MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ♪ 3度の飯よりガジェットをこよなく愛する男、さすライダーです。
そんな僕は今話題のバイクに装着するガジェット「スマートモニター」が大好物だったりしますが…この度「もしかして、これって最強なのでは?」と思える超エリート物件に出会ってしまったので、早速紹介させて頂こうと思った次第です!
ってことで、その名も「スマートライドディスプレイ SRD 5 Pro」を全力でレビューしたので見てやってください。

スマートライドディスプレイ SRD 5 Proとは?
今回ご紹介する「スマートライドディスプレイ SRD 5 Pro(以下、 SRD 5 Pro)」とは、2024年に登場した株式会社カスタムジャパンの人気スマートモニターシリーズの最新最強モデルです!
初代SRD 5は税込29,800円という低価格ながら「CarPlay・AndroidAuto、前後ドラレコ、タイヤ空気圧センサー、GPS」の全部入り!続けて第2弾の「SRD 5 Basic」は機能を絞ることで更に1万円安くなって税込19,800円!と常にスマートモニター界の相場クラッシャーであり続けた同シリーズですが…
なんと今回の「SRD 5 Pro」はあろうことかハイエンドモデルなのに!全部入りなのに!税込49,800円!というこれまたインパクトのある価格を実現しております。

…って、あれ?なんだか皆さんの反応が薄い気がしますが…もしかして…もしかしてだけど…「え〜!?SRD 5シリーズはコスパの良さが魅力なのに、新型は49,800円もするんかい?」なんて思ったりしてないですよね?
結論から言うと確かに僕もはじめは「あ〜、遂にSRD 5シリーズも近年の物価高の流れに乗ってしまったか…」とその価格だけを聞いて少々ガッカリしましたが…だがしかし!これが実際に使ってみたら「これが49,800円とかエグっ!ってか、実はシリーズ中No.1のコスパ良好機種なのでは?」っと180度考えが変わった次第です。
要はメチャクチャ性能が良いのに、あろうことか他社製ハイエンドスマートモニターの半額程度で手に入る…そんな大変お買い得なモデルが「SRD 5 Pro」ってわけです(えっへん)

SRD 5 Proの特徴
それでは見れば見るほど49,800円という価格が安く思えてくる…そんなSRD 5 Proの特徴の数々を紹介していきます!
ちなみに近年ちゃんと日本の技適を通しているのか?が怪しいスマートモニターがそこら中にゴロゴロしていますが…なんと言ってもSRD 5 Proは安心の国内企業のカスタムジャパン製ですので、そこはきっちりと技適を取得しております。

高輝度・高精細な5インチIPS液晶ディスプレイ(輝度調整機能付き)
SRD 5 Proは大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズの5インチのディスプレイを採用しており、大型バイクはもちろんセローちゃんのような小〜中排気量のバイクにもマッチします。
しかも、高輝度かつ高精細なIPS液晶を採用しており、初代SRD 5やSRD 5 Basicに比べて格段に見やすく進化しています!
特に直射日光下での反射が少なく、それこそ僕は今までそれなりの数のスマートモニターを試してきましたが…これは文句なしに走行中の視認性が一番高いと思います(お世辞ZERO)
ちなみにあろうことか日除のバイザーがありませんが「1000Nit」という超高輝度スペックによりこの抜群の視認性を実現しています!
なお、SRD 5 Proには輝度調整機能が付いており、ONにすると周囲の明るさに応じて自動的にディスプレイの輝度を調整してくれます。


タッチ操作とレスポンスが良好
SRD 5 Proはさすが「ハイエンドモデル」を謳っているだけあって、各種タッチ操作が良好な上に端末のレスポンスも鋭く、至って快適に使うことができます!
例えるなら最新のiPhoneのようにサクサクと動いてくれるので「なんだか動作がもっさりしてるな…」なんてことは一切ございません(きっぱり)
ちなみにスマホタッチグローブでの操作感も良好であることを付け加えておきます。

CarPlay・AndroidAutoに両対応
SRD 5 ProはiPhoneのCarPlay、それからAndroidのAndroidAutoの両方に対応しており、iPhoneもしくはAndroidの一部機能をそのままディスプレイ上で使えます。
基本的にはGoogleMapなどのナビアプリの使用がメインとなりますが、例えば音楽を聴いたり、電話をかけたり、その他の対応アプリを使ったりすることもできます。
ちなみに設定方法はiPhoneもしくはAndroidとSRD 5 ProをBluetoothで接続するだけで、2回目以降は自動的に接続してくれます(なんて良い子なんでしょう)








