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維持費は?故障は? ショップ選びのポイントは? バイクの輸入モデルのビギナーはここをチェック!! 

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自分と同じバイクに乗っているライダーに会うと親近感を感じつつも、その数があまりにも多いと、「ひとと一緒はいやだな……」と思うライダーは多いはず。

イタリアのブランド『イタルジェット』。小排気量車を中心に個性的なモデルをラインナップ。写真のドラッグスターは、センターハブステア機構を採用し、パイプをトラス状に組んだトレリスフレームを用いるなど、外観からして強烈で個性的。

そこで、愛車の候補に挙がるのが輸入車だ。

国産車に比べ輸入車は絶対数が少ないから、自分の愛車が他のライダーが乗る車両とかぶることも少ない。
デザインや走りに関しても優等生的な国産車と比べたら、輸入車は個性的でやんちゃなモデルが多いのも魅力のひとつ。

しかし、輸入車を所有するにあたって、維持費、故障、購入先のショップ選びなどで不安を感じ二の足を踏んでいるひともいるのではないだろうか。

国産車に加え複数メーカーの輸入車も扱っている、ワースワイルグループのMFDモトフィールドドッカーズの埼玉戸田店で、輸入車の維持費、故障の現状、失敗しないバイクショップ選びなど、輸入車を所有したい人が気になるところを聞いてみた。

MFDモトフィールドドッカーズ埼玉戸田店の店長・大前さん。複数の車両を所有する生粋のバイク好き。
目次

ズバリ聞きたい! 故障大丈夫?

イタリアのバイクブランド『ベネリ』。クラシカルなスタイルのモデルから、近代的なロードモデル、アドベンチャーなど幅広いモデルをラインナップしている。

輸入車は国産車に比べて故障が多そうだし……いろいろ大変そう。
そう思っているひともいるかもしれない。実際のところどうなのだろうか?

「昔の輸入車のイメージでそう思っているのかもしれません。
今は輸入車=壊れやすいということはありませんよ。

その理由は主に二つ考えられます。
各パーツの精度が上がったことと、インジェクション化されたことが大きいです。

バイクは様々なパーツによって成り立っていますから、一つ一つのパーツの精度が重要です。
パーツを作る機械も年とともに進化し、製造工程や品質管理も昔とは比べものにならないぐらいに効率化、厳格化され、各パーツの精度は非常に高くなっています。昔の輸入車だとモデルによっては〇千キロ走ったらオーバーホールが必要、とかありましたが、今の輸入車は耐久性もあり国産車と同じ感覚で乗ることができます。

また、昔のバイクの不具合としてよくあったのが、始動不良です。
キャブレターだったため、エンジン始動にはやらなければいけないことがいくつかあり、それに失敗してプラグをかぶらせてしまったり、セルスターターを回しすぎてモーターが焼けたり、バッテリーが上がってしまったりといったことがありました。
それに比べて現在の国産車と同様に輸入車のほとんどがインジェクション化され、何もしなくてもセルボタンを押すだけで誰でも簡単にエンジンを掛けられるようになりました。

今売られている新車で購入できる輸入車は気難しいということはなく、国産車と同じように乗ることができます」と、MFDモトフィールドドッカーズ埼玉戸田店の店長・大前さんは話す。

機械だから国産車も輸入車も壊れることはある。ではその違いはどこに?

「国産メーカーといっても、そのすべての車両が日本国内で生産されているわけではないです。海外の工場で生産されているものも数多く存在します。では、国産車、輸入車の大きな違いは何かといったら、生産台数が圧倒的に違うこと。

機械ですから絶対に故障しないということはありません。これは国産車も輸入車も同じです。不具合が生じないよう幾度もテストを繰り返して車両が世に出てくるわけですが、様々な環境や乗り手の違いによって、事前のテスト段階では見つからなかった問題が販売されてから発見されることもあります。

その車両に不具合が見つかるまでのスピードが国産車と輸入車とでは違います。
国産車のように生産台数の多い車両なら、それら不具合がメーカーへ一気に上がってきて、その問題部分の解明と解決策がとられます。対して、生産台数の少ないメーカーの車両だと、不具合がメーカーに集まってくるのも遅いため、どうしても問題の解明は遅くなります。

ただし、情報を共有するスピードはインターネット環境が進んだため早いですし、輸入車を取り扱う総代理店があるため対処するまでのスピードも非常に迅速です。

昔の〝輸入車だから故障しやすい〟というイメージは過去のモノですね」。

イタリアのバイクブランド『ファンティック』。トップブリッジにアルミ削り出しを使ったり、高剛性な倒立フロントフォークを採用したりと、高品質なパーツを使い所有欲を満たす作りが特徴。

輸入車のバイクの維持費は高いの? 安いの?

ビンテージバイクのようなルックスで、買い求めやすい価格を実現した『MUTTモーターサイクル』。取り回しが楽で、気軽に街乗りできるバイクでありながら、新車でこのスタイルが手に入るのは輸入車モデルならではだ。

車両価格を見てみると国産車の価格が高くなっていることもあり、輸入車との価格差は少なくなっている
その分、輸入車を購入する際のハードルは低くなっているが、維持費はどうなのだろう?

「パーツの精度向上によって壊れにくくなっているので、修理費がかさんで高くつくということはありません。
整備に関しては、現在の車両は電子制御コントロールユニットが搭載されており、その状態をスキャンする故障診断機があります。
国産車も輸入車もこの故障診断機を使って車両の問題をチェックし整備するので、国産車も輸入車も手間や掛かる時間の違いはなくなってきています」

バイクの維持費を抑えるためには?

