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スムーズな出だしでバイクが生まれ変わった!? シンセティックゾイルでCRF250Lをオイル交換!

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メンテナンスの基本にして、愛車を長持ちさせる最も重要なことがエンジンオイル交換だ。
今回はロングツーリングを2本走り、前回のオイル交換から4500km走行していたCRF250Lのオイル交換を行った。

使用したオイルは、エンジンオイル添加剤でおなじみのスーパーゾイルのラインナップに並ぶ『シンセティックゾイル 10W-40』だ。

オイルの紹介や交換手順を紹介する前に、同オイルに交換後の変化をのっけから言ってしまうのも何だが、オイル交換後は出だしが超絶スムーズになり、ギヤの入りも見違えるほど良くなったのだ。これにはCRF250Lオーナーもその変化にかなり驚いていた!

では、オイル交換の重要性、今回使用するオイルの特徴、オイル交換の手順を紹介していこう!!

目次

バイクのエンジンオイル管理は超重要!

エンジンオイルは定期的な交換が必要となる消耗品だ。だからといってメーカーが推奨する距離や時期を守ってさえすればどんなオイルでも良いというわけではない
そもそもエンジンオイルには部品の摩擦を軽減し潤滑させる目的以外にも、冷却作用、洗浄作用、シール効果、騒音の低減といった役割も担っているからだ。

エンジンオイルはベースオイルに、酸化防止剤、摩耗調整剤、粘度指数向上剤、洗浄分散剤、消泡剤などなどさまざまな添加剤が入ることで、エンジンオイルの性能をキープできるようになっているのだ。

格安品のオイルではこの添加剤にコストを掛けていないため、劣化しやすく交換サイクルも早くなる。
だからこそ確かな性能のオイルを選びたい

オイル交換で使用した『シンセティックゾイル 10W-40』とは?

左の黄色いラベルの商品が今回使用した『シンセティックゾイル 10W-40』。右の青いボトルの商品は『スーパーゾイル ECO for 4cycle 4サイクルエンジン用』だ。

シンセティックゾイル 10W-40』とは、シンセティックオイルにスーパーゾイル成分が最初から配合されているエンジンオイルだ。

バイク乗りなら『スーパーゾイル』という商品名を耳にしたことがあるはず。これはエンジンオイル添加剤の一種で、エンジンオイルに混ぜて使用することで、エンジンの性能や耐久性を向上させる効果がある。
その理由は極めてなめらかで強靭な金属表面を再生することで摩擦を低減してくれるから。結果としてエンジンの燃費やパワーが向上し、エンジンの寿命をも延ばすことができるのだ。

通常のスーパーゾイルの使用方法は、エンジンオイルの交換時にオイルの規定量に合わせて5%〜10%程度(商品によって添加する割合は異なる)を添加する。自分が使い慣れているエンジンオイルがそのまま使えるという利点はあるが、規定量を計らなければいけないため、やや手間ではある。

そこで今回使用した『シンセティックゾイル 10W-40』だ。
100%化学合成オイルをベースに使用し、そこにスーパーゾイル成分が配合されているので、ただオイル交換をするだけで高い潤滑性能を体感できる!

エンジンオイルの交換目安はどれぐらい?

バイクのオーナーズマニュアルに記載されている交換サイクルが、昔のバイクと比べて最新のバイクは長くなっていることに気がついているユーザーもいることだろう。これはエンジン自体の耐久性や、昨今のオイルが向上したということが理由だ。
事実、今回オイル交換を実施したCRF250Lのメーカー推奨の交換サイクルは、初回のみ1000kmでそれ以降は6000kmまたは1年ごとと記載されている。

メーカーが言うのだから問題はないのかもしれないが、走り方や使うシチュエーションでオイルの劣化は大きく異なってくる
そもそもバイクのエンジンオイルはクルマと違い高回転までエンジンを回すのと、エンジン、クラッチ、ミッションのすべてを同じオイルで潤滑する。劣化はその分早いため、できたら早めの交換を心がけたい