前後フルHDドラレコが標準装備(駐車監視モード付き)
SRD 5 Proには前後フルHD画質で撮影可能なドラレコが標準装備されており、万が一の際の備えとして周辺の道路状況や信号や標識、それから他車のナンバープレートなどをしっかりと記録してくれます。
しかも衝撃を受けた際の録画データ保護機能(Gセンサー)や、駐車中の当て逃げ対策として有効な「駐車監視モード」も搭載しているので「バイク用ドラレコとしては全部入り」と言っても過言ではないスペックを誇っています!
ちなみに録画データはそのままディスプレイ上で再生できるので、不幸にも事故や当て逃げにあってしまった場合はすぐに証拠として確認できます。






ちなみに前後ドラレコカメラの映像は、リアルタイムでプレビューできるので…特にリアカメラの映像は「バックモニター」としても大いに活用できます!
例えばイオンの駐輪場にバイクを停めたとして(やけに具体的)バックして出る際に後方を確認しながら出せるので安心感が違います。


タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)を標準装備
SRD 5 Proは前後ドラレコに加えて「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)」も標準装備しており、前後タイヤに同梱のセンサーを取り付けることで…いわゆる「ホーム画面」で常時前後タイヤの空気圧と温度を表示してくれます!
ちなみに空気圧の単位としては「bar・psi」の2種類が用意されており、上限と下限の数値を設定することで過度に空気圧が低い・もしくは高い時に警告表示をしてくれます(有能ですなぁ)





GPS内蔵でデジタルスピードメーターが使える
SRD 5 Proは本体にGPSユニットが内蔵されており、GPSを利用したデジタルスピードメーターの表示、それから位置情報や走行ログの取得が可能です。
特にデジタルスピードメーターが恐ろしく有能で、仮に僕のセローちゃんのようなアナログメーターのバイクだと…なんだか令和の最新バイクにアップデートされたような優越感に浸れます!
しかも、車両のメーター表示と平均5km前後くらいの誤差しかなかったので、これはあくまでお飾りではなく「普通に使えるやつ」です!
ちなみにドラレコ映像内にもデジタルスピードメーターが表示されますし、もちろん位置情報も記録されているので「万が一の際の証拠の精度」としてはかなり高いものがあります。



それとGPSについて一つ言い忘れていましたが、走行後にバイクのイグニッションをOFFにすると…なんと!GPSを用いた現在の走行距離や最高速度・平均速度などの「走行ログ」を表示してくれるので、これは僕のようなデータマニアのライダーには堪らないものがあります(ニヤリ)

IP67の防塵・防水仕様+濡れた状態でも操作可能
SRD 5 Proは国際規格である「IP67の防塵・防水仕様」となっており、雨天時や悪天候時でも安心して使うことができます(運転的には安心しないでね)
ちなみにIP67とは「完全な防塵構造・水深1メートルに30分間沈めても有害な影響を受けない」ということが保証されている証であり…要は「やれるもんなら塵を侵入させてみろよ?悔しかったら水没させてみろよ?」ってな大変強気の状態です。
しかも、一般的なスマートモニターは例えIP67仕様であっても、画面が濡れてしまうと思うようにタッチ操作ができなかったりしますが…ところがSRD 5 Proは画面が濡れていても「普通に」操作できます!
何故ならそれはSRD 5 Proが信頼の国内メーカー「信越シリコーン」のシーリング材をはじめとする高品質な素材を用いて作られているからで…だからこそ49,800円でもコスパ良好!と言えるんです(ドヤ顔)



ちなみに濡れたままでもタッチ操作ができる=水滴をタッチと誤認識するほど精度が高いので…画面が濡れた際に誤作動を起こさないようにする「自動ロック」の機能が備わっています。
30秒・1分・3分のいずれかを選択するとその間はタッチ操作を受け付けなくなり、時間経過後に上方向にスワイプすることでロックを解除できます。


スマホアプリとの連携が可能
SRD 5 Proは汎用スマホアプリの「Viidure」との連携が可能で、スマホ上でドラレコ録画データの再生やダウンロード、それからコピーや削除などのデータ管理が可能です。
例えば録画データを誰かに共有したい場合は、アプリ経由で自分のスマホにダウンロードすれば、後はお好きな共有方法で相手のスマホに録画データを渡せます。



厨二病に刺さる無駄にカッコいい画面表示(最重要)
ここまでの数々の写真で既にお気づきの方も多いとは思いますが…SRD 5 Proの特にホーム画面の表示が無駄にカッコいいんですよね!もうね、地球を代表する厨二病の僕の心に刺さりまくるんですよね!そうです、気分はアーマードコアなんですよね(ガンダムじゃないよ)
ぶっちゃけ、僕はバイク用品とガジェットに関しては「カッコよければ全てよし!カッコイイは正義!カッコイイは全てを凌駕する!」と本気で思っているので(きっぱり)もうこれだけでSRD 5「Pro」と呼んでいい気がしています。
ちなみに最高にカッコいいホーム画面は全部で3種類用意されているので、僕のような厨二病諸君はお好きなものを選んで常にバイブス上げていきましょう!




