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バイクのブレーキパッドを交換するだけで雨でも効いてコントロールしやすくなるって知ってる?

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【brand pickup】

あなたが使っているブレーキパッドは何系のものか知っているだろうか?

「ブレーキパッドは、ブレーキパッドでしょ?」
「わからないけど、今の所は問題なく止まっているから」
そう答えるライダーは少なくないだろう。

ブレーキパッドのパッド素材には3種類ある。
①繊維系の素材を樹脂で固めたオーガニックパッド
②金属粉を樹脂で固めたセミメタルパッド
③金属(銅など)を母材にして、高温で焼き固めて焼結させたシンタードパッド

オーガニック系ソフトなタッチが特徴だが、制動力ではセミメタル系やシンタード系を上回ることは難しい。

セミメタル系は、オーガニック系よりも制動力が高くバランスは良いが、雨天時に性能が低下する。

シンタード系は他の2つよりも制動性能が高く雨天でも性能低下をしにくい。ただし、パッド素材に金属を使用していることから、ディスクローターへの攻撃性は他のふたつより高いとされる。

現在はセミメタル系とシンタード系が殆ど。リーズナブルな価格設定からセミメタル系のパッドが標準装備されている車両は多い。

価格で商品を選ぶのは、別に悪いことじゃない。
でも、ブレーキはバイクを止める非常に重要なパーツ
エンジンの調子が悪くてスピードの出ないバイクは危険ではないけど、
ブレーキが効かない、もしくは効きが悪いバイクは、ライダーの生死に関わる大問題だ。

そのブレーキパッドを変えるだけで、今のバイクがよりしっかりと止まるようになるとしたら?
こんな安上がりで、簡単なチューニングは他にない!

そこで、シンタードパッドに関して一日の長のある、世界でいち早くシンタードパッドを市販化したフランスのブレーキパッドメーカー『CL BRAKES』を紹介しよう。

目次

CL BRAKESとは?

CL BRAKESの前身であるフランス・カーボンロレーヌ社は1892年に創業した、炭素繊維や焼結金属の分野で社会の下支えを担っていた会社だ。航空機、高速列車TGV用ブレーキの開発・製品化を経て、1994年からモーターサイクル向けシンタード系のディスクブレーキパッドの供給を開始した。

シンタード系はディスクブレーキのディスクへの攻撃性が……、とか、温度が上がらないとシンタード系は効きがよくならないんでしょ? というのは過去の話。

CL BRAKESのシンタードブレーキパッドは、ディスクへの攻撃性、低温時での効きといった問題もしっかりと対処しているのだ。

Remy Gardner, Moto2, Valencia MotoGP, 12 November 2021

CL BRAKESのシンタードパッドは何が違う?

シンタードパッド金属の粉末を焼結させて作られている。
焼結素材には少なくとも10の成分 (銅、青銅、セラミック、グラファイトなど) が含まれ、これらの各構成要素がパッドがディスク上で摩擦する際に重要な役割を果たす。

この金属の混合歩合、パッドの厚み、形状、パッドが付いている金属のバックプレートといった部分に長年のノウハウが集約されているというわけだ。

その高い制動性能から世界耐久選手権、WRC・GPZで優勝するなどモータースポーツの分野でもCL BRAKESのブレーキパッドは活躍している。

ブレーキローターに優しいシンタード

シンタードパッドは、オーガニック系に比べたらブレーキローターへの攻撃性は高いが、CL BRAKESの製品は他社のシンタード系のパッドと比べても攻撃性は低く抑えられているのが特徴だ。

それでいて、雨天などの悪条件でもしっかりと効いてくれる!
濡れた路面では制動距離が伸びてしまうから、コントローラブルでしっかりと効くブレーキパッドは大きな安心材料となる。
シンタードパッドは高性能車両向けとか、スポーツ走行向けというのは古い考え方。
どんな条件でもコントローラブルで、安全に止まれるパッドなのだ。

リアブレーキ専用品でコントールしやすい!

バイクが速度を落とすために大きな役割を担っているフロントブレーキ。
それに対してリアブレーキは車体の姿勢をコントロールしたり、フロントブレーキをあまり強くかけられない砂が浮いた路面や濡れた路面ではリアブレーキが重要になる。

また、人が飛び出して来そうな狭い路地を走る時などにも有効。パニックブレーキでフロントブレーキだけを強握ってしまうと、フロントタイヤがロックして転びやすくなるが、リアブレーキをうまく使い止まることができれば転倒のリスクを減らすことができる。

とにかく、リアブレーキはいかなる場面でもかなり重要な役割を持っているのだ。
ただし、リアブレーキは足で操作するからどうしても細い調整が難しいという側面もある。

このCL BRAKESではそんなリアブレーキの使い方を踏まえ、リア専用に開発した製品がラインナップされている。

『RX3』中~大型バイク向けリア専用。
街乗りからサーキットまで対応できる強い制動力とリニアなコントロール性のリア専用設計。

摩材の分量を変更し、フロントブレーキよりも制動力の立ち上がり方を多少マイルドにし、それでいて入力した分だけ効いてくれる。
姿勢制御がしやすくなっているのだ。

中型から大型向けのロードマシンだけでなく、オフロード用もあるのは嬉しい限り!
オフロードではリアをロックしてスライドさせたり、滑りやすいところで絶妙にトラクションをかけたりと、リアブレーキの役割はオンロード走行以上に大きいからだ。

『X59』オフロード向け リア専用。
オフロードレースでリアブレーキを酷使するような状況に最適なリア専用シンタードパッド。

車種専用設計でより高い制動力を確保

車両のカテゴリー、排気量によってそれぞれブレーキパッドが用意されている。
それらパッドを見比べてみると、同じカテゴリーでも車両によってパッドの厚み、スリッドの入り方が違っていたりする。

これは車両によって走行する速度域が変わってきたり、車両重量の違いによってブレーキパッドにかかる負荷も変わってくる。
そこで、より最適な制動性能を発揮するよう、摩材の中身、厚みを細かく調整し作り分けられているのだ。

オーガニック系よりもコスパがいい!

全性能においてシンタード系パッドはオーガニック系のパッドに比べ、性能は高いが価格も高い傾向にある。
このCL BRAKESのパッド類は、一般的なオーガニック系パッドより価格が高いのは確かだ。

ただし、オーガニック系パッドはパッドの摩耗が早く交換サイクルはシンタード系よりも短い
結果として、CL BRAKESのブレーキパッドを購入しておけばオーガニック系パッドより摩耗しにくいからトータルのコスパは高くなる。

長い目で見たらお得というわけだ。

ブレーキパッド選びで迷ったらシンタードパッドを得意とするCL BRAKES!

バイクのパーツの中で非常に重要な役割を持つブレーキ。
そのブレーキパッドの重要性も理解してもらえたと思う。

ブレーキパッドの交換時期が来たり、今のブレーキ性能に納得がいっていないのなら、
まずはシンタード系のブレーキパッドに変更することをおすすめしたい。
その時にCL BRAKESの製品ならブレーキディスクへの攻撃性が低くコントローラブル雨天でも安心でコスパも高い。ライダーに取っていい事ずくめなのだ!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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