「輸入車だからという訳ではなく、国産車にもいえることですが、故障したらパーツ単品の交換ではなく、そのパーツが組み込まれたアッセンブリーでの交換が多くなっています。例えばキャブ車だったらフロートバルブだけを交換すればよかったところが、インジェクション車両だと全体をまるごと交換、といった具合です。

アッセンブリー交換だと全体を交換するので、不具合を一気に解消できますがパーツ代は高くなります。
そこで心配な人は各ショップなどが用意しているメンテナンスパックなどにあらかじめ入ると安心です」。

輸入車のメーカー保証期間が長くなった理由

「今の輸入車のメーカー保証期間は、国産車と比べても遜色ないほど長くなっています。
それは製品の精度が上がり、不具合が出にくくなっているから。

ただし、このメーカー保証を受けるためには、定期的なメンテナンスをすることが条件です。
輸入車だからメンテナンスを受けることが厳しく管理されているわけではなく、国産車もメーカー保証をしっかりと受けるためには定期的なメンテナンスが条件付けられています。

定期的に適正なメンテナンスを行うことで不具合を事前に見つけられますし、最終的に維持費を抑えることにつながります」。

輸入車を購入するお店選びはどうしたらいい?

国産車と輸入車の違いがあまりなくなってきている現在、つまるところは〝お店選び〟が重要になってくる。
インターネットが発達して、販売している価格もどこが安いなど調べればわかる時代。でも、バイクは購入してからも定期的なメンテナンスが必要であり、金額だけで購入するのではなく、よいお店を選ぶことが重要だ。

〝おいしい話〟しかしないお店は注意

「万人向けに作られている国産車と比べ、見た目や走りに個性のある輸入車は、人と違うので所有欲を満たし、バイクに乗っている時間をより濃厚なものにしてくれます。反面、ユーザーの体格や使い方によっては、マイナスな部分が生じたりします。

その輸入車を実際に購入するユーザーに対して、お店がどこまでその車両のことを話してくれるか、ユーザーに向き合って適切なアドバイスをしてくれるか、ですね。
ユーザーにとってプラス部分の情報しか伝えてくれない一方通行のお店で購入すると、購入後に〝こんなんじゃなかった……。想像と違う〟となってしまうわけです」。

お店から自分がどのように接してほしいのか?

「お店の規模によっても変わってきます。
多くのメカニックを抱えているような大きなお店は、ユーザーへの対応も画一化され、メンテナンスなどの対応も早いです。
対して、個人店で小さなお店だと、対応は柔軟ですが時間が掛かったりします。
中規模店だと、その中間的な感じですね。

単一メーカーの輸入車を扱っている大きなお店だと、最初から買う気で訪れればいいのですが、なんとなく入店するとなると輸入車ビギナーにはちょっとハードルが高く感じるかもしれません。そのかわり、接客は至れり尽くせりですね。
個人店はユーザーとの相性もあるから、合う合わないはありますよね。
中規模店だと、ほどよい距離感で、輸入車ビギナーにもハードルは低いと思います」。

輸入車選びはお店選びであり、結局のところ人選び

「輸入車だから、国産車だからということはなく、バイク選びはお店選びであり、結局のところ人選びにつきると思います。
バイク好きが働いているところ、生き生きと働いているところで購入するのが一番です。

お店に足を運んで、実際にお店のスタッフと話してみて、自分と合うのか確認することですね。
かりにインターネットで購入する場合でも、メールの文面だけのやりとりだけでなく、電話で直接話してみること。
そうすれば、どのようなお店なのかある程度想像できるのではないでしょうか」。

輸入車購入のポイントを説明してくれたモトフィールドドッカーズとはどんなところ?

MFDモトフィールドドッカーズは、国産車の新車はスズキを中心にホンダを扱い、輸入車の新車は、GPX(ジーピーエックス)、FANTIC(ファンティック)、aprilia(アプリリア)、ROYAL ENFIELD(ロイヤルエンフィールド)、ITALJET(イタルジェット)、BENELLI(ベネリ)、MUTTモーターサイクル、PEUGEOT(プジョー)、Vespa(ベスパ)、MOTO GUZZI(モトグッチ)などを取り扱い、KTM、Husqvarna Motorcycles、GASGASの専門店も展開している。中古車も扱っており上記のメーカー以外の車両も店頭に並ぶ。

国産車、輸入車を幅広く扱っているので、これまで国産車にしか乗ってこなかったユーザーも足を運びやすいのが大きなポイント。

各店舗には輸入車を含め豊富な試乗車が用意され、予約無しでフラッとお店に行ってもOK。試乗の際には誓約書に必要事項を記入すれば無料で試乗でき、その際にはスタッフが最低1名は同行してくれる。購入や乗り換えを検討している人には嬉しいサービスだ。
また、大試乗会と称し各地の店舗で定期的に大規模な試乗会も実施される。

輸入車に興味があるなら、是非ともMFDモトフィールドドッカーズに足を運んでみてほしい。
取り扱っている輸入車メーカーの数の多さはもちろんだが、昔のバイクショップのようにユーザーに寄り添ってくれつつも、誰でも入りやすいショップの雰囲気をもつ。その絶妙な距離感はバイクビギナーでも居心地がよく、また、何台もバイクを乗り継いできたベテランユーザーにとっても、高い整備力から安心してバイクライフを楽しめることだろう。

大前さんが複数台持っているうちの一台、ハスクバーナモーターサイクルの701スーパーモト。

MFDモトフィールドドッカーズ埼玉戸田店
埼玉県戸田市笹目4-19-21
TEL:048-449-0502
営業時間:10:30~19:00
定休日:毎週火曜日・第1、第3水曜日

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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