開封の儀と本体の仕様チェック
ここまで判明した数々の素晴らしい特徴から「SRD 5 Proが49,800円でもコスパ良好」と判明したところで、お次は開封の儀と本体の仕様チェックに移りたいと思います。
開封の儀:同梱品チェック
それでは早速SRD 5 Proの開封の儀を執り行いますが、まずはパッケージの高級感が素晴らしいと感じました!
いかにも「ハイエンドモデル感」が溢れるパッケージを開封すると、中から出てきたのは「本体、前後ドラレコカメラ、TPMS、電源ケーブル、ハンドルマウント、必要な工具と結束バンド、簡易説明書(ネットで見る系)」でございました。
どうしてもスマートモニターは同梱品が多くなりがちなので、開封後にあれやこれやと混乱してしまいますが…これはカテゴリーごとに袋で小分けされているのが好印象でした!
ちなみにドラレコ記録用のMicroSDカードは同梱されていないので、これだけは別途用意する必要があります。



本体の仕様チェック
お次は本体の仕様チェックですが、まずは見た目のヘビーデューティー感と「良いものオーラ」を感じてしまった次第です…
僕が思うに「世の中の全ての良いもの」は…実際に使わなくても見ただけ、触っただけで「あぁ、これはきっと良いものだ」と直感的に分かるものですが…SRD 5 Proはまさにそれに該当します。


本体の構成としてはディスプレイと電源・前後カメラ用の接続用ケーブル、それから背後にハンドルマウントとの接続部、そして底面のカバーを付属の工具を使って開けるとMicroSDカードスロットが出てくる…という実にシンプルな構成です。


車体への取り付け
SRD 5 Proの車体への取り付けは主に「ハンドルへのマウント、電源の確保、前後カメラの設置、TPMSの取り付け、配線と配線整理、各部の微調整・確認」の6つの工程が必要です。
…ってことで、今からひとつひとつ解説していきますが、SRD 5 Proに限らずスマートモニターの取り付けは配線やカウルの脱着など色々と大変な作業になるので…僕としてはバイクショップに任せることをおすすめします。

ハンドルへのマウント
SRD 5 Proのマウントは一般的な「ハンドルを挟み込んで固定するマウント」になっており、付属の工具だけで作業できます。
もちろん一般的なハンドル径に合わせたアタッチメントや滑り止めテープなども付属しているので、愛車のハンドルに合ったものをセレクトして取り付けましょう。


マウントと本体の接続は、本体側のボールジョイント部をマウントで挟んでネジ止めするだけですが…作業角度的にネジを落とす可能性があるので、そこだけは要注意です。
ちなみにマウントの各ネジ止め部は、最後にディスプレイを見やすい位置に微調整することを考慮した上で、あくまで仮止め程度の力で固定しておきましょう。



電源の確保
SRD 5 Proの電源は車両バッテリーから取り出す必要があり、USB給電には対応していません。
すなわち電源ケーブルをバッテリーのプラスとマイナス、それからイグニッションのON・OFFと連動するACC電源に繋ぐ必要があります。
ぶっちゃけバッテリーのプラスとマイナスに繋ぐ分には至って簡単な作業ですが、こういった電装系の作業が初めての場合は「ACC電源の確保」がやや難しいかもしれません…



無事に電源ケーブルの接続を終えたら、一旦この時点で本体側の電源ケーブルと接続した上で、イグニッションのON・OFFで本体の起動・終了が正常に行われるかチェックしておきましょう!
仮に全ての作業を終えた後に「あ、電源が入らない…」なんてことになると…漏れなくフォースのダークサイドに堕ちますので要注意です…