このCRF250Lのオーナーは、林道が大好きで街乗りからロングツーリングまでガッツリと使う派。
前回のオイル交換後には、北海道ツーリング(約1200km ※約700kmはダート)と四国一周(約2900km)に行き、その他での使用なども含めトータルで4500kmほど走っていた。ギヤの入りも渋くなり、エンジンからのノイズも大きくなっていたという。

エンジンオイルの交換目安は、距離3000kmもしくは半年。または前述のようにギヤの入りが渋くなってきたら、距離や期間に関わらず交換をしたほうが良いだろう。

CRF250Lのオイル交換の手順

それでは、『シンセティックゾイル 10W-40』に交換する手順を紹介していこう。
オイル交換作業自体は比較的簡単だから、ポイントを押さえてチャレンジしてみてほしい!

交換に当たって必要なものとは?

エンジンオイル

シンセティックゾイル 10W-40 1000ml 4730円(税込)

オイル交換時に必要となる容量を用意し、メーカー推奨のエンジンオイルに準じた製品を選ぼう。
インターネット上には他ユーザーが交換したブログ記事などと一緒に数値が記されていることもあるが、それが間違っていることもある。
かならずオーナーズマニュアルに記載されている情報でエンジンオイル交換に必要となるオイル量の数値等を確認しよう。

工具類&オイル交換で必要なもの

今回はエンジンオイルとともにオイルフィルターも交換するため、ドレンボルト、オイルフィルターカバーそれぞれを外すサイズのメガネレンチ(12mm、8mm)とボックスソケット(12mm、8mm)を用意。
あとは、ドレンボルトを締め込む時に使用するトルクレンチ。メンテビギナーはどれぐらいの力でボルトを締めればよいのかわからないため、強く締め込みすぎることがある。メンテビギナーこそ適正なトルクで締め付けられるトルクレンチは用意したい。

工具や外したボルト類、カバー類が無くならないようトレーがあると効率的に作業ができる。

排出したオイルを受けるバット類(オイルパックリなどそのまま捨てられるものだとより作業が楽だ)、オイルを注ぐオイルジョッキ、オイル量を計るメスシリンダー、オイル汚れをきれいにするウエスとパーツクリーナー、軍手や作業用手袋も用意。

あると便利なもの

オイル交換をすると地面にオイルが垂れてしまうことがある。ダンボールなどを敷いても良いが、マットがあるとさらに便利。
膝をついて作業するとウエアが汚れたり膝が痛かったりする。100円ショップで売っている農作業時に使う膝パッドが膝の保護と汚れ防止にかなり使える!

エンジンオイル交換手順

エンジンを暖機

エンジンを暖機してエンジンオイルを柔らかくすることで、エンジンオイルをスムーズに排出できる。
エンジンがほんのり温かくなればOK。

ドレンボルトを外す前に汚れを除去

ドレンボルトを外す前に、周囲の汚れを落としておく。

オイルキャップを外す

エンジンオイルが抜けやすいよう、オイルキャップを予め外しておく。

ドレンボルトを外す

ドレンボルトのサイズに該当するメガネレンチ(12mm)やボックスソケット(12mm)でドレンボルトを外す。
片方が開いているオープンレンチやモンキーレンチだとボルトを舐めてしまうことがあるので使わないこと。

緩んだらあとは手を使う

ある程度ドレンボルトが緩んだら、残りは手で外していく。

オイル排出時は火傷に注意!

