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この症状が出たらバイク用チェーンは寿命!プロが解説する「要交換3つのサイン」とは?

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【brand pickup】

目次

交換時期の判断が難しいバイク用チェーンの「#チェーン診断」

バイクの消耗品の中でもタイヤやブレーキパッドのように、見た目ではっきり交換時期が判断できないのがドライブチェーンだ。

しかし、エンジンからの出力を後輪に伝える大切な役目を担うチェーンが摩耗、劣化しているとスムーズな走りが阻害され、パワーロスに繋がるだけでなく思わぬ危険に繋がるケースも考えられるので、適切な交換時期の把握は重要である。

チェーンのプロが解説!チェーンの寿命

ここではバイク用ドライブチェーンのプロフェッショナルであるRKジャパンの方に正しい「チェーン診断」方法を解説していただいた。

「チェーンのメンテナンスは走行性能の維持と安全性に繋がりますし、チェーンが綺麗だと足回りが締まって見えますね」という開発部の今成さん。

「お客様のバイクのチェーンを拝見する機会も多いですが、しっかりメンテナンスが行き届いていることは意外と少ない印象です」という二輪営業グループの西貝さん。

これを読めばチェーンが交換時期にあるか否かが判断できるはずだ。

チェーンの「サビ」や「伸び」はチェーン交換のサインか?

チェーンにサビが出てしまっていると、すぐに交換したほうが良いかと思われるかもしれない。しかし、単に表面が少しサビたくらいでは明らかな性能低下には繋がらないケースがほとんどだ。

一方でチェーンのアジャスト範囲を超えてチェーンが伸びている場合は、後述するチェーンの「3つの要交換サイン」がすでに出ていることが多いので、もっと早期のチェーン交換が行われなければならなかったケースに当たる。

RKの推奨するチェーンの交換目安は1万5000km〜2万km

寿命判断の難しいチェーンだが、RKが推奨する目安の距離が1万5000km〜2万kmとなる。しかし、走り方やメンテナンス状況などにもよるので、一概には言えない部分もある。

チェーンが「伸びる」とは?

「チェーンが伸びる」というと永年の使用で金属が伸びてしまうと思われがちだが、実際はチェーンのピンとブッシュ間の摩耗による「ガタ」が「伸び」の原因である。この摩耗によるガタは1箇所ではわずかでも120コマのチェーンのすべてのピン部で起こるとチェーン全体で「伸び」という形で表れてくる。

シールチェーンは伸びない!?

チェーンの伸びの原因はピンとブッシュの間の摩耗によるものだが、シールチェーンはこの部分にグリスが封入されており、潤滑されている。そこに摩耗が発生して伸びるということは潤滑不足に陥っていることを意味し、そこから摩耗の進行は顕著になっていく。

実際にシールチェーンとノンシールチェーンの摩耗(伸び)を比較したグラフを見ると、シールチェーンの方が寿命は長いのは明らかだが、ある一定の段階から一気に摩耗(伸び)が進むのが理解できる。

つまり、シールチェーンの伸び(新品時の初期伸びを除く)が確認できた時は交換時期にある場合が少なくないのだ。

すみやかなチェーン交換が必要とされる3つのサインとは?

ここからはチェーンの交換時期が判断できる3つの代表的な症状を実際の写真と共にご紹介したい。

固着【チェーン要交換症状①】#チェーン診断

正常な状態の新品チェーン。

車体装着状態のチェーンは車体横から見て真っすぐで屈曲部が無い状態が正常だ。

しかし、ところどころでチェーンに曲がっている部分がある場合、これはチェーンの「固着」の症状が出ていると判断できる。

チェーンが一部曲がったままで自重で自然に真っ直ぐにならないということは、シールリングで封入されているグリスが劣化し、硬くなることで、ピンとブッシュの動きが悪くなっているのだ。

初期は動きの渋さという症状が現れ、やがてピンとブッシュが焼き付きに近い状態となりどんどん固着が進んでいくことになる。

ピンとブッシュの間は外からグリスアップできないので、固着症状が出ている=チェーンの交換となる。

ピン回り【チェーン要交換症状②】#チェーン診断

自分のバイクのチェーンのサイドをよく観察してみよう。

左側のピンが回転してしまっている。

向きが規則的に並んでいるはずのピンの中に角度の異なるものがあれば「ピン回り」が発生している証拠だ。

正常な状態の新品チェーン。

ピン回りが発生する原因

ピン回りは先の「固着」と同様に、ピンとブッシュの潤滑不良によって発生する。

ピンとブッシュの間に封入されているグリスが劣化し、潤滑不足となることで焼き付きに近い現象が発生。ピンは圧入固定されているが、その圧入の力を超えて屈曲されることでピンが回転してしまうのである。

シールチェーンの場合はピンとブッシュのグリスは封入されているので、外からグリスアップはできない。やはり速やかなチェーン交換が必要となるのである。

頻繁な急加速を行うなどチェーンに極端な負荷を与えるような乗り方を繰り返した場合、ピン回りが発生しやすくなる。

ピン回りを放置して症状が進むと……

ピン回りが出ているということは、その部分でチェーンの動きが悪化し、ピンとブッシュとの潤滑不良が進んでいる状態を意味する。

ピン回りの部分ではスプロケットとの噛み合いが悪くなるので、やがて連鎖的にその他の部分でも摩耗が発生する要因になる。

シール切れ【チェーン要交換症状③】#チェーン診断

シールチェーンの要ともいうべきシールリングが切れて飛び出していたり、無くなっているような場合もチェーンの交換が必要だ。

シール切れを起こす2つの要因【使用するケミカルに注意!】

シール切れが起こる主な原因は2つある。

ひとつはシールチェーンに不適切なケミカルを使用したことによるゴムの劣化だ。

RKの製品に使用されてきたシールの見本。

チェーンに使われているシールリングは耐油ゴムが使われているが、必ずシールチェーンには専用のチェーンクリーナーとチェーンオイルを使用する必要がある。

RKでは定期的に市販されているチェーンケミカルの中から無作為に選んだ商品を第三者機関に依頼して検査を行っているが、中にはシールに悪影響を与える成分が含まれている商品が確認されている。

つまり「シールチェーン対応」とパッケージで謳われているケミカルでも、実際にはシールに悪影響を与えるものが存在するのである。

そのような商品を使うことでシールが劣化し、シール切れを起こすのだ。

そうした粗悪なケミカルを使わないために、RKではRKを含むチェーンメーカーのケミカル車両メーカーが指定するケミカルの使用を推奨している。

特にRKのチェーンであれば、RKのチェーンケミカルを使用して耐久テストを実施しているので品質的に間違いない。

また、チェーンの手入れを全くしていない場合やチェーンクリーナーを使用後に注油をしていない場合、シール表面の油膜が無くなり、早期劣化によるシール切れを招くことがある。

そういった潤滑以外の理由でもチェーンの注油は非常に重要なので定期的に行うようにしたい。

「シール切れ」2つめの原因は紫外線劣化【長期不動車は注意!】

屋外にカバー無しで保管しているバイクが特に注意しなければならないのが、シールの紫外線劣化である。

チェーンのシールが長期間に渡り太陽光にさらされて、劣化が発生。この劣化によりシール切れが発生してしまうのだ。

つまり、走行距離が少ないバイクでもチェーンのシールが劣化している可能性もあるので、注意が必要になってくる。

3つの症状どれかひとつでも確認できたらプロに相談!

ピン回り・固着・シール切れの3つの症状は、バイクメンテナンスの知識が浅くても自分でチェーンを見て触ってみれば比較的簡単に判断できる。

まずはバイクに乗る前に「#チェーン診断」してみよう!

もし、3つの症状のいずれか、もしくは複数が確認できた場合、それはチェーンの交換時期を過ぎている可能性がある。なるべく早めにバイクショップなどのプロに相談しよう。

詳しいチェーン診断方法だけでなく、メンテナンスや新製品などチェーンに関する最新情報はRKのSNSで紹介されているのでフォローがおすすめだ!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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