前後カメラの設置
お次はドラレコ用の前後カメラの設置ですが、これはありがたいことに両面テープでペタっと貼り付けるだけでOKなので、極力平らで振動を受けにくい場所に設置しましょう。
ちなみにカメラには「前後の区別」があり、ケーブルのコネクタが青い方がリアカメラ、それから黒い方がフロントカメラと決まっているので、ここも貼り付け後にダークサイドに堕ちないように要注意です…
なお、カメラ設置後は両面テープなのでしばらく時間を置いて、実際に走り出す前にディスプレイで画角を確認しながら付属の工具で角度調整をしましょう。






TPMSの取り付け
続けてTPMSの取り付けですが、これはめっちゃ簡単です!おそらく一連の取り付け作業におけるボーナスステージだと思っています。
具体的には前後タイヤのエアバルブキャップを外してから〜の、付属の工具を使ってセンサーを取り付けるだけでOKです!
はい、なんら難しいことはありません、説明書に書いてある通りのことをすれば5分もかかりません。




配線と配線整理
ハイ!遂にここまで来てしまいました!いよいよラスボスの登場です!ぶっちゃけここまでの作業は少なくても「ACC電源の確保」を除けばそんなに難しくはありません。
…ってことで、これまで設置してきた各ユニットのケーブルを本体に差し込んでから〜の、それらが目立たないように例えばカウルの中を這わせたり、あるいは結束バンドでフレームにくくりつけたり…場合によってはあんな場所のこんなパーツを一旦外したりして…とにかく配線様を全力で外から目立たないように整理する必要があるんです!
そして、この工程こそが「バイクいじりの上手い下手」が顕著に出てしまう工程で…ものの数分で終わる人もいれば僕のように数時間かかる人もいるんです、はい…
…ってことで、気合いと根性で頑張って配線を整理しましょう!ゴールはすぐそこです!




各部の微調整・確認
はい、取り付け作業自体は配線整理で完了していますが…最後に例えばディスプレイを見やすい位置に微調整したりとか、ハンドルを左右に切った時にケーブルの引っ掛かりがないかを確認したりとか…そういった各部の微調整・確認を済ませれば…これにて取り付け作業は完了です!


実際に使ってみた感想
最後はセローちゃんに取り付けたSRD 5 Proを実際に使ってみた感想をお届けします!
まずはやはり「画面の見やすさ」が素晴らしく良好で、それなりの日差しがある日に走ってもきちんと表示内容を視認できます!
それこそSRD 5 Proには「日除のバイザー」が付いてないのに、この画面の見やすさはかなり優秀だと思った次第です。
これなら5インチという絶妙な画面サイズと相まって、CarPlayやAndroidAutoのナビアプリの案内を見逃すことがありませんね♪

続けてデジタルスピードメーターの件ですが、大切なことなので2回目ですが…まるで1998年製の僕の年代物のセローちゃんが…令和の最新バイクにトランスフォームした気分になりました!
ぶっちゃけ、この手のGPSを利用したスピードメーターって、一応作動はするけど実際のメーター表示との誤差が大きかったり…それこそ日差しがあると走行中に見えなかったりする「残念なもの」が多かったりしますが…
ところがSRD 5 Proのこれは普通に実用的で見やすく、しかもこれまた大切なことなので2回目ですが…厨二病にはたまらないカッコいい表示で超お気に入りです!
加えて走行後のログ表示もこれまた実用的で「普通に使える」ってところがナイスです。



続けてドラレコに関してですが、今回はじめて録画データを見た瞬間に漏れた言葉が「え!?想像以上に綺麗やん」でした(僕は関西人ではありません)
まず第一にドラレコとしての画質が必要十分以上なレベルで、加えて先に説明したようにスピードメーターと位置情報も記録されているので、これは「いざという時に確固たる証拠として役立つ」と確信しております!
それともちろん一般的なアクションカメラよりは画質が劣りますが、何よりドラレコは「常時録画」というメリットがあるので「モトブログ的に美味しい決定的な瞬間を撮り逃した際のカメラ」としての役割を果たしてくれるのでは?と期待が膨らんだ次第です。

それとやはりハイエンドモデルらしく「基本性能が高い」というのは素直にありがたいポイントで、とにかくサクサクと動くのでストレスを感じることなく、信号待ちでも余裕でグローブをはめたまま操作できちゃいます!
そして常時表示できるバックモニターにもなるとか…しかも濡れたままでも操作できるとか…そして何よりこのクオリティと全部入りが税込49,800円で手に入るとか…これは、これはついに極まってしまったのかもしれません…
ってことで!スマートモニターここに極まる!カスタムジャパンのSRD 5 Proをぜひお試しあれ(最高の笑顔)

(編集協力:株式会社カスタムジャパン)








