足袋で有名な岡山の「日進ゴム」が開発したハイパーV®︎ソール

「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」の最大の特徴のひとつがソール。「雨の日でも安心して履ける1足を」そんなコンセプトで制作されたスニーカーは、岡山県の日進ゴム株式会社と共同開発したものです。創業100年を数える同社は、建築現場などで使用される地下足袋を長年販売してきました。建築現場の職人たちが愛用する地下足袋は、ソールにゴムを使用しており、この「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」でも現場仕事で職人たちから絶大な支持を得てきた極めてグリップ力の高いソールを搭載しています。

これまで児島ジーンズではスタッフを含めて長期間のテストをおこなってきたそうですが、雨の日のマンホールや滑りやすい駅の階段などでも、日進ゴム製のソールは抜群のグリップ力を誇るとのこと。

今回実際にバイクのステップにスニーカーを合わせてみましたが、そのグリップ力はさすがのひとこと。スニーカーではなかなか得られないステップとの一体感を体感できました。

特にバイクの場合ではステップからのインフォメーションも大切ですよね。柔らかくグリップ力に優れるソールはステップをしっかりと捉え、なおかつデニム素材ならではのフィット感は足首から足裏まで心地よい一体感をもたらしてくれました。
インソール付きでさらに快適&清潔に

また、もうひとつの特徴としてはインソールを採用している点が挙げられます。最近ではスニーカーでも取り外し可能なインソールを備えているものも多いのですが、「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」ではオリジナルのメッシュインソールを採用。

通気性とクッション性を両立する細かなメッシュ加工がほどこされたインソールは、夏場でも蒸れにくく、さらにゴムソールの柔らかさをさらに優しく足に伝える重要な役割を果たしています。

こうした作りで、クラシックなスタイルながら、現代的な履き心地を実現した「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」。ジーンズ同様のステッチや特殊なゴムソールなど、なかなか量産には向かない仕様ながら、多くのファンの期待に応えて2025年7月上旬から販売される予定です。
児島ジーンズファンはもちろん、デニム好きならぜひチェックしておきたいアイテムと言えるでしょう。普段使いからバイクでのちょい乗りまで、幅広く使える「ハイパー V®︎ デニム スニーカー」は今季の児島ジーンズのアイテムのなかでも売り切れ必至の注目作です。

(編集協力:株式会社フック)