暖気してほんのりエンジンが温かい程度ならエンジンオイルの温度はさほど高くないが、ある程度走った状態だとエンジンオイルの温度はかなり高くなっている。できたらある程度温度が下がった状態で行いたい。火傷や怪我の防止のためにも、軍手や作業用手袋は着用しよう。

ドレンボルトの汚れを落とし、ワッシャーも交換

ドレンボルトの汚れをパーツクリーナーで落とす。
また、ドレンボルトのワッシャーは新品に交換する。
ワッシャーがないと、ドレンボルトを締め込んだ時にエンジン部分へドレンボルトがどんどん食い込んでいってしまう。ワッシャーはそれを防ぐためと、ドレンボルトが緩むのを防止するために使われている。
なおワッシャーは締め込むと変形するため、再利用はできない。

使用済みのワッシャーをよく見ると段がついているのを確認できる。

オイルフィルターカバーを外す

オイルフィルターカバーを固定しているボルトのサイズに該当するメガネレンチ(8mm)やボックスソケット(8mm)でボルトを外す。

オイルフィルターを圧着するスプリングもきれいに!

オイルフィルターカバー側にはオイルフィルターを圧着するスプリングがある。そのスプリングもきれいにしておこう。

パッキンを外し残りのオイルを除去

オイルフィルターを外し、微妙に残っているオイルをウエスで拭き取る。
外したパッキンは再利用不可だ。

オイルフィルターを装着

新しいオイルフィルターを装着するのだが、向きがあるので注意してほしい! 
そもそもCRF250Lでは反対向きにオイルフィルターをつけようにも固定できないので、間違えようはないはず。ただし、他のモデル(KLX250など)によっては外側にOリングを向けて装着する場合もある。フィルターカバーを外した時に、オイルフィルターがどちらの向きなのか覚えておこう。ちなみにオイルフィルターを逆向きにつけてしまうと、エンジンオイルが循環されないためエンジンが焼き付くなどの不具合が…。

オイルフィルターのOリングにオイルを塗布

オイルフィルターのOリングに新品のエンジンオイルを塗布することで、締め付け時にねじ切れる心配がなくなり密着も良くなる。

オイルフィルターカバーをボルトで固定

オイルフィルターカバーは4本のボルトで固定されている。1本のボルトを完全に締めてから次のボルトを締め込むのはNG! 対角の順番で4本のボルトを徐々に締め込んでいくこと。そうすることでオイルフィルターカバーを均等の力で確実に固定できるのだ。

ドレンボルトを固定

新品のワッシャーをドレンボルトに装着しドレン部分に固定していく。まずは手でドレンボルトを締めていき、ある程度締まったところから工具を使用し、最後の本締めの部分でトルクレンチを使う。

必要なオイル量を計測

エンジンオイル交換で必要となるオイル容量をメスシリンダーで計測。
オイルフィルターの交換の有無で必要なエンジンオイル量は変わってくる。
CRF250Lの場合、オイルフィルター交換時は1.45L、交換しない場合は1.35Lだ。

エンジンオイルを慎重に注入

エンジンオイルの注ぎ口から、オイルジョッキを使って注入していく。
注入し終わったらオイルキャップを締める。

エンジンを始動してチェック!

エンジンオイルを交換したら、エンジンを始動してドレンボルトやオイルフィルター周辺からオイル漏れがないかチェック。
2〜3分アイドリングさせたらエンジンを停止して、オイルレベルをエンジン下部の窓から確認。
規定量よりエンジンオイルが少なかったら補充をしよう。

再び同じことを繰り返し、オイルレベルが規定範囲内に収まっていたら、これにてエンジンオイル交換は終了だ。

交換後の感想
「驚くほどにスムーズで、特に走り出しが軽い!!」

エンジンオイル交換後の変化に驚いていたオーナー。
「出足が相当スムーズになっていたのに驚きました!
もともとスタート時の1速に繋げるときだけクラッチを使って、2〜6速へのギヤチャンジではエンジン回転数をあわせてノークラッチでギヤを変えて運転していました。ギヤの入りがウルトラスムーズになって、エンジンからのノイズもなくなりました」と絶賛。

さて、通常のオイル交換&オイルインプレだとこれで終了となることが多いが、次回の記事ではオイル交換後の『シンセティックゾイル 10W-40』の耐久性や、ある程度走った状態でのオイルのインプレをお伝えしよう!
乞うご期待!!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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