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顔が似てるカワサキ『ZXシリーズ』 何を選ぶ??

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KAWASAKI ZX-10R 
KAWASAKI ZX-6R
KAWASAKI ZX-4RR
KAWASAKI ZX-25R

カワサキZXシリーズ
日本を代表するSSの4気筒マシンは400ccクラスに4Rと4RRを迎えてラインナップが充実。
6Rも新デザインとなり登場。250からリッターまでどのZXに乗るのか。

10Rはまさしくフラッグシップと呼べるモンスターマシン。6Rはミドルクラスのスーパーバイク。4RRは驚きの80psのパワー。25Rは回して楽しい貴重な4気筒250cc。
すべて乗って走りを堪能している e50exhaust  がその乗り味をお伝えします。

目次

まさにモンスター 
絶大なパワーを操る本気のSS 
【ZX-10R】

ZX-10R。まさにモンスター。
圧倒的なパワー。10Rを乗りこなすのは簡単ではない。やはりサーキットで走らせるのが、一番似合うマシンである。ただ、じゃあ、初心者には難しいのか、乗りにくいのか。というと、それが違う。初心者にも消して乗りにくいバイクではないのが、カワサキのSSの良いところ。

初心者での速度域では、アクセルワークも優しい。ガバっと開けなければドンと加速することもなく、なによりリッターなのに207Kgという軽い車体が、操舵に安心をもたらしている。ゆっくり流すくらいであれば全然難しくない。リッターの余裕ある低速トルクでなんなく乗れてしまうのだ。ちょっと開ければズイっと動き出すので反応が遅れがちでも間に合ってしまう。余裕があるのだ。

熟練者には、これは一筋縄ではいかない。
もともとカワサキの4気筒は、乗り手の技量を強く反映するエンジン。うまくなればうまくなるほど、走りが良くなっていくのが、面白いところ。速度域が高くなると少々、気難しい。というよりも、よりライダーの技量に素直に反応するマシンなのだ。増せば回すほどにフロントに荷重が増していき、旋回性能が上がっていく。アクセルを開けられないライダーには10Rの本来の楽しさを味わえないのだ。

当然、リッターのエンジンを回していくのは、簡単ではない。すぐにパワーが路面をえぐっていく。コーナーでは、マシンを寝かしていかなければトラクションもしっかりと掛けていけない。速い速度域でマシンをコントロールをする技量が試されるマシン。まさに、SSの醍醐味。乗り手の技術の手数に、ひとつひとつ反応してくれるバイクだからこそ、面白いのだ。H社の誰でも速く走れるバイクとは毛色が違う。

●水冷4サイクル並列4気筒998cc
●最高出力203ps/13200rpm
●車重207㎏ ●シート高 835㎜
●価格:2,365,000円(税込)

オールマイティー 
サーキットからツーリングまで満足 
【ZX-6R】

ZX-6R。速いSSだけれどもツーリングもこなす。
人気のミドルクラス。パワーも十分で10Rよりも扱いやすい。日常でも活躍しやすくて本気を出せばサーキットでも速いのが6R。程よい前傾で、ワインディングを楽しむにはちょうど良い。大型ならではのパワーと所有感も満たしてくれる。ツーリングにも使えて、仲間との旅も楽しめる。まさにオールマイティー。

初心者も扱いやすい。けして気難しいバイクではない。SS至上主義の人たちからは、ツーリングバイクと言われてしまうくらいだが、それは逆にいうと乗りやすいという誉め言葉にもなる。低速のトルクがあるから乗りやすくなっている。前傾も本気のSSよりは楽なので乗りやすい。前傾がキツすぎるとツーリングでは辛い場面も多くなる。実用性もしっかり配慮しているバイクなのだ。

新型が出て顔が変わった。かっこいい。
よりスパルタンなスタイルになりサーキットや峠にもより似合うデザインになった。デザインだけではない。もともと6Rは、走りも音もイイ。コーナーに入るときは、姿勢を動かしたらもう曲がり始めるクイックなハンドリング。これはSSらしいポテンシャルの高さ。4気筒のサウンドも一番心地いい音色だと思う。適度に回せるミドルクラスだからこそ一番良い音を長く聞くことができる。

SSのデメリットである前傾を少しゆるくし、高回転でパワーを出しながら低速のトルクを太くするために600ccクラスながら636ccというチョイ足しをして乗りやすくした。だから本気のSSには出力としては負けていない。むしろ速く走れるのだ。日常の快適性を良くしながらSSとしての走りも満足させる。ツーリングマシンと呼ばれるのは、ツーリングにも使えて便利な、でも速いSSという意味なのだ。

●水冷4サイクル並列4気筒636cc
●最高出力122ps/13000rpm
●車重199㎏ ●シート高 830㎜
●価格:1,562,000円(税込)

最新のテクノロジー 
普通自動二輪で乗れる最高峰のSS 
【ZX-4RR】

ZX-4RR。ついに登場した400cc。
なんといっても普通自動二輪で乗れる。いわゆる中免で乗れるSS。ガラパゴスといわれる日本の400ccクラス。世界では通用しないから作るのに難色をしめすメーカーが多い中、やはりカワサキはやってくれました。しかも、待望の4気筒エンジン。パワーはなんとラムエアで80psという驚愕の数値。

80年、90年代にはたくさんあった4気筒400cc。今ではCB400SFもなくなって寂しいところに満を持して登場。やはり4気筒サウンド。シルキーな吹け上がり、高回転まで回せる楽しさ。14500回転で最高出力を出すなんて一昔前では考えられないハイスペックマシン。低速のトルクもしっかりある乗りやすい現代の400cc。ライディングモード、アシスト&スリッパークラッチ、クイックシフターと最新の技術で楽しませてくれます。

初心者にも乗りやすい、4つの中で一番乗りやすいと思う。
足つきも良く前傾もキツくない。アクセルのドンツキもなく、低速のトルクもある。トルクは少し細いがスピードはいつの間にか出ている。2気筒400ccと比べるとトルクの太さは無い。しかし、速いのだ。これが不思議でシルキーに回っていくので楽しいし、回転でもっていく感じ。25Rとほぼ同じ車体であることも操舵感の軽快さに寄与していると思う。

ただ、カワサキの4気筒エンジンの特徴である回せば回すほど旋回性が増していくという感覚はなく、他のZXシリーズとは異なるコーナリングをする。熟練者は同じカワサキの旋回性を求めると肩透かしを食らう。特に25Rから乗り換えた場合は特に感じると思う。けして旋回性は悪くはないので誤解してほしくないが、コーナリングの仕方、作法がちょっと異なるのだ。これは高回転でパワーを出していく出力特性によるものなのか、25Rと共通のフレームで開発したための副作用なのかわからない。

●水冷4サイクル並列4気筒399cc
●最高出力80ps/14500rpm
●車重189㎏ ●シート高 800㎜
●価格:1,155,000円(税込)

回せる楽しさ 
パワーを使い切れる手軽なSS 
【ZX-25R】

ZX-25R。楽しい。回せる。
250ccで手軽にパワーを使い切れる楽しさ。ツーリングでもぶん回して遊べるのだ。逆に回してやらないとパワーが心もとない。低速のトルクは、がんばって不満が出ないくらいになってはいるが、やはり回した方が軽快に乗れる。昔の250cc4気筒ほど、スッカスカのトルクではない。そこはさすがカワサキ、さすが現代の電子制御である。初めて乗る人なら十分なトルクと思うかもしれない。

250ccとしては高額なバイク。正直、こんなに売れるとは思っていなかったが、乗ってみたら納得。1万回転以上のパワーとサウンド、そしてコーナリングが素晴らしい。カワサキらしい回せば回すほど旋回性が良くなっていく。他のZXシリーズでは、ここまで回せない。しかし、25Rは回せてコーナリングを楽しめてしまう。さらに4気筒サウンドの心地よい事この上ない。病みつきになる。

大型乗りの熟練者も楽しいと思う。
大型では普段メッタニ使えない回転域で、軽い車体を操ることが出る快感。4気筒の回すほどに良さが出ることを知っていれば、バイクの一番おいしいところを使って常に走れる楽しさは格別。熟練者ならおもちゃのように扱える。それでいて、乗り味は本格SSと同じ。高回転でフロントに荷重が増して良く曲がりトラクションもかけて寝かすこともできるのだから楽しくないわけがない。

一方で、初心者にも乗りやすい。低速のトルクは少々、足りていないが、その分、アクセルを開けられるし、速度も速くないので扱いやすい。音だけは一丁前で、かなりデカいのでスピードは出ていなくても速く感じる。足つきも良いし、適度な前傾はスポーツライディングを街中でも楽しめると思う。上達していけば、回して楽しんで走れるのですぐに飽きることもないだろう。このマシンで回せるようになれば、トルクの使い方も自然と身につく。低速時のトルク不足によるエンストだけは気を付けたいが、それも慣れだろう。

●水冷4サイクル並列4気筒249cc
●最高出力48ps/15500rpm
●車重184㎏ ●シート高 785㎜
●価格:962,500円(税込)

各車各様のZXシリーズ 
排気量、パワー、使い勝手、デザイン、所有欲 
選ぶ時のポイントとは?

どれを選んでも楽しいと思う。
全部を楽しみたいのであれば、6R。バランスも良く、どんな用途もこなしてくれるだろう。初心者に勧めるなら4RR。何と言っても最新のマシンだし、それだけ乗りやすくなっている。25Rも良いが、低速のトルクを考えると4RRの方が余裕があって良い。高速も400ccなら不満なくこなせる。

所有欲を満たすのであれば、やはり10R。なんといっても、本格SSの醍醐味。本気でサーキットを走れるマシンが、街中でも扱いやすいんなんて凄いことだと思う。こいつをワインディングで乗りこなせるようになったらカッコいい。意外と熟練者にお勧めなのが25R。回せるからホントに楽しい!ぶん回す技術のある人が乗ると最高です。個人的には、6Rがいいかな。やはりミドルクラスは使いやすいし楽しい。新型のデザインも好み。ZXシリーズはデザインが似ているけれど、ちょっと違う顔を選ぶのも楽しそう